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阪神淡路29年、「感動」も無常…254日目

 阪神・淡路大震災から29年。死者6434人、行方不明者3人、負傷者 43792人。合掌
 能登半島地震、石川県内の死者232人、安否不明者21人、負傷者1037人。合掌
 在日米軍、能登半島地震の支援開始
 海上保安庁・石井昌平長官(59)が羽田空港事故以降初の会見、謝罪
 16日)自民党派閥「清和政策研究会」(安倍派)の政治資金パーティーを巡る事件、安倍派幹部7人不起訴へ。4000万円超不記載の3議員は立件方針
 2023年4月の東京都江東区長選を巡る買収事件、東京地検特捜部、衆院議員の柿沢未途容疑者(52)=東京15区=を公職選挙法違反(買収)で起訴

 大腸ポリープ切除から数日。まだ本格的な運動できず、少しお腹に痛みを感じるとドキドキ。体重がリバウンドの兆し、やばし。

最近の東野圭吾、京極夏彦、筒井康隆と合わない「今の自分」

 最近、東野圭吾(65)、京極夏彦(60)、筒井康隆(89)の、本屋に平積みしている系を久々に買って読んだの、だが。
 いずれも全篇とは言わないが、過去に何冊か読んでいる、好きな方の作家だ。

 東野圭吾『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 』(光文社文庫、2023=単行本は2020)税込990円
 京極夏彦『鵼の碑(ぬえのいしぶみ)』(講談社ノベルズ、2023)税込2420円
 筒井康隆『カーテンコール』(新潮社、2023)税込1870円

 ……むむ。ネット上の評判は高いようだ。が、我が心湧き立たず

 『カーテンコール』は、筒井氏が「わが最後の作品集になるであろう」とする、いろんな媒体に載せた掌編(短編より短い)25作を集めたもの。「だってあんた掌編集を最後に出して儲けるつもりだろ」(同書p222、『プレイバック』=『新潮』(2022.1)初出=とあり、まあ、そんなもの、に見事に自分もひっかかったらしい。
 久々の筒井作品。以前読んだ時とは違い、自分に刺さる何かがないような。いや、断筆宣言挟み書き続けてきたことはリスペクト、だが。自分も年をとり、筒井氏も年をとったのか。

 『鵼の碑』は、百鬼夜行シリーズ17年ぶりの新作長編。古書屋・京極堂(中禅寺)、小説家・関口、刑事・木場、探偵・榎木津、といつもの面々。厚い。読み始める。むむむむ、いつもにまして「前段」が長いような。途中で「理解」をあきらめる。多分、最後に京極堂が説明して、榎木津が奇声を発して。やはり、京極堂が「この世の中には不思議なことなどなにもないのだよ、関口君」と言う。ううううむ。世界観は好きだが。

 『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 』。新しいキャラを作ろうとしている。なるほど。むむむ。そうか、自分のこれまで読んできた東野作品より「軽さ」を感じる。いや、それはそれでいいんだが。。

 だが。だが。だが。
 これは、多分、この3作品と、今の自分が合わない。昔なら合ったのか、3氏が変わったのか、自分が変わったのか。いずれにしても、各氏の作品に触れた時に自分の以前の感動が今は起きない、のは明らかだ。
 勿論、これは個人的、私的感想でしかない。そのうえで、
 起きない感動を、起きました!とは言えない。
 だから、なんだ、だが。
 作品に触れた「出逢い」も無常、時々刻々と変わっていく。

 皆さまのご健康を。

 

 
 
 

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