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【講義ネタ】社会福祉援助技術演習の講義で盛り上がったワーク その③(有名人ドラフト会議)

今回のワークもテレビ番組で行われているものを参照にしたものです。

講義内容としては「グループワーク」に位置づけられます。

このワークでの狙いは、

有名人やグループの強み、弱み、関係性などについて考えることに尽きます。

有名人ドラフト会議

5,6人のグループに分けます。グループには、番組の配役を決めることができるプロデューサーになってもらい、番組に相応しい人をキャスティングしていってもらいます。

ゴールデン、深夜帯など放送時間も決めます。トークバラエティ番組に設定したほうがそれぞれの役割などが明確になってやりやすいと思います。

あとは、プロ野球のドラフトのように自分たちが企画する番組に欲しい有名人を指名し、競合した際は抽選にします。

競合した際は、ゲーム性もあって盛り上がります。

準備と進行が重要

下準備として、先週の授業でどんなことをするのかある程度、説明しておくと効率的に進みます。

もし、LINE等で講義のグループlineなどを作っている場合は、趣旨を説明しておくといいです。

「メインMC、アシスタント、ひな壇などを想定し、必要なメンバーを考えてみてください」とするだけでも、受講生はワークが楽しみになります。

時間の関係もあるので、ドラフトは何巡目までするか、長引いたらどこで止めるかも考えておいたほうがいいでしょう。3グループだと8巡目くらいで90分くらいかかるかもしれません。

重要なことは指名をしてもらった後に、「その有名人を選んだ理由」を尋ねることです。

「Aは周りを見ながら、話ができるので、アシスタントに向いている」

「BとCは場を作ることができるし、トークが苦手っぽいDのフォローができるというか、面白くしてくれそう」など色んな意見が出ます。

それを共有しながら、誰にどんな役割を期待しているか、このメンバーだとどんな機能や展開が期待できるかを想像しながら進めていきます。

これは、受講生が卒業してソーシャルワーカーとしてグループワークをするときに、参加メンバーの組み合わせやグループならではの効果を考察する際の視点を考えてもらう意図がありますので、まとめの時に伝えます。


ちなみに前回開催したときには、こんなメンバーで番組を構成するアイデアが出ました。


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設定は深夜枠ということにしましたが、非常に豪華ですね(笑)。

以上です。

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