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【講義ネタ】社会福祉援助技術演習の講義で盛り上がったワーク その②(誰のエピソードか当てるゲーム)

あくまでの講義の中で行うワークなので、目的をはっきりとさせて、ワークの後には受講生にきちんと意味を伝える必要があります。

今回のワークの目的は、
・話してる人の様子をしっかりと観察する

・嘘をついている相手、嘘をついている自分について振り返る

自己開示

です。

自己開示をネタにしたワーク

このワークも至って簡単です。

①5~6人くらいのグループを3つ(2つでも良いですが、3つのほうが予想の比較ができて、盛り上がります)

②参加者全員にA5サイズ程度の紙を配布します。テーマに基づいたエピソードをそれぞれ個人ワークで書いてもらいます。

③書いてもらったエピソードの紙を誰にも見せないように4つ折り程度にし、講師がグループ単位で保管します。

④グループごとに前に出てきてもらって、講師が一つエピソードを読み上げます。ほかのグループはそのエピソードが誰のものか決めるために、1つ2つ質問し、前のグループはそれぞれ「自分のエピソードでなかったとしても、あたかも自分のエピソードかのように」答えます。

⑤質問タイムが終わった後は、各グループごとで予想して答え合わせをする。

以上です。

前に出ているグループメンバーも自分のもの以外、誰のエピソードかわかりません。自分のエピソードでない場合は、その場で物語を作るので、アドリブ力も試されます。

①のテーマ設定が重要で、「最近、大爆笑したこと」「今まででやってしまった大きな失敗」「ものすごく大変だったこと」などで行ったことがあります。

このエピソードが自己開示の意図がありまして、終わった後でもクラスの中で話のネタになり、関係性が向上しやすいです。あとは、予想することを通して、グループの中でのコミュニケーションも生まれます。


ゲーム感覚で相手の表情、仕草、声のトーンなどをしっかりと観察しますので、相談援助のためのコミュニケーションとして事後の補足説明もしやすいです。

ゲーム性は高いので、講義以外でも活用できると思いますので、ぜひ、お試しください☆







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