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トイレに関する相談で印象に残っているもの(ウォシュレットの乾燥機能)

地域包括支援センターで勤務していた時の話。
 
ある高齢者が和式便器から洋式便器への住宅改修を行いたいとの希望で、
福祉用具の業者と同行訪問していました。
 
やはり足腰の踏ん張りが難しくなると、和式便器へ屈むこともしんどくなりますね。
 
洋式への工事について、説明をする中で、業者から高齢者に質問が。
 
「ウォシュレットの乾燥機能って要りますか?ないと少し値段も安くなります」
 
なるほど。確かに乾燥機能ってあったな。
最近、見ないような気がするけれどって思いながら話を聞いていると、
業者の方が続けて、
 
「まぁ、関西人はせっかちですから、乾燥機能使うって人はまぁいないんですけどね(笑)」
と説明され、結局乾燥機能は付けない話でまとまりました。
 
 
確かに・・・ウォシュレット機能付きを始めて利用した時は
珍しくて使ってみたけれど、それ以来は一切使ったことがない。
 
ただ、これは関西人じゃなくても乾燥を待つ人は少ないのではないかと思ってネット検索。
 
やはり乾燥機能の利用者は少なそう。
使う方の声を見ると、
「痔や傷など、トイレットペーパーで拭くと痛みが出るような症状がある」は重宝されているようですね。
 

あと、以下のリンクが面白かったです。少し引用します。

「『おしり洗浄⇒ペーパーでやさしくあてがい水分を取る⇒温風乾燥で仕上げ』という順番でご使用されているようです。 
必要派の方のご意見としては
「髪を乾かすときだって、普通はタオルで水気をとってからドライヤー」
言い変えますと
「おしりを乾かすときだって、ペーパーで水気をとってから温風乾燥がいいのでは?」
ということなのではないでしょうか。

https://www.sunrefre.jp/staff/index.php/archives/29966

確かにドライヤーと同じ感覚で使うと、十分に拭き取られていないままパンツを履かなくても良いですね。

良い気付きを得られました。
 

今日は他学科に専門外の科目を教えにいくのですが、「トイレや風呂の歴史や文化」についても言及しなければならず、調べている中で色々思い出していました。
 

このネタも使って盛り上がったらいいな。
 
本日は以上です。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました☆



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