後見業務に対する私の向き合い方(全力の下投げ)
今日は福祉関係者からお𠮟りをうけるかもしれませんが、私が後見業務をしている時のスタンスを書いてみます。
タイトルにあるように「全力の下投げ」です。
もう、これに尽きるんですけど、簡単に言うと
「自分でソーシャルワークをするのではなく、ソーシャルワーク機能を発揮してくれる人を頼る」
という意味です。
「自分でソーシャルワークしない」という意味ですが、
私はあくまでも後見人は「代理人に徹する」スタンスです。
宝塚市のHPに成年後見人(法定代理人)の説明がありました。
「本人に代わって」です。
だから
「本人がソーシャルワークをしたいのにできないから、代わりにする」
「本人に代わってソーシャルワークをする」
わけではないですよね。
私がソーシャルワークをするというより、
ソーシャルワーク機能が必要であれば、私が本人の代わりに相談機関に行き、ソーシャルワーカー機能を果たしてくれる方に相談します。
そこに全力を注ぎます。
少し回りくどいかもしれませんが、私はこうすることで、自分の独善的な支援を防ぐようにしていますし、他者のソーシャルワークに触れることは非常に刺激を受けて、本業でソーシャルワークをする時の参考にもなります。
色んな機能を自分一人で抱え込んでしまって後見活動に疲弊されている方もいますが、代理人として果たすべきことは何か、考えるのも一つかなと思います。
もちろん、「この考え方はけしからん!」と情熱を持って活動されている方も知っていますので、これはあくまでも私のスタンスということで。
本日は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました☆
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