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フィンランド旅行記 準備編​

約一年前に行ったフィンランド旅行について書き記したもの。視点は一年前から。


 死ぬまでに行きたい場所はいくつかあるが、宇宙を除いて現実的に一番行きたいのは、北欧に行き、オーロラを見ることだった。
 おそらく大学生の頃にはすでにその願望はあったと思う。23歳でカナダへ留学した時に、留学先のバンクーバーからイエローナイフへオーロラを見に行きたいと思い現地で調べてみたが、1000ドル以上かかるというので泣く泣く諦めた。
 そして今年。去年と今年は太陽風がよく地球に降り注ぐとかで、12年に一度の当たり年らしい。行くなら今だと本格的に調べ始めたのは今年の1月だった。

 もともと一人で行くつもりだったが、ふと両親に話すと二人とも乗り気で、ぜひ行きたいと言う。どうせなら弟も連れて家族で行こうということになっ たのだが、休みの都合がなかなかつかず、やっぱり行けない、やっぱり行けるを繰り返し、結局代理店へ申し込んだのはちょうど出発の一ヶ月前だった。

 オーロラを見れるのはアメリカ大陸のカナダ、アラスカと北欧があるが、アメリカ大陸は前に行ったので北欧に行こうと思っていた。北極圏から北へ行 くほどオーロラは見えやすく、そうなるとノルウェーのトロムソという街か、フィンランドのサーリセルカという街になる。トロムソはなかなか大きな街だが、 明かりが多くてオーロラ観測にはある程度移動しなければならないようだった。それに対してサーリセルカは明かりも少なく、30分もあれば一周できるような 集落らしい。一人ならサーリセルカは退屈しそうなのでトロムソに行こうと思っていたが、家族も一緒なのでサーリセルカにした。

 前に調べた時は7日間で17万くらいからのツアーもあったのだが、ギリギリで申し込んだため飛行機や宿がなかなか空いておらず、結局6泊8日でサーリセ ルカからサンタクロースのいるロヴァニエミ、さらに首都ヘルシンキに行くというツアーになった。一人25万円とだいぶ高い。旅行代理店によるとロヴァニエ ミに滞在するのが三ツ星と高いホテル、さらにロヴァニエミからヘルシンキには寝台列車で行くので料金が高くなるという。


 持っていく荷物については防寒具がほとんどで、


・防寒用のインナー
・フリース
・インナー用のダウン
・アウター用のダウン
・雪山登山用のアウタージャケット


・防寒用のタイツ
・裏が起毛のズボン
・アウトドア用の水を弾くズボン

さらに
・ニット帽
・目出し帽
・ネックウォーマー
・耳あて
・手袋(薄手、厚手、スキー用の3枚重ね)
・靴下(薄手と厚手の2枚重ね)
・防寒防水の靴

他に足用と通常のカイロを付けたものがフル装備になる。
結局現地でカイロは使わなかったが、夜はこれでも寒かった。

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