映画「TAR/ター」〜何から何までケイト・ブランシェット
いつまでも見ていられそうな演技も表情も髪型もスタイルもアクションもピアノも歌もどこをとっても魅力的なケイト・ブランシェット。
どんどん追い詰められていく不穏なハラハラ感。
孤独だから?天才だから?年齢からくるものか?歯止めがかからない傲慢さ。
ケイト・ブランシェットだから感じるのか?同世代だから気になるのかなぁ。女性の強さから来る支配感?は客観的に見ると心が痛い。
この映画撮るのに、彼女はどれだけ精神も肉体も酷使したんだろう。
と思っていたら、ケイト・ブランシェットはこの映画を最後に引退を考えたんたとか…
いやー、やっぱりしんどくて辛かったんですね。
衝撃ラストシーンを見ると、やっぱりリディア(ケイト・ブランシェット)は純粋に音を、音楽を愛してやまなかったんだ思う。
リディアになりきるのに疲れ果てたと思うけど、引退してガーデニングなんて言わないで。リディアのように次の人生の新しい景色を見せて。
と、強く願っている私です。
いやー、魂のこもったいい映画を見ました。
「燃ゆる女の肖像」にも出演していたノエミ・メルランも良かったな。
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