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冬の足音が聞こえる五勝手屋通信〜11月号〜

11月になりました!早いもので今年も残りあと2ヶ月。先月は栗やお芋一色だった街並みもクリスマスやおせちなど少しずつ今年の終わりや来年へ向けての新しい準備が始まっているようです。今月もどうぞよろしくお願いいたします。

\11月のお菓子🍡/

11月のお菓子のラインナップはこちら。今月のお菓子たちはこちら。秋、そして冬の訪れを感じられるラインナップとなっています。目でみて季節を味わってくださいね。

ななかまどの朝

きんとん

少しずつ色が消えゆく初冬の景色に、ななかまどの赤だけ鮮烈です。冷え込んだ朝の白い世界では、とりわけ鮮やかで美しい。生命のたくましさを感じるのです。

なげきの松

しぐれ

新選組の土方歳三が、江差沖に沈む開陽丸に無念の涙を流したのは明治元年11月のこと。嘆きながら拳をぶつけた松の木は、154年のときを経て今も同じ場所に佇んでいます。

秋味

寒天/あんこ

『秋味(あきあじ)』とは、産卵のため秋に川をのぼる鮭のこと。水をはね、輝く銀鱗を和菓子に。ちなみに、背側が黒くて腹側の白いのがおいしい鮭の見分け方。

夢のあとさき

桃山

江差特有のタバ風によって座礁した開陽丸。この船は当時国内最強の軍艦でした。男たちの切なる夢を一身に背負って北上する船体には、葵の文様を掲げていたと言われます。

冬支度

練り切り

森に迫る、冷たく静かな世界の訪れを前に、せっせと木の実を運ぶリスたち。冬眠するものもしないものも、ひと冬を超える準備に大忙し。働き者の姿を練りきりにしました。

\一月一話/

今月の一月一話は【身近なところに、有名人】。いつもに増してとてもほっこりするお話になっています。人の人の縁って不思議ですよね。そしてそれに気づくことがもっと日常を面白くするコツなのかもしれません、。お茶の時間のお供にお読みください。

\イベントのお知らせ/

11/8(水)~14(火)に銀座三越にて「本和菓衆」が開催されます。3年ぶりとなる『和菓子のアン』とのコラボです。五勝手屋は最新作『アンと幸福』の表紙の柑橘にちなんだ「つかの間」を販売。

「つかの間」

五勝手屋羊羹に、煮詰めた砂糖(カラメル)、オレンジのお酒(グラン・マルニエ)、蜜柑の皮を蜜漬けにしたジャムを練り込み、フランスの伝統的なスイーツの「クレープシュゼット」を意識した羊羹に仕上げました。

和菓子ファンの皆様!ぜひお立ち寄りください!

\元気に更新中!/

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北海道出身の方と五勝手屋羊羹の話をすると必ずと言っていいほど"あたま"の部分の話になります。「このお砂糖の部分が大好きなんだよね」「よく兄弟で取り合ったんだよ」聞いているこちらまで微笑んでしまうようなエピソードばかりです。

そんな五勝手屋羊羹の"あたま"の部分だけが商品になりました。その名も「通好み」。懐かしい思い出と共にぜひお召し上がりください。

いよいよ今年も終わりが近づいてきました。少しずつ新年のお菓子もお目見えする季節です。未来を楽しみ、そして何より今を一番楽しんで。また来月元気にお会いできるのを楽しみにしています。