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NFLプレーオフ準々決勝。ディビジョナル・ラウンド4試合でイチ押しは43歳と42歳のレジェンド対決
ワイルドカード・ラウンドでの最大の見どころはタンパベイ・バッカニアーズ対ワシントン・フットボール・チーム戦。史上最高選手のトム・ブレイディと奇跡のカムバック男のアレックス・スミスだと前回の記事に書きました。
申し訳ないことにスミスはレギュラーシーズン最終戦に負った怪我を考慮して、ワイルドカード・ラウンドには出場しませんでした。
そして勝ったブレイディは試合後スミスにこんな言葉をかけたそうです。これぞスポーツマンシップですね! Fワード連発して、品は悪いですけど。
アレックス、俺はお前のことを心から誇りに思うぜ。お前は本当に信じられない奴だ。知っているか? 俺たち全員がお前のようになりたいと思っている。お前は信じられない奴だ。何か俺にできることがあれば、いつでも言ってきてくれ。(角谷訳)
尚、スミスは今シーズン限りで現役を引退するかどうかがメディアで取り沙汰されています。本人は明言を避けているそうです。いずれにせよ、今年のカムバック選手賞は間違いないですね。NFL史上最高のカムバック劇と呼ぶ人もいます。映画化されてもいいくらいだ、と僕は思います。
さて、プレーオフも残すは3週のみ。ベスト8が出揃いました。今週末は準々決勝4試合が行われるわけですが、私のイチ押しはNFCのタンパベイ・バッカニアーズ対ニューオーリンズ・セインツ戦です。
理由はもう明らかですね。バッカニアーズのQBはトム・ブレイディ43歳。セインツのQBはドリュー・ブリーズ42歳。この2人は単にトシをくっているだけではありません。歴代最多タッチダウン数とか最長パッシングヤードとかを争う、NFL史上最高のマッチアップなのです。
今シーズンに限れば、レギュラーシーズンでこの両チームは2回対戦して、セインツの2連勝。ブレイディが合計5回のインターセプトを喫するなど、バッカニアーズがコテンパンにやられています。
しかし、プレーオフは一発勝負。何が起こるか誰にもわかりません。ブレイディの今までの伝説からすると、ここ1番で目の覚めるようなパフォーマンスを見せたとしても、もはや驚くには値しません。
対照的なのがAFCです。こちらの4チームのQBは皆が皆若手なのです。
ラマー・ジャクソン(ボルティモア・レイブンズ) 23歳、ジョシュ・アレン (バッファロー・ビルズ)24歳、パトリック・マホームズ(カンザスシティ・チーフス)25歳、そしてベイカー・メイフィールド (クリーブランド・ブラウンズ)25歳です。ディビジョナル・ラウンドで4つのチームの先発QB全員が25歳以下となれば、NFL史上初の出来事になるのだそうです。
Drew Brees turns 42 today, furthering the age gap between the playoff quarterbacks in the AFC and NFC. pic.twitter.com/o9sxX5nyQO
— Sporting News (@sportingnews) January 15, 2021
おっさんレジェンド対決を見るか、若手スーパースター対決を見るか、それとも全部見るか。今週末が楽しみで楽しみで眠れません! DAZNが4試合ともライブ中継、NHK BSが録画放送するそうです。
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