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コロナ禍の最前線で働く医者たちがオリンピック中止を要求ってニュースが日本より海外で大きな話題に

全国医師ユニオンが東京オリンピックの開催中止を政府に対して公開書簡で要請したというニュースがロイターから発信され、少なくともアメリカ国内のメディアからは日本のそれよりも大きな扱いを受けています。

約6000人の医師たちで構成される集団が、この夏東京でオリンピックをするべきではないと正式表明。これは非常に重大な意味を持つと個人的には思いますし、ロイターも同様です。

僕も含めて、世の中の圧倒的大多数の人にとっては、オリンピックとは単に夏のテレビコンテンツにしか過ぎません。IOC委員だろうがオリンピック相だろうが、彼らだって命がかかっているわけでもありません。

しかし、もしオリンピックのせいで新型コロナウイルス被害がさらに拡大したとしたら、もっとも危険にさらされるのは医療関係者であることは間違いありません。そして彼らはオリンピックにいくら反対していても、もし開催されて感染者が増えたら、それを無視することはできません。

その人たちが、やってくれるな、やるべきではない、と訴えるイベントを無理強いするだけの理由は世界のどこにもない。僕はそう思います。

全国医師ユニオンが内閣総理大臣宛てに出した公開書簡の全文は下のリンクで読むことができます。


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