臆病

GW中に考えていたことは、私の特徴とはなにかであった。

挑戦的であること。頑張れること。人のことを考えられること等々、、
ありきたりなワードを並べてみたが、どれも胡散臭く反例もいくつも思い浮かび、しっくりこなかった。

そんなに私はきれいではない。もっと私の弱さも醜さも愚かさも含めた、根幹的な性分はないか。

あれ。そもそもなんでこんなことをGWに考えているんだっけ。
せっかくなら楽しいことに時間を使えばいいのに。
なんでこんなに本読むようになったんだっけ。なんで旅行先にいくと毎回心臓が少しキュッとするんだっけ。どうして飲み会みたいな集団の人付き合いが苦手なんだっけ。

ずっとずっと、じぶんの苦手を考え続けた結果いきついたこと。
それは私の行動の根源は全て「臆病」から来ていることだ。

GW中にこんなめんどくさいことを考えているのは、仕事が上手くできておらずのうのうと生きていける自信がないからだ。
本を読むようになったのは、自分やその周囲のみの視点だけでは狭すぎるということを休学を通して知って焦ったからだ。
旅行先に行くと不安になるのは未知だからだ。
人付き合いが苦手なのは、不特定多数の人間全員が「今楽しいのかな」と考えてしまったりすることに疲れるからだ。(あと自分自身楽しめていない)

上記のことから、特に人間関係と自分の精神面に関わる安否に臆病なのがわかった。

だからといって、負の側面だけではない。
臆病故に、私は行動してきた。臆病の先に克服があるのも知っている。
臆病故に多面的に捉えようとする努力を行う。

臆病だとわかった、それは臆病を武器にこの世界を渡り歩く1歩だ

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