週刊少年ジャンプ 2020年1号感想

※すべての漫画の感想を書いている訳ではありません。
※感想の量・熱にかなり差があります(ほぼ呪術の感想と化してます)が、ああ好みなんだなと察して頂ければ幸いです。


チェンソーマン

第96話 こんな味

基本的に掲載順に書いていこうと思っていたが、例外的にチェンソーマンを頭に持ってきたくなった(初回からルール違反)。

いやだって、こんなの予想してました??なんだこれ......
とはいえチェンソーマン(と、藤本タツキ先生)好きな人の中にはきっと分かってた人もいるんだろうなあ、とも思ってしまう。「チェンソーマンは悪魔を食べ、その存在を消す」という紹介から、「食べる」という方法は選択肢にあったはずなんだけど、見事に意表を突かれてしまった。
岸辺隊長が「生理現象だから」と言ったところでも「あ、ボスを倒したから女の子と○○○しまくるんですか?」と思ってしまったし(アホ)。

さて、まず冒頭の慣れないタバコにむせるあざとさを見せていくマキマさんな訳ですが、これは何だったんだろう。やっぱり「チェンソーマンとやっと一緒になれた、嬉しい、幸せ」というだけの気持ちではないのかな。限りない達成感と幸せの中にある、ずっと持っていた目的を失ってしまった少しの寂しさと空虚さ。そういうものがあるのだろうか。
死んでいった奴隷たちを弔うような人ではないから、きっと自分の感情だけでこうなっているのだと思うけれど、やっぱりチェンソーマンの前ではありふれた人間の一面を見せてしまうのだと思った。まあただひとりごちているだけなのかもしれないけれど。

そして来たる、ボスを倒すとき特有のデンジ確変タイム。スーツでネクタイなんて過去にあったかな?シャツはよく着てたけど、ジャケットはあまりないのでは...?(ニワカ)
そしてこの怖いくらい冷静な姿が、スーツ姿と相まってどこか不気味と言うか、味方としてはいい意味なんだけど、「何をしてくるかわからない」底の知れない怖さがある。

そして...
意外とあるジャンプの「この文化」。例えばゼフのところは、なぜかあまりショックを受けなかった記憶があるが(読んだのが小さいころだったからか?)大きくなってから読んだ伯邑考のエグさはいまだに心にこびりついている
それぞれ演出の仕方によって印象が違うわけであるが(そもそもやってることが全然違うのだが)、チェンソーマンはどちらとも違う。コマに挟まれる少しの「間」とデンジの表情に、日常のようでどこか違うような、ゆっくりと流れる不気味さを感じ取ることが出来る。そして最後のセリフでタイトルの「こんな味」を回収する。

その後味を噛み締める間もなく挟まれる煽り、次週は最終回、さらに重大発表。一体どうなっていくんだろう。でもこの漫画の自分にとっての楽しみ方はもうわかっている。何も考えないただ自分の心と体を揺さぶっていくこの波に身をゆだねていればいい。どんな最終回だろうが、地球が滅びようがデンジとマキマが神になろうが、そしてアニメ化が発表されようが、自分という読者はそれに抗えるような存在ではないのだ。

ただ楽しみな感覚。様々に好きな漫画があっても、これだけ純粋な気持ちになれるのはチェンソーマンが一番かもしれない。

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僕のヒーローアカデミア

No.293 ヒーロー飽和社会

巻頭カラーを見ていて、やっぱり格が違うなあ、と思った。呪術やアンデラの巻頭カラーも好きなのだが、ワンピースやヒロアカのそれは何というか、圧倒的な画力を持つ人が、カラー表紙で遊んでいる、というか......そしてその「遊び」のレベルがえげつなく高い
絵としてのパワーもすごいし、構図、衣装、コンセプトどれをとっても一枚絵として芸術と呼べるほどの力を持っているなあといつも思う。今回も素晴らしかった。

本編も、前回のルミリオン復活の熱を失うことなく突き進んでいる。もうちょっとルミリオン無双しても嬉しかったのにな、と残念に思うのだけど。
爆轟のライジングを踏まえてのヒーローとしての成長、エリちゃんやフロッピー、そしてエンデヴァーとのつながり、それらを踏まえてのラストの麻酔への展開。強大な「個」につなぎあって立ち向かう、やっぱり王道だなあ。

個人的には「過去は消えない」を事実として受けて、「だから頑張ってる今の姿を見てる」という返しが好きヴィランの言葉にも真実はあって、だけどそれをそのまま受け止めるのもヒーローじゃない。デクも成長してると感じさせてくれる。


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Dr.STONE

Z-177 MEDUSA MECHANISM

アンデラの印象に負けがちになるけれど、Dr.STONEのスピード感もエグいと再確認した。普通に考えてやってたら何年かかるんだというストーリーを、週刊誌でこのテンポで進めるのはやはり尋常なスピードではないのだ。

この漫画のすごいところの一つに、登場キャラの多さと、それを瞬時に読者に「馴染ませる」というところがあると、今週の回を見て思った。今週の新キャラ時計職人、ジョエルも好き。
しかしすごい展開ではあるんだけど、ラストの大ゴマで笑顔で石化するジョエルがじわる

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呪術廻戦 

第132話 渋谷事変㊾
全身全霊の決着
真人との決着。
ナナミンとの戦闘から「相手の攻撃に合わせてサイズ変形でミートをずらす」ことを覚え、さらにそれをここまで隠していた真人はやはり恐るべき存在で、0.2秒の領域展開を見てもわかるように、産まれてから学び得た全霊をあますところなく掛けてくる怖さがある。
それに対して、このタイミングで逕庭拳を繰り出す虎杖もやはりさすが。ここでそれが来るのは読めるわけがない。成長して新たな技を身に着けていくのは王道だが、それをブラフにして以前の未熟な技をキモにするというのは見事というほかない。この漫画はブラフが上手いなあと思う。そもそも術式の開示とか、能力もののお約束を心理戦に変えてるしね。

そしてここで本当に黒閃を狙って出す虎杖も、真人と同じく呪術師として「別次元の存在に成った」のだと思う。渋谷事変開始時から既に冥冥をして「充分1級レベル」と言わしめていたが、狙って黒閃を出す術師というのは、それを超えているといっても過言ではないはずだ。もとから優れていた体術、特に攻撃力はパパ黒や真希といった天与呪縛組をしのぐほどになっているのではないだろうか(彼らは呪力がないから、正確には膂力と言ったほうが良い)。それに加えて呪力の扱い、コントロールも向上するはずだから、術式も使えない(今のところ)にもかかわらず、恐ろしい術師になるのだろう。生き続ければ......

不義遊戯のゆくえ
そしてブラフが上手いのはこの男も同じ。不義遊戯は、術式そのものの火力が無い代わりに、援護・攪乱そしてブラフを交えた使い方で真価を発揮する術式である。術式を使わなくても有用であることは花御戦でしっかりと描写されていたのだが、術式が死んでもなお十分すぎる仕事をするのは、さすが東堂と言わざるを得ない。
「拍手とは魂の喝采!」みたいな意味の分からないことを言われても信じてしまう「凄み」が東堂にはあるし(花御も初見で、呪力量では測れない胆力を東堂から感じ取っている)、メタ的なことを言うなら読者からすると「祈りとは心の所作」「腕がなきゃ祈れねえとでも?」というセリフが勝手に浮かんできて、「え、心で拍手すればいけんの!?」と思ってしまうのだ。ズルい。

それにしても、不義遊戯は本当にもう使えないのだろうか。ネットでは「呪具で義手作るんでしょ」とか言われてて、それはありそうだなあと思っていたのだけれど、そこまで甘くはないのかな。
そもそも不義遊戯は応用範囲がバカみたいに広くてめちゃくちゃ強力だし、真人の無為転変と同じように、「掌と掌で拍手する」という発動条件が結果として無意識的な「掌と掌による拍手に限る」という縛りになっていてもおかしくはないのかも。
でもそれは逆に、呪具で義手を作ってきて、「掌と掌以外でも発動する」代わりに「術式の適用範囲が狭まる」みたいな逆の縛りを引っ提げて復活するのかも、という可能性にも繋がるんじゃないかと妄想したり。それはそれで、不義遊戯を知っている相手にはブラフにも使えるし便利だよね。どう転んでも強い男、東堂。

魂の死
真人の敗北(煽りの言葉を使うなら「被食者」になった真人)。「魂は何度でも殺せる」と息巻いていた彼だが(この言葉自体は正しいと思うけれど)、結果として虎杖に魂を殺されてしまった。この結末はとても面白いなあと思う。
少し前の、ただ純粋に思うがままに殺し、誑かしていたころの真人なら、たとえ負けたとしても、例えば五条にボコされたとしても魂が敗北することはなかったのだと思う。なまじ魂の本質を掴んだばかりに、見つけたばかりの自分の魂を折られ、完全に敗北してしまった。何度蘇ったとしても、きっと虎杖に勝てないと確信してしまうほどに。軽薄で一貫性のない真人は、人間の裏側、負の部分を純粋に煮詰めたような性格でそれはそれで好きになりつつあったのだが、変に自分に目覚めたばっかりに、という感じ(次でまた書くが)。

また、この「相手の心を折る」という決着で、全く違うジャンルだが松井優征先生の読み切り「Fけん」(2019年36・37合併号収録)を思い出した。まじめだが優しすぎるがゆえに試合では勝利できないままだった主人公が、クライマックスで「勝利への執着」に目覚め、気迫で相手の心を折るという展開で、そのときの「まだ来るなら○す」「次いつ来ても○す」という覚悟と気合が圧倒的で印象に残っていた(もちろん漫画もめちゃくちゃ面白い、さすが)。
漫画やドラマなどのフィクションには、エンディングの後の「先」がない。だからこそ何がその後に起きるかは誰にもわからない。結果として、あれだけ強かったのに続編が始まる間にいつのまにか死んでました、というキャラがいたり、監督が「あいつは物語の後に死ぬよ」と言ったりすることがあるわけで、それはそれで何かものさびしい。
しかし、心で、魂で決着がつくというのは決定的過ぎて、もうその後の解釈のしようがない気がする。「魂は何度でも殺せる」というのは確かに正しくもあるのだが、真に殺されてしまった魂は二度と生き返らせることも殺すこともできないのだと思う。


真人の敗因の一つとして、ずっと「個」であったこともあると思う。様々な術師(五条、七海、野薔薇、虎杖、東堂)の波状攻撃にあっていたという物理的な部分もあるのだが、何よりその心構え、魂が一つでしかなかったというところだ。
勝利を収めた虎杖は、文字通り魂が(宿儺を含めて)二つあるというところも対照的だが、死にかけては蘇りながら、七海や野薔薇、東堂の魂を受け継ぎながら戦っていたところが、真に真人と対になるところだと思う。その結果として「歯車」という、ともすればネガティブなイメージを持たれるような境地に至ったわけだが、これもある種の到達点であると思う。
「鬼滅の刃」でもテーマとなっていた「個に執着する鬼」と「思いを繋ぐ人間」という構図がここでも描かれているのではと邪推する。漏͡瑚なんかは例外だが、基本的に個人主義である呪霊の中で、真人はある種その極致ともいえる性格をしている。やりたいようにやり、一貫性はない。
それはくしくも呪いの王・宿儺と共通する部分ではあるのだが、宿儺がその「個」としての圧倒的な「力」「格」を備えていたのに対して、真人も確かに強力ではあったが、まだまだ魂の格が及ぶところではなく、宿儺と同じ生き方を貫ける存在ではなかったのだと思う。産まれたばかりの子供が王の真似をして生きようとし、しかし中途半端な個などすぐに飲み込んでしまう人の世の歯車に飲まれて消える。真人ほどの呪いであっても、そうした人の世の摂理からは逃れられないのだなあと言う感じがする。そこから逃れるためには、宿儺のような魂の格を持って生まれるほかないのだ。

そして夏油
出てきましたね、夏油(偽)。「夏油(偽)の正体は?」について、ネット上でさまざまな説が飛び交っているわけだが、個人的には特級術師・九十九祐基説を推している
なぜ推しているのか細かくは書かないが、大きくは九十九の「人類全体を術師にする」という目的に、真人の無為転変が非常に重要なファクターになると考えられるからだ。脳みそをいじれば一般人をものの数秒(たぶん)で術師にできるわけで、倫理とか混乱とか色々な大事なものに目をつぶればめちゃくちゃ近道である。
だから夏油(偽)=九十九(というか「九十九祐基」も「九十九祐基」でない可能性もあるけど)であるなら、真人VSメカ丸戦で意味深な言葉を呟いていた通り、弱った真人を回収(調伏)に来るだろうな、とは思っていた。だからラストで登場した瞬間、ああやはり、ついに来たかという気持になった。

しかしあれだけ人間を利用してきた真人が、今度は人間(夏油(偽)が呪霊ではなく呪詛師であるなら、だが)にいいように利用されるというのも、つくづく哀れではある。
そして夏油が来たということは、冥冥は......次回は冥さんのDIEジェストにならないだろうな......
とはいえ、いくら冥さんがカラスマシマシで憂憂を連れて行ったとしても、正面から夏油(たとえ生前の夏油であっても)とやりあって、自分が勝てると想定していたとは考えにくい。「使命」「やりがい」に命をかけるタイプじゃないのがそろっている1級術師の中でも冥さんはぶっ飛んでるから(そう考えると七海の何とまともなことか)、下手に犬死にもしなさそうではあるし...と期待しておくことにする。

それにしても来週も番外編か......無理に続けなくても、休んでもええんやで...

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破壊神マグちゃん

第23話 狂乱の鉄火場

ナプターク、最近いいなあ。
最初出てきたときは「2人目にしてマグちゃんとキャラ被ってないか?」と危惧したのだけど、ちゃんと方向性の違いを打ち出せつつある。後半の賭けグルイも可笑しかったけど、1ページ目の「カ...ウ...?」「原始人か?」も好き

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アンデッドアンラック

No.043 DEADLINE
いや、死閃(デッドライン)カッコよすぎんか??あれだけ血を飛ばして失血死しないのも、「失血=死につながる」として否定して、とんでもない速度で再生しているんだろうな。やっぱり否定の強さが規格外。
それに対する10廻転 紅渦弾もたまんねえ。アンディは「もとから強い」系の主人公だから、パワーアップが新鮮なんだよね。

少し気になっていた「風子が死んだらどうなるの?」問題だが(前回はアンディと旅をしつつ、死線を超えている描写はあったが死んではいなかったので)、どうやら「次のチャプターに行く」ということになるらしい。本としてはそうなるのが自然なのかな。で、死に続けたら本の終わりに到達して終末で魂が死ぬ、と。
でもこの本はアンディの記憶で、風子と出会った世界線ではまだラグナロクが起こっていないんだよね?死に続けても、今のオータム戦の直後に戻るだけのような気もするのだけど、どうなんだろう。

・実際には出会っていなかった時代に風子とアンディが出会った場合、現在のアンディはどうなるのか?
・アンディとしての人格が生きていたはずの2020年にまでヴィクトルが存在していたのはなぜか?
・そして最後、ヴィクトルの前にアンディが現れることが出来たのはなぜか?

などなど、オータムの本という理(ルール)には疑問が多い。けれどそんなものを挟む余地がないほど、ラストシーンの爽快感は素晴らしい。こういうパワーアップはかなり新しいよなあ。少なくとも自分は見たことがない。

いいね、最高だ!!

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BUILD KING

第4話 大陸到着!!

大陸のスケール感の大きさ、こういうのを魅せるのが上手いなあ
それにしてもあの「屋賊」あれどういう構造なんだ?人?巨人じゃなくて普通の人なの...?
しかし、とんかち達が大陸で何をしたいのかがあまりピンと来ていない(ちゃんと読み込んでいないのももちろんあるだろうが)。逆立ちでパンツ見せながら表れる新キャラもなかなかパンチがあるが、目的がブレたりしないか少し心配になる。

非常に細かいのだが、「ビルドキング」を建てた人が「ビルドマスター」という名前の関係性がわかりにくいな、と感じた。なんかこう、「ビルドキング」が「海賊王」「火影」みたいな立ち位置に捉えちゃってたんすよ...

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マッシュル-MASHLE-

第42話 マッシュ・バーンデッドと砂の神覚者

集まる神覚者たち、裁かれる異能の男、マッシュ。
どこかで既視感のある構図だなあと思ったら、「鬼滅の刃」の柱合裁判なんだな、と気づいた(他の漫画にも似たようなのはあるけど)。あれも最初は相当な四面楚歌だったもんなあ......

それと違うのは、「鬼は許してはいけない」「人々を守る」という過激なまでの信念がもとになっていた柱たちに対して、神覚者たちの意見は「規則だから」「それが価値観だから」という理念に欠けるもので、そこはあまり気持ちのいいものではなかった(もちろん、白哉兄さまのように規則に執着する理由があるかもしれないのだが)。
とはいえ、ライオやここの裁判長の心を、主人公の行動で動かすというのは、王道であるが好きだと思った。何か都合のいいように勘違いするとか、主人公が何もしてなくても勝手に好意的になるとかではなく、行動と言葉によって周りが変わっていく構図は悪くないなあと思う。

ただ、ちょっとペースが遅くないか...?とは思ってしまった。出廷からここまでで3週というのは、少しかかりすぎな気がする。アンデラとかで感覚麻痺っている可能性もあるが......

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SAKAMOTO DAYS

DAYS 3 ナカセ巡査と謎のヒーロー

2話でも思ったが、やっぱりこの作者はアクションを魅せるのがうまい。絵に華があるわけではないのだが(というか自分は作者の読み切りが好きで、その少しダークな世界観の表現がうまいと思っている)、キャラクターが動くところが、とても生き生きしていると思う。
ただ、うまくはあるのだけど、ストーリーがやや単調になってしまうよな、とは思う。坂本が無双の殺し屋と言う設定だから無闇に苦戦させるわけにもいかないし......ナカセちゃんもヒロインにはなり得ない(坂本が妻帯者だから)し、どういう立ち位置になっていくのかな。

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僕とロボコ

第21話 ママとロボコ

今週の呪術、帳パロは笑った。
終盤のママの登場シーン(包丁でアーマード武者の攻撃を受けるところ)、あれ何のポーズだっけ...と思ったけどあれだ、ワンピースのMr.5のハナクソを刀でスパッと受けたゾロのパロディでしょ。「ハナクソ斬っちまった」ってへこんでたやつ。そこをやるか......さすがだ......
ミホークのミニ刀と合わせて、ワンピ回だったのかな。

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灼熱のニライカナイ

depth:22 サメとイルカの豪邸拝見 後編

あれ、よく覚えてなくて読み返したんですが、もともとサメとイルカは上(警察)に言われてこの別荘に行ったんですよね?そこに来た警察官を拉致監禁するなんて、管理人からしたらより自分の身に捜査の危険が迫ることになるんじゃ......?表向きはにこやかに対応しつつ、裏では証拠をもみ消して...と言うのが自然なような気がするのだけど...(それはそれでアクション漫画にはならないが)「床の弁償代を請求して追い払う」という目的も正直よくわからない。そんな怪しい家に捜査の手が入らないわけないじゃないですか。
そもそも、「サメとイルカの部屋が爆発した(事故ではなく人為的)から別荘に住めば?元からいた管理人はどっか行って」という上層部の指示もなんだかよくわからない。
そして唐突に出てきた「裏帳簿」と言うアイテム。そもそもこの管理人が何者かわからない(記述も特にない)から、何をどうやってたのかも想像がつかない。「ただの感じ悪い人」が「悪い人」だったんだな、という程度の印象。

しかし、来週からようやく教団の謎に迫る予感(迫ってくれ)。さて、どうなるか......

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森林王者モリキング

第31話 「オオスズメバチVSパラワンオオヒラタクワガタ」

「くらえぇー!」「パンツ丸見えだー!!」「ぐああー!!!」「下品な技だ...」の流れは笑ってしまった。こういう狂気的な勢いが好きよ。
しかも「神の拳」と書いて「エルニド」と読ませる当たり、やっぱりBLEACHファンの血が抑えられてないじゃないか。なんだろうな、明らかなパロディじゃない(たぶん)のになんでBLEACHっぽさが伝わるんだろうな...

そしてダイジェストで世界を回ってる王我さん、ちゃんと逮捕されててよかった。モリキングで一番好きな回は「職務質問」なので。とはいえやっぱりすごい勢いで駆け抜けていくなあ。好きだったんだけど、やっぱりもうすぐ打ち切りか......

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AGRAVITIY BOYS

第47話 Mirror

決めゴマで「おち○ちん」をしゃべらせたら右に出るものはいない漫画。もとから好きな漫画なんだけど、最後の展開は笑ってしまった。ほんとに笑って「しまった」と言う言葉がしっくりくる。笑いを返してくれよ。
斬月のおっさn...ルストロがグリスロウとどうなっていくのか、注目したい。

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ぼくらの血盟

第13話 力

廻峯さん、だから「傷は...どうだ?」って、灰賀の脇腹をブッ刺してたのはあなたじゃないですか。「僕を守れ」っていうならなんで刺したんすかね...?兄ちゃんを刺すのも脇腹のあたり、もしかしたら脇腹フェチなのかもしれない

そしてお兄ちゃん、脇腹をぶっとい刃物でブッ刺されて、そこから結構な量の血を飲まれて、更にコウ君に血を飲まれて...死因:失血死で漫画終わったりしない?大丈夫か?
それに好きな人の血を飲まれて「おれのだ」ってブチ切れる、更に他人の血を操りまくれる吸血鬼って、なおさら人間と仲良くできるビジョンが遠のいていく気がする。村人に襲われてブチ切れ、村を皆殺しにした吸血鬼の話と何も変わってないですよ、王。そしてそんな性格のやつが王として君臨しているって、人間からしたら恐怖でしかないと思うのだけど......

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仄見える少年

第15話 つむじの依頼

前回の引きではまだ「新種の敵」「と見せかけた味方」みたいないくつかの見方があったのだが、サブタイトルが「つむじの依頼」なので、ああこの人は完全な敵じゃないんだな、と察しがついてしまったのが残念。それにしても、なんでわりかし殺気を出して伊織を襲ったんだろうか...?

それにしても、「朝起きると部屋がズタズタのことがある」のコマ、思ったよりとんでもないことになってて笑った。親にはなんて言い訳したんだろう...めちゃくちゃすぎるだろ。そんな体で伊織を襲うんじゃないよ。

新登場した神崎も、「コーヒーにミルクを入れまくってニヤニヤする」というはた目から見たらヤバすぎるやつで笑った。
「綺麗に混ざったね(ニチャア)」
とはいってもあのお姉ちゃんの弟が通っている学校で人体実験しまくるの、何か計算してのことなのかなあ。普通に考えて危なすぎると思うけど......

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