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trading viewの合成シンボルと金鉱株

各チャートを比較できる技を最近知ったのでメモ

例えば、金鉱株が金価格に対してどの程度の変動をしているのかを簡単に調べることができる。やり方は直感的で、GFI/XAUUSDと割り算をするだけで、簡単に比率を比較できてしまう。最近まで知らなかった。trading viewすごい。

ただ、このままだと、どの程度の変動かわかりにくいので、ちょっと面倒だが、特定日の終値を調べて置き、特定日の比率が100になるように掛け算することも可能。

2020/8/15 XAUUSD:1944.71, GFI:12.25

1944.71/12.25*100=15875となるので、その値をかけておくと、8/15が、100となり、前後の変動率が何パーセントかわかりやすくなる。

つまり、GFI*15875/XAUUSDと入力する。

HMY, AUについても調べてみた。

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【わかったこと】

・7月以降、金価格に対して、金鉱株は、1.1から、1.3くらいのレバレッジで動くようだ。

・6月は、それ以上の変動を示しており、期待先行で上げていることがわかる。最近は、金価格に対しての価格連動性が高くなっているようなので、急騰する局面は少なくなる可能性が高そう。

・3つの銘柄の中では、比較的、GFIが落ち着いた動きをしている。AUは暴れ気味。

・バークシャーが購入したというNYSE:GOLDは、レバレッジが、1.1~1.2で、3銘柄よりは落ち着いているように見える。(自分で確かめてみてください。GOLDとだけ入力すると、別の銘柄が選択されるようなので注意。)

【おまけ】

金価格に連動するETFのIAUも比較してみた。基本的には、100前後に張り付いているはず。

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確かに、金価格に対して、1, 2%程度しか変わらない。よく設計されている。ただ、長期スパンで見ると、右肩下がりであることに気が付いた。

金価格に対して長期的に負けている。なんだ、これ・・・


と、ちょっと考えて、ETFの手数料ではないかと気が付いた。傾きもそれっぽい。ほんと、よく設計されていると納得。

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