NTオリジナルソング「Singink」制作裏話
はじめに
NT-ナワバリタイタンズ-が2024年6月4日にて、2周年を迎えました。その記念にオリジナルソングの制作企画を立ち上げました。今回はその制作裏話を話していこうと思います。
（NT-ナワバリタイタンズ-についてはこちら↓）
（NTオリジナルソング「Singink」はこちら↓）
きっかけは突然に
約半年以上前から構想自体はありました。NT-ナワバリタイタンズ-の配信を行う際にいつもフリーBGMを流していたので、NTオリジナルのBGMが欲しいなと考えていました。作詞作曲編曲を担当してくださったYamamiiさんがNTに入ってからはより具体的に考え始めて、ついに2024年に突入しました。
2024年1月末、そろそろ企画の話を進めようかと思っていた時に、QZ86さんの「主題歌」が公開されました。当時、仙台に用事がありパソコンで仕事をしながら電車移動をしていたのですが、見た瞬間圧倒されました。クオリティの高さはもちろん想いのこもった作品だと感じることができて、震えたのを覚えています。
すぐに企画書を書き始めました。せっかくならNTだけで楽しむものではなく、私視点の"真剣に楽しむ感覚"を伝えられるようなものにしたいなと思いました。
夢中で書いた企画書の一部原案がこちらです。
ディレクターとして
この資料を見せながら、Yamamiiさん、QZ86さんにお話させていただきました。その時にお伝えしたのが「この制作が意義のあるものにして欲しい」という点でした。それぞれにとって少しでも経験値になる案件だとしたら本望だと思っています。
ありがたいことにご快諾いただき、さらにロゴ・ビジュアル制作担当としてれもうんさんにも参加していただくことになりました。「主題歌」の制作陣やんけ！！！！！！！！！！！とテンションが上がったのはいうまでもありません。（3人のファンなので）
制作にあたり意識したことが2つありました。
１つめは、制作陣の創造性を発揮していただくこと。私のイメージ大筋や参考楽曲などを共有させていただいて、それ以上は皆さんに任せるという形にしました。修正や調整を頼むことはありましたが、せっかく好き好き大好きトリオ（Yamamiiさん、QZ86さん、れもうんさん）にご協力いただいているのなら、皆さんの創造性をお借りして私の期待以上のものを作って欲しいと思いました。
2つめは、待つこと。1つめのこともあり、私は必要以上にアクションしないようにしていました。でしゃばってしまって反省した時も多々ありましたが…。自分が依頼主ということもあり、スケジュールも臨機応変に組み替えることができましたし、取り掛かり時期も比較的早かったこともあり、余裕のある姿勢が取れたと思います。
あとは全責任を持つこと。これに限ると思います。
完成した曲とロゴとMV
まず、曲。
とっても爽やかにでも熱く仕上げてくださいました。Yamamiiさんには企画書と参考楽曲のURLを共有しただけだったのですが、ピンポイントで求めていた以上のもので、びっくりしたのを覚えています。曲になっている！！という感動もありました。すごいね。
修正対応も狙い撃ちしたかのようにビシッと対応してくださって、こちらの要望にたくさん応えてくださいました。本当にありがとうございます。
ちなみに最初の曲が3分に近かったことから、ナワバリバトルの試合時間と掛け合わせようと思いつきました。
担当してくれたYamamiiさんのtwitter（現X）はこちら↓
https://twitter.com/Vakovakooctopus
次、ロゴ。
結構難しいことを要望したと思います。splatoon要素を出さないで、splatoonの世界にあるようなロゴにして欲しいと伝えました。
爆速で要望に応えつつれもうんワールド味があるラフを見せてくださって、もう最高でしたね。それからもザクザク進捗を見せてくれながら、制作してくれました。
メインビジュアルを作る際にはMVのアイディアと擦り合わせて、ゲームのスタート画面というイメージで進めました。それに合わせて、クレジットもゲーム開発の協賛みたいにオープニングで流そうとなり、各メンバーのロゴを作っていただきました。
思いついたらすぐに形にしてくれて圧倒されました。本当にありがとうございます。
担当してくれたれもうんさんのtwitter（現X）はこちら↓
https://twitter.com/Lemon_orenoyome
最後にMV。
たくさん考えて公開された映像に仕上げてくれました。対談の時にもお話してくれたのですが、お見せした企画書の参考メモ部分が指標となったようです。たくさん書いて良かった…。
一度ラフ動画を見せていただいて、1時間ほどすり合わせ通話をさせていただきました。解釈の仕方など双方の意見を取り入れ、その後は完成までほぼノンストップでした。ご自身が大変な状況だったにも関わらず「絶対に完成させる」という力強い言葉をいただいて、私はもうそれを信じて待つこと以上のことはできませんでした。
パワフルな熱量をこの企画に注いでくれてQZ86さんにご依頼して本当に良かったです。本当にありがとうございます。
担当してくれたQZ86さんのtwitter（現X）はこちら↓
https://twitter.com/QZ86_
おわりに
皆さんのご協力あって最高の作品が公開できました。
ただ公開されて終わりなわけではありません。いつか誰かの大切な場面で、自身を熱くするような曲になったらいいなと思っています。たくさんの人に聴いてもらえたら、見てもらえたら幸いです。
ここまでご覧いただきありがとうございました！
※公開直後にQZ86さんと対談を行なっています。よければラジオ感覚で聞いてみてください。
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