感情を整理する癖

私は振り返りが苦手だ。

イベントが終わるとすぐ次‼となってしまって、「ここがよかったなあ」とか「これはもっと改善したいなあ」とか考えるのは面倒だし、そんな時間もない。

自分にとって振り返りが面倒なものになったきっかけはおそらく
小学校の理科の実験で度々考察を書いたことだ。
たくさん書かないといい点はもらえない。
だから、無理やり気づいたことを絞り出したり、時にはあんまり思っていないことも書いたり…。

自主的にではなく、しなさいといわれて受動的に実験の振り返りをする。
これを繰り返しているうち、自分は振り返りを何か強制されているようなものに感じ、マイナスなイメージを持ってしまった。

もとからめんどくさがりなこともあるが(笑)

そこからは振り返りを自主的にすることにモチベーションが出なくなってしまった。

そんな私にとって今回の「自分語り」はなかなかにきついものだった。

「自分語り」とは過去に自身が‘’痛み‘’を感じた経験を掘り下げ、その経験がもとになって、今の自分にどんな思考や行動のOS、つまり癖がついてしまっているかを見つける。そしてOSをアップデートするにはどんな行動を起こせばよいのか仮説を立てる。

一言で表すと、過去の出来事である「点」を今、そして未来へと「線」にして繋いでいってやる作業だ。

はじめは、過去を振り返る意味がなかなか分からず、モヤっとした気分に追われていた。自分は過去を振り返っても、学びが出てくる気がしない。
大変だったなあ、で終わる気がする…。

しかし、この疑問は人に相談するとすっきり。

「○○についてどう思った?」

「~~~と感じました。」

「それって未来の自分にどう繋がっている⁇」

私にとって全く新しい観点の登場。

なるほど、今まで「もっとこうしたい」という想いは書いていたけれど、
それだとたしかに感想を書いたその時点で終わってしまっている。

自分の一山超えたら、次の一山の思考がもろに働いた。

今まで一個の物事を乗り越えたらはい、次だったから過去の出来事を次に生かそうと意識することはびっくりする程なかった。

たしかにその場で一度「こうだよね」と整理すると、もう事が済んだように感じてしまう。しかし、整理されているだけだと、その気持ちを放置してしまうことになる。

だから、終えたものをさらに未来へと持っていく発想をえたこと自体、自分にとって非常に大きな発見だった。

これからは振り返りの時に
「それって未来の自分のどんなところに生きている⁇繋がっている⁇」
と聞いてみることにしよーう!

こうやって考えると、過去の出来事は未来の自分のための宝をたくさん拾ってやる「宝探し」だ!!

なんかすごい愉しそうじゃない⁇

せっかくの自分の人生、自分のために体験してきたたくさんの想いを拾わないのってもったいなくない⁇

これから私が目指したいのは、自分が愉しい‼とワクワクできる人生、過去の自分が頑張った証を大事にしてあげよう。

自分にとって「振り返り」が好きになる兆しが見えてきた。

さあじゃあいかに「振り返り」を当たり前にしていこうか。

私はまず、振り返りをしっかりとした時間を取ってやろうとする癖があった。今は時間が無いと後回しにしていた。その結果、振り返りをし損ねることも度々あった。

そこで、もっと気軽に振り返りをすることに。

その名も自然と気持ちを出して味わえるようになるチャレンジ、
「コツチャレ」です(笑)。

まずは思ったことを流すことなく、しっかりキャッチしてやる感情をコツコツと出していく。携帯のメモにこの時こう思ったってちょこっと書いて物事を感じるセンサーを緩くしてやる。

そしてその気持ちを、だれかとシェアして掘り下げる。

とりあえず、これを繰り返してもっと振り返りを自由に楽にしてやりたいなあ、と感じる。

さあさあ、お盆休みをしっかりとったので、自分史上、今の自分が一番生き生きしている‼っていえるように、自分のために頑張ってみますか!
(だれか怠けていたらおいっ‼って言ってな)






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