(Take1)自己紹介課題をnoteでまず書いてみた-コルクマンガ専科3期生-

初めまして、パラレルメディアアーティストまゆそです。

2020年2月からコミチで
ペタッと『ペタロボ』という
AIロボット(レプリカント)のマンガを描いています。

ペタッと『ペタロボ』は
2050年の私たちのレプリカント(AIロボット)を通じて、多種多様なキャラクターが自由にふるまうマンガです。
あつまれ動物の森のように、キャラクターを集める感覚でみてもらえると嬉しいです。

ここからペタっとペタロボの今までの実験内容について紹介します。


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〜『ペタロボ』今までの実験


ペタロボに行き着くまでの実験をまとめてみました。
最初は人間をつくる行為から始まります。

→①人間を彫刻で作る 、2012年

→②中身のない人間を作る、2013年

→③目に見えないもの、関係性を作る、2013〜2019
 (アートフェスティバル運営、インスタレーション制作、IoT楽器制作、参加型アート制作、IoTものづくり施設の運営、産学官コーディネーター、工業高校勤務)

→④ものがたりをつくる 、今!!
→⑤異次元をつくる 、今!!

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①最初は素直に人体彫刻を作っていました。しかし、なぜ動かない、生きていないことに違和感を感じます。それなのに、人間を作ることに自分が興味を持っているのか、を知りたくて実験が始まります。

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②生きていないことを証明するために、中身のない人体彫刻を作ることにしました。そうすると、「彫刻らしい彫刻を作りなさい」と行ったアドバイスがありました。すでに、わたしは彫刻らしい彫刻には興味はなくなっており、どうすれば自身がリアリティを感じる「人像」を作れるかにシフトしていきました。

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③機会にも恵まれ、人と交流することが増えました。そこで、人とたくさん出会うので、人間を作るよりも人と人、モノの関係性が見えるようにする方が面白いし、繋がりのない人と人、モノの関係性をどう繋ぐかの方が「人像」を強く感じていました。

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④⑤他人と他人の関係性を意識し、現在と未来が衝突し、疲弊していくなかで、尊敬する社会学者が救ってくれました。他人ではなく、自身の手のなかで生まれる未来の「人像」をつくることを決心します。ストーリー、時間軸は「マンガ」から、そして次元、重力は「VR」でつくることにしました。


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2050年『ペタロボ』の世界で、もっともっとわたしたちは多様化できる


わたしは2050年テクノロジーが発達し、わたしたちの思考、身体感覚も拡張し、文化、様式はもっともっと多様になるとわたしは考えています。

現に、アートでは絵画や彫刻だけでなくテクノロジーの発達により、写真やVR、AR、3Dプリンター、プログラミングと多様なメディアを使い、多様な表現が始まっています。今後、その組み合わせが加速すれば、累乗の表現が生み出されるでしょう。

パラレルメディアアーティスト、パラレルメディアデザイナーと自身の肩書きをそのようにしたのは、自身がそのパラレルな表現方法に可能性を感じているからです。

それはわたし個人の表現の可能性ではなく、表現が誰でもできるようになる、自身の手の中(身体)でモノをつくる、文化をつくると言った、人類・ひとりひとりが多様性を獲得できる可能性です。

図工や美術、デザインが苦手と感じている子ども、生徒がいるのを知っています。

テクノロジーの発達によって表現が多様化すれば、
得意な表現方法で表現すればいい、
できる表現方法から表現を広げて行けばいい、
苦手な部分はテクノロジーが助けてくれる、
苦手なところを教えてくれる人をテクノロジーが探してくれる
発信はインターネットで誰でもできる
表現のハードルは下がってきています。
これだけ道具が剃ろうと、苦手を発想の展開ひとつで変えられるのです。

誰でも表現が自由にできる時代が近づいています。


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ノイズと共に

まだまだ、マンガ表現として稚拙な部分がありますが、そんなことを思いながらマンガを描いています。

最新作、「ノイズムシ」はわたしの表現の方法をペタロボを通して描いてみた作品です。

よかったら、遊びにきてください。


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