アニオタの話

2020年3月15日 23:59の日記

 鶏が先か卵が先か、みたいな話。性癖だから好きになったのか、好きになったから性癖なのか、みたいな。スタンドマイヒーローズ・荒木田氏の女兼サイコパス・宜野座氏の女と、自分が好きになる男について分析をする遊びをたまにするけれど、わたしのは全く難しい。とっ散らかっているような、とっ散らかっていないような。けれど結局、恋愛などは宇宙みたいなものだし、無意識下の一定の基準によって爆発誕生してるんでしょう。

 一目惚れは、どこからが一目惚れなんだろう。第一印象で「オッ フゥン まあ素敵なんじゃない?」は一目惚れ?それとも「エッ!エエッ!好きだ…」が一目惚れ?後者を一目惚れとするなら、わたしは今まで、一目惚れをしたことがないなあ。わたしは黒い髪の毛の人が好き。だから、例えば今までプレイしていたソーシャルゲームの男たち一覧を見て、最初に惹かれるのは黒い髪の毛の男。でも、中身を加味していくと青い髪の毛の男や白い髪の毛の男を好きになった。だから、わたしに一目惚れなんて、ないのかなあ。いや知らんし。どうでもええわ。夢女子各位と話し合いたい。

 瞽女唄習いたいねん。新潟に移住しようかな?知らんわ勝手にせえ。

 アマプラで観られるようになったと聞いたeuphoriaの話、結局スターチャンネルに登録してないとアマプラででも観れないようで、落胆。落胆しすぎて肩が地中に埋まる。肩で地面を掘る。肩肉が削がれ、華奢になる。そこからどんどん掘り進んで埋蔵金でも見つけられたら良かったのに。

 海外ドラマ熱も今はすっかり冷却されて、錦戸亮のモノマネをするか江戸時代のことを考えるかをしている。好きになった男のせい。あんなに好きだったSATCも、好きになった男の前に儚く散る。SATCを観ていたわたしは、華やかな夢幻のようなマンハッタンの夜に想いを馳せ、Dolce&GabbanaやManolo Blahnikで足を飾り、CHANELのFWに呼ばれる日を夢見て、Mr.Bigばりの裕福な男と駆け引きをするなど思っていたけれど、好きになった男をのことを考えるわたしは、結局それは仮初の生であるなあと、我に返ったわけ。好きになった男は「宿代もままならぬ身…」と切なそうに言う。生きるとは、について、より考えさせられる。生きること、衣食住。ただそれだけ。
 では、自分は必要最低限何を所有していたら、自分なりの生を送ることができるのかを考える。なんだろ?金・香水・化粧品・数冊の本・数着の服・好きな男。なんも学んでへんやんけ。煩悩の塊なんか。

 7日前くらいに好きになった男。偏屈で神経質そうなメガネの男だけれど、本当は伊達眼鏡で偏屈でも神経質でもなく、でも無口で押しが弱くちょっとスれてて、でも自分の忠義や義理人情には従う熱い男。荒木田氏の女と「運命の出会いはあるか」と話したけれど(ここでの運命の出会いとは、見た目と中身が自分の好みとほぼ合致した出会い)、もしかしたらこの男はわたしの運命的な恋煩いになるのかなあ。

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