2020上半期読んだもの

本も漫画も紙が至高だと思っていたのですが、2019年末にセールで安くなってたKindle端末を導入しました。軽い小説と漫画くらいしか買ってないけど、モチベーションは上がるし外で本を読みたい時のストレスがかなり軽減されるので個人的には昨年のベストバイだと思っています。というわけで、以下読んだもの。

漫画

大学入ってからは実家に帰る時以外ほとんど漫画買ってなくて、ここ数年で新しく読んだ作品はほとんどない。でも今年はKindle買ったから巻数が少なくて気になるやつを積極的に買いたいね〜と思っています。

・神クズ☆アイドル(いそふらぼん肘樹)
ピクシブコミックで読んでたタイトルで、単行本出てるのは知ってたんだけど本棚のスペースの関係で見送ってたやつです。昨年末Kindle端末を手に入れたのでいの一番に買いました。(Amazonの購入履歴を見ると本当に一番最初に買っている)
ストーリーはこんな感じ。

顔はいい。 
しかし、歌わない踊らない。 
ファンサしない。 
まったくやる気のないアイドル仁淀ユウヤ。金のために芸能界に足を踏み入れたが、あまりに熱意のなさに、ついにクビを宣告されるが…。 
クズアイドルに神光臨!? 
気鋭の新人いそふらぼん肘樹が贈るデビュー作☆

わたしは三次元は推さないオタクだけど、これに出てくるオタクに対して「わかるな…!?」みたいな気持ちになる。オタクがよい。
あと普通にアサヒちゃんが好き。

・夢中さ、きみに。(和山やま)
瞬間風速がすごいタイプの流行り方をしたタイトルを買えない天邪鬼なので、Kindle導入してようやく読みました。
わたしにとって男子高校生は「わからない」生き物なんだけど、その「わからなさ」のよさというか面白さというかそういうのがギュッてなった感じの世界観。
これを説明する語彙、なくない?
とりあえず人に読ませたいので声かけてくれればKindle貸します。

・僕の心のヤバいやつ(桜井のりお)
ヤバイからオタクは全員読んで。

・動物のお医者さん(佐々木倫子)
実家に全巻あるんだけど、無料公開されるって聞いたら今すぐに読みたくなっちゃうのが人の性。GWだったので無料公開中に約120話完走しました。
少女漫画だけど誰も恋とかしてないし事件も起こらないし動物との悲しい別れとかもないから穏やかな心で読めます。公式ジャンルはドクトルコメディ。
今思ったけど「夢中さ、きみに。」と画風も世界観も近い気がする。
ちなみにこれ好きな人はたぶん「もやしもん」も好きなので読んでください。

・月刊少女野崎くん
一人暮らしの家に置いてる数少ない漫画のひとつ。在宅期間中に突然読みたくなって、買ってなかった分を買い揃えて狂ったように読んでました。
読むたびに堀先輩と鹿島くんが好きすぎてどうにかなりそうになってる。というかどうにかなってる。9巻のおじいちゃん堀先輩がとにかく最高なんだけど11巻も最高だし鹿島くんはずっと最高だからみんな読んでね。

小説

恥ずかしいくらい伊坂幸太郎しか読んでないな??感想は書きたいやつだけ!書く!書いてないから好きじゃないとかではない

・魔王(伊坂幸太郎)

・砂漠(伊坂幸太郎)
高校生のうちかせめて大学1年生くらいの時に読みたかった。通勤とお昼休みで読み進めてたんだけど、読み終わって呆然としてしまった…。春の陽気を感じた時と同じようなつらさに襲われたので、読むのはメンタルが安定してる時の方がいいです。

・サブマリン(伊坂幸太郎)
チルドレンの続編。家裁調査官としての陣内さんの活躍が読めるよ。陣内さんは現実にいたら絶対に関わり合いにはなりたくないんだけど、軸がちゃんとあるし憎めないキャラクターだなあと思う。鴨居の名前が思い出せないまま読了して、これを書きながらチルドレン引っ張り出して調べました。

・アイネクライネナハトムジーク(伊坂幸太郎)

・ハサミ男(殊能将之)

連続美少女殺人鬼、通称・ハサミ男の正体は鋭利に磨かれたハサミを死体の首につきたてる殺人鬼。通称・ハサミ男がねらった美少女が殺された。しかも、ハサミ男の手口で――。圧倒的知力に満ちた傑作長編。

読むのに体力要るけどめちゃめちゃ面白かった。わたしはそこまで鍛えられた読者ではないので普通にええ〜!?ってなりました。読むとミートパイが食べたくなる。

・スロウハイツの神様(辻村深月)
旅行中に友人から借りた本。青春ミステリとして紹介されてることが多いんだけど、個人的にはミステリとして読むべきではないなとは思う。青春小説としてとても面白いです。コウちゃん、県民だし普通によさがあるので推したい。

・MOMENT(本多孝好) 
同じ友人におすすめされた本。テーマは重いけど、主人公の神田が淡々としてドライな感じでお話としては重くなりすぎなくて読みやすい。面白かったけどこっちより続編のWILLが好き。

・終末のフール(伊坂幸太郎)

・フィッシュストーリー(伊坂幸太郎)
表題作とポテチが好き。こういうずっと前から〜みたいなの大好きマンなので…平和だし(作中は平和ではないが)。老夫婦って何かに出てきたよなと思って調べたらラッシュライフだった。ラッシュライフ結構好きなんだけど記憶が薄くなってきてるからKindleで再読しようかな。ポテチは何書いてもネタバレなんだけど最後まで読むとポテチ…ってなるから…読んで…。語彙なくなってきたね。

・陽気なギャングシリーズ(伊坂幸太郎)
初めて読んだ伊坂幸太郎がこのシリーズだった気がする。違うかな。グラスホッパーかな。久々に読みたくなったのでKindleで買って再読しました。愛すべき銀行強盗。3つとも最後には成瀬さんがちゃんと敵を嵌めてくれる安心の勧善?懲悪ストーリーです。すごい好きなシリーズだけどもう新作は出ないんだろうな〜と思うと悲しい。

・WILL(本多孝好)
MOMENTの続編。神田ではなく、幼馴染みで葬儀屋の森野が主人公。最後がとても好き。恋愛脳なので。MEMORYも読みたいね。

それ以外の本

・一生楽しく浪費するためのお金の話(劇団雌猫/篠田尚子)
さすがにこの年収で1年間貯金ゼロ(誇張とか謙遜とかではない)だったのはやばいのではないか?と思ってとりあえず買った本。全くわからない分野はちまちまGoogleに聞くより薄くてもわかりやすくまとめられた本を買った方がいいと思っている人。結局勤務先の制約が面倒で特に何もしてはいないんだけど、とりあえず貯金は始められました。

・世界で最もイノベーティブな組織の作り方(山口周)
別の本を人に勧められたんだけど、とりあえず同筆者の本でUnlimitedに入ってたこっちを先に読みました。というかこの人の本は以前にも読んだ記憶があるのだけど、タイトル思い出せないし端末に入ってないし購入履歴にも出てきてない…。
内容の話は特にしませんが人間とか組織とかに興味のある人は面白く感じると思うので読んでみてください。


普段と比べてかなり読んだ!労働してるんだしこれだけ読んだら上出来では?
でも自粛前後にめちゃくちゃ読んで自粛中はほぼ読まないという…謎の時間の使い方…。やっぱり本読むのって通勤時間とか一人でお茶してる時とかなんだよなあって実感しました。
お取り寄せとか喫茶店とか、他の2020上半期まとめも書きたい。もう上半期終わったけど。

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