アイナナでオタクになった

アプリアイドリッシュセブンが5周年を迎えた大事な節目だからと思ってこのノートを書くことにしました。オタクの妄言なので聞き流してほしい。


わたしがIDOLiSH7に出会ったのは本当の本当に偶然だった。誰かに勧められたとかいうわけでもなく、LINEスタンプが欲しくてそのときにクリアした報酬にLINEコインがもらえるからっていう理由だけで始めた。そもそもわたしはアニメにそこまで興味がなくて漫画は読むけど推しは出来ないしみんながオタクしてるのを見てふぅんこんな人もいるんだな、好きなものに熱中できるってどんな感覚かなくらいなら心持ちだった。何かに熱中できる人が羨ましくて熱中してるフリをしたりして誤魔化したりしてたこともあった。全力投球できる趣味がほとんどなくて生きた屍だったと思う。今思えば。

だけどアイナナを始めてから人生が360度変わった。何かに熱中できるってこんなに楽しいんだって初めて知って、気がついたら現場でペンライトを振っていた。ライブに行ったのはこれが初めてだった。熱量が凄かった。男も女も関係なくみんなみんな全力でアイナナを応援していた。その時の一体感は忘れられない。演者もスタッフも私たちも全員が全力で。鳥肌が立った。すごい。すごい。すごかった。初めてライブに行って驚いたのは音響カメラマンのスタッフまでものすごくアイドリッシュセブン を好きでいてくれたこと。あの場には確かにアイナナが好きで全力な人が集まってきたと思う。人が本気になるってこういうことか、と胸が熱くなった。運営陣も私たち応援側もみんな同じ気持ちで同じ方向を見ているコンテンツってなかなかないんじゃないのかなって思う。2ndライブでは斉藤壮馬さん、佐藤拓也さんが涙をこぼしていたのを見て胸がぎゅうとなった。あぁ、このコンテンツは愛されてるんだって本気で思った瞬間だった。そんなコンテンツを好きになって心から応援できる自分を誇りに思えた。


アイナナは「虹(二次)を超える」を当初から目標に動いていて、その軸が全くぶれないのがすごいと思う。本気で超えようとしている。やってる人にしかわからないと思うけど、リアルタイムで意図したわけではないはずなのに現実とリンクしていく様子が怖くて嬉しくて驚いて。応援者のかいかぶりかもしれないけど私は本気でアイナナがいつかそれを成し遂げると信じてるし疑ってない。だって本当にそれを目指して運営が動いているから。なにをしでかすかわからない。まさかやらないだろうと思っていることを当然のようにやる。それが嬉しくてたまらない。夢を叶えるアイナナを応援している自分を好きになれる。立花慎之介さんとかはフライングしたいってウキウキと何かの取材で行っていたり、代永さんだったかな?が海外でライブをしたいと言っていたり。一見遠い夢のような話をじゃあやろうか!ってやってくれる空気感が常にある。私たちが望むことをじゃあやろう!そう言って引っ張っていってくれる。そんなアイドリッシュセブンが大好きでたまらない。(ところで星巡りの観測者の劇場版ありますか?ありますよね?偉い人……)(cv阿部敦)


アイナナで1番好きなセリフは?と聞かれても1番なんてわからない。だって全部が最高なんだから。ストーリー作ってる都志見文太先生は人生500000000周くらいしてるんじゃないの??ってくらい人間観察に長けてると思う。魔法使いの約束やってる人とかネヴァジスタをやってる人はわかると思うけど。

ただ1番印象に残ってるセリフは?と言われれば「アイドルを苦しめるのは好きって感情なんだよ」っていう保志さんが演じるモモくんのセリフ。あれは衝撃的だった。わかってるつもりだったけど、あの感覚をまさか言葉でここまで的を射て文章にできる人がいることに驚愕した。都志見文太先生、生きる天才だと思う。後世に名前を連ねる大作家になってほしい。文章がうまい。人の汚い感情が何故生まれるのかどうしてそう思うのか、苦しさや辛さ、光の背後に潜む闇を描くのがうまい。誰しもが共感できる感情をわかりやすく文章にする都志見文太先生本当にすごい(何度目)人の人生をアイドルを媒介にして文章にしてる。アイドルだけじゃなくてファン心理とか、名前のないモブにまで人生を見出せる。共感して、いたたまれなくて、だけどそんな自分を否定しなくていいんだよと包んでくれる。見栄っ張りな自分を大丈夫。そのまんま等身大だいいんだよと言われてる気持ちになる。アイドリッシュセブンに支えられてるなって本気で思ってる。汚い感情を持つことが悪とかそういうのじゃなくて悪の感情を抱く私たちをそういうこともあるよねって言ってくれるコンテンツに出会えるなんて思っても見なかった。

アイナナに人生を救われた。大袈裟だなと思われると思うけど本当にそう。アイナナのおかげでたくさんの友人ができたし、自分の嫌な部分を否定して自己否定しなくて良くなった。自分を少しだけ誇りに思えるようになった。自分のことを好きだって少しだけ胸を張って言えるようになった。

アイナナのおかげで学んだことも多い。人の好きを否定するような人にはなりたくない。人の好きを心から応援して素敵だなと背中を押せるような人になりたいと思う。視野を広く持って色んな人の色んな感情に気づきたいと思う。

長くなってしまったけどなにが言いたいかっていうとアイナナは最高だってこと。これからもアイナナの行く先を見続けたい。5周年があっという間で当初大きなプロジェクトの10周年計画の折り返し地点に来た。こんなコロナっていう状況下でも、そっか、じゃあこうしよう!って新しく私たちが楽しめる方法を捻り出してくれるアイナナが大好きだ。おそらくそろそろ始まるだろうアニメ第二期の再開が待ち遠しい。早く九条天くんが寮に入れますように…(コロナのせいで寮の外で寒い中ずっと放置され続けてた)


こんな駄文をここまで読んでくれた暇してる人ありがとう。もしよかったらアイナナ始めて見てください。人生変わります。少なくとも私は変わりました。アイドリッシュセブン大好きだなぁ…。早くコロナ収束させてライブに行きたい。イベント系大変そうだから何か支援できたらいいんだけど。


最後に、アイドリッシュセブン5周年おめでとう。オタクの楽しさを教えてくれてありがとう。これからも全力で応援していきます。

今日のYouTube生放送も楽しみだなあ…。