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鬱な妻と3年目 今までやってきた事のまとめ

妻と生活を共にして3年目。妻は鬱で大変だと知りながら一緒になったので、できる範囲で生活を作っていくつもりだったし、実際に作ってきたと思っているのです。

そんな僕が妻との生活のために何をしてきたか。せっかくなのでまとめてみた。

お金に関するアクション

まず、ライフワークバランスを見直した。僕は零細企業に勤めているんだけど、社長に直談判した。残業を減らさないと会社を辞めざるを得ない、協力してください、と。結果、結婚するまで月間残業が40〜80時間もあったのを、20時間程度まで削減できた。この部分については、いろいろあったので別途テキストに書き出したいとも思う。

次に、家計の固定費を削減した。主に家賃だ。妻の収入も少しあてにして決めた板橋のマンションから、僕ひとりの収入の30%程度の家賃のマンションに引っ越した。通勤時間はプラス30分ほど多くなってしまったが、家賃は3万円以も安くなった。

さらに、社労士事務所に相談して妻の障害年金を申請した。無事に2級認定がおり、妻には月65,000円の年金が支給されるようになった。いまのところ、この年金は全額妻のお小遣いになっているが、万が一僕が死んでしまったとしても、この年金があれば少しは生きていけるだろうし、生活保護へのランクアップも多少容易なはずだ。ランクアップなのかな?

生活に関するアクション。

出来るだけ清潔な住環境を目指した。今回の引っ越しも、家賃と共に住環境を重視して部屋を選んだ。広くて、窓の多く、作りのしっかりしたRC構造のマンションだ。古いし、周りはガールズバーとかカラオケスナックが乱立する繁華街だけど、風通しは過去最高だし、隣人とのトラブルもない。今のところ僕も妻も気に入っている。

そして、家事に極力時間と手間をかけないように、3種の神器をかった。ルンバ、ドラム式洗濯機、食洗機だ。元々持っていたモノもあるけどね。僕が家事で忙殺されてはいけないし、家事ができないことで生活の質を落とすことも避けたかったからだ。今では、妻がルンバのボタンを押し、僕はそれ以外を大体全部やる事になっている。

あと、もともと妻はペットとしてウサギを1匹飼っていたんだけど、もし死んでしまったときに立ち直れなくなりそうだから、ペットを増やした。まぁ、僕も飼ってみたかったというのも大きいけど、すこしでも家がにぎやかに慣れば妻もすこし元気になるかな?と思っている。今では5匹の小動物が走り回る家になってしまった。実はもう少し増やそうかとすら思っている。

他にも細かいことは色々やっていると思うけど、大きな所はこんな感じ。3年前は、薬を飲み過ぎたり、ブロン液とルルを一気飲みしたりしてたけど、最近はしなくなった。妻は少しずつ状況になれているようだ。

次なるアクションに向けて

僕は妻の鬱は治らない前提で将来を考えている。

僕が思っている鬱という病気は、身体障害でいったら足が一本ない、もしくは二本ない、そのくらい大変な状態だと勝手に考えている。足は勝手に生えてこないけど、車椅子があれば生活できる。心の話にすると、治らないけど、適切なサポートがあれば生活はできる。でも、サポートがないと出来ない。そんな感じだと勝手に思っている。医者でもなんでもないから勝手なイメージだけど、妻を見ていると鬱は治らんのだなと思う。

なので、ずっとサポートが必要だ。無くなった足はもう生えてこないのだ。

いま、妻は元気に見えるけど僕が仕事に行っている間は多分寝ながらスマホいじって、半分寝てる。やることがないんだそうだ。服用している薬のせいもあるのか、体力もかなり落ちているような気がする。心が少し良くなっても、カラダが弱くなったらプラマイゼロと言える。

なので、僕の次のミッションは、妻の昼間を充実させることになった。それに向けていくつかアクションをはじめた。いつか「上手くいったよ」とノートに書き出せればいいな。今はまだ途中だから言わない。

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