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ヤムウンセンを作ろうと思っただけなのに

日記

午前中は英語の問題集などをやって午後、お夕飯にヤムウンセンでも作るかと開いたのはこの本。

洋書である。英語の勉強も兼ねてレシピ読んじゃお!と読み始めたはいいが、材料のところの[caster sugar(superfine sugar]とは何だろうと調べ始めてしまった。

Google翻訳だと「グラニュー糖」ということになっている。でも、グラニュー糖なら[granulated sugar]ではあるまいか。わざわざ[caster sugar]と言わなくてもいいのでは...と。

日本で「砂糖」といえばまず思い浮かぶのは「上白糖」だろう。タイには上白糖はない。日本の上白糖のように使われているのは日本でいうところの「グラニュー糖」。日本からの輸入ものの上白糖はたまに見かけるけどとても現実的な値段ではない。(たぶん¥600くらい、1kgで)ちなみに私は日本にいるころから基本の砂糖は「きび砂糖」で、お菓子用に「グラニュー糖」も常備していた。そういうわけできび砂糖は日本で買って持ってきている。

タイで買える砂糖は白いグラニュー糖、茶色いグラニュー糖、ココナツシュガー(ココナツヤシの花蜜)、パームシュガー(砂糖ヤシの樹液)、ブラウンシュガー(黒糖みたいなつぶつぶが入っている)、粉糖(あまりにも安いからコーンスターチの含有量が多いんじゃないかと踏んでいる)。ココナツシュガーとパームシュガーはグラニュー糖みたいなさらさらタイプと固まったタイプときび砂糖みたいなタイプがある。

[caster sugar]の単語としての意味を調べていただけなのになぜか砂糖について深く掘り始めてしまったようなので、掘れるところまで掘る。こういう時の頼みの綱はサイエンスチャンネルの「THE MAKING」。観ればわかる。無駄なことは一切ない、実直な作りの素晴らしい動画である。字幕のみでナレーションすらない。ストイック。

私がなぜきび砂糖を使っていたかというと、白い砂糖は漂白しているような気がしていたのと、茶色い砂糖の方が体にいいと思っていたから。

違った。大好きなのでサイエンスチャンネル様の言うことはぜーんぶ信じるのだけど、白い砂糖は漂白していないし、茶色いからといって三温糖にミネラルなどの栄養が残っているわけではない。この動画内にはきび砂糖を作るところはなかったけど、別に調べたらきび砂糖にはミネラルとかが残っているようなのでセーフ。なんとなく白い食べ物は悪、茶色がいいというような風潮があるけど、ひとつひとつ検証した方がいいのかもしれない。ちなみに私はその理由で無表白のコーヒーフィルターを使ってみたらコーヒーが紙くさくなってしまったのでそれ以降は漂白してある白いペーパーで毎朝のコーヒーを淹れている。

日本の砂糖の原料のほとんどは輸入に頼っているということもわかった。もう日が暮れてきた...ヤムウンセンのレシピを読もうと思っただけなのに...しかも英語のためのノートの見開き分がまるまる砂糖のメモに使われることになった。いいんだ、私のノートだから。...いいのか、私...

[caster sugar]について。
casterの語源はわからなかったけど(英語学習としては失敗なんじゃないかという不安がよぎる)、砂糖の形状としては、グラニュー糖と粉糖の間くらいの細かさということがわかった。よく見ればタイのスーパーにもあるかもしれない。(ないかもしれない、そこまで細かく見たことがなかった)[superfine sugar]と呼ぶこともあるらしい。このレシピにも両方の名前がある。日本では見かけないけど海外では一般的なのだろう。

ヤムウンセンのレシピを読んでいたはずが、結局砂糖のところで引っかかってしまって材料のところしか読み解けていない。仕方がないので今日のところはざっと読んだ感じで作ることにする。

材料のところで拾った単語
handful=(片)手にいっぱいの量
roughly chopped=荒みじん切り
finely sliced=薄切り(finelyというのが細かいという意味)
stalk=茎

ちなみに[handful]は下の表を見るとわかりやすいかも。


結局のところ「small handful roughly chopped coriander leaves and stalks」ってどんくらい?結果、いろいろ手探りで作りますヤムウンセン。合掌。




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