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DAY121

6/4(土)
夫は朝の飛行機でジャカルタ(出張)、わたしは母の日旅行で金沢へ。

ひとりで寝るのはつまらない。朝ごはんは夫がいないときの定番、冷凍うどん。昨日早寝したら起きたら空腹だったのでおもちを焼いてのせた。
小さいながらもスーツケースがあるので駅までタクシーで行くつもりだったけど結局歩いて向かう。朝早く住宅街に響くゴロゴロ…
先日の一泊旅行でしおれたあじさいには100均の便利グッズで対策。がんばって生きていて欲しい。

新幹線の中でまたおなかが空いたので途中から乗り込んでくる母親に「おなかすいたからおにぎりひとつ買って来て」とLINE。乗り込んできた母の手には、手作りおにぎり×1、コンビニのおにぎり×2が。こういうことにずっとイライラするんだよなあ、母といると。孝行は生きているうちに、と思っていろいろするけど、結局一緒にいる間のほとんどの時間イライラしている。

着いてさっそくお昼。旅行に慣れていない母はその土地でしか食べられないものを食べよう、という気がないのでそこらへんのチェーン店に入ろうとする。あとはわたしが一度おいしいと言ったものなどはいつでも食べたいものと思い込んで食べさせようとする。めんどくさいしおにぎりでおなかがいっぱいなので駅にあった中華料理屋さんでビールだけ飲む。母は坦々麺を食べていた。ふだん少食なのと、たくさん食べることは恥ずかしいことと思っているらしく、なんでも少しずつ残す彼女を刺激しないように食べているのを見守る。つまみにわたしがひとくち食べた他はちゃんと残さず食べていた。いい傾向。

先にガイドブックを送っていたけど、世の中の全ての情報の上澄みだけをすくって生きている母には具体的なプランはなく、何とか聞き出してプランを考えた。ガイドブックについている地図すら見ることはしない。

21世紀美術館と兼六園を回り、おいしいコーヒーをいただいてよろこんでいてよかった。

夜ごはんは、居酒屋さんで金沢おでん(だし巻き、赤巻き)、野菜サラダ、お漬物、のどぐろの唐揚げ、お刺身。わたしたちは放っておくと肉を食べない。母はサラダに乗っていた海藻クリスタルをたいそう気に入っていた。母が何かをおいしがることはなかなかないのでとてもよかった。
私としては夜ごはんの前にもおにぎりをひとつやっつけなくてはならず、不本意な結果だった。


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