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アソート日記(2023/01/30)

・noteは書きたいことがあるのですが、これを書くにはちょっとカロリーが高いな〜と思っている内容ばかりで、なかなかちょうどいい熱量の記事が書けずにいます。今週もこうしてぶつ切りの日記を書いていくのです。

・会社の若い衆たちと飲み会をしました。仕事の愚痴だとか恋バナだとかが主な内容です。自分より年下の社員たちが、マッチングアプリで出会った恋人と破局しそうという話をしており、そっかぁ、としか言えませんでした。
・恋愛市場大変すぎる。知ってはいましたけど。

・恋愛市場における自分の価値はなんだろうということを最近よく考えます。今とくに参入してないので価値もへったくれもないのですが、現状では参入したところでそこまで価値は高くないのだろうという自意識はあります。しかし、かといって、それを高めて戦わせることに対する抵抗があるのもまた事実です。
・わたしの高校時代の友人が、合コンに参加したとき、「互いを値踏みする感じが嫌すぎた」と言っていました。参加してないのに「値踏み」という感覚にすごく腹落ちしたのを覚えています。
・恋愛市場においては男女それぞれにおいて暗黙の正解があり、それを出せる人が良しとされているように思います。この風潮に対してものすごく反吐が出てしまいます。これは、自分が暗黙の風潮に対する答えを出さないといけないことが嫌……なだけではなく、相手がこれらの暗黙の風潮に対する異性側にとっての答えを自分に対して出してくる(であろう)こともまた嫌なのです。
・恋愛市場というのは一種の貨幣経済のようなもので、共通の価値観を信じているがゆえに成り立っているんだろうなと思います。それゆえに「価値」とか「偏差値」のような概念が生まれて、対策するための別の市場が立ち上がるのでしょう。
・これは別に悪いことではなくて、自然なことではあるのだと思います。経済学には「情報の非対称性があるときには市場の均衡がうまいこと生まれない」という話があります。「自分の情報を相手に100%伝えることができない(そして信じてもらうこともできない)から、自分がいい人間であると伝えるためにわかりやすいシグナルを用意する必要がある」みたいな理論です。就活市場における学歴だったり、恋愛市場におけるルックス(美容にお金と時間をかけられるのは優秀で余裕がある証拠)だったりが、この情報の非対称性を埋めるための手段として使われるというわけですね。恋愛市場で戦うためにはそれなりのシグナルを用意しないと誰からも選んでもらえないという現実は間違いなくありそうです。
・その意味で、これらのことを嫌と言っていることは畢竟、努力をしない愚鈍の言い訳に過ぎません。それはわかっています。しかし、戦うべきフィールドを誤ってはならないとも思うのです。仮に自分の価値観に嘘をついて、恋愛市場のトップオブトップを目指し、上位とされる人と関係を持ったとしても、そのことに大きな価値があるとは思えないのです。自分にとって価値がないばかりか、おそらく相手にとってもよくないと思います。なぜなら、相手が重要視しているものを自分が軽視してしまう展開が将来起こりかねないからです。
・恋愛市場において上位存在になろうとすることは、自分の選ぶ幅を広げられる効果をもたらすだけで、それ単独で幸せになることはできないんだろうな……と思います。結局のところそれなりの審美眼を持っていないといいパートナーとは巡り会えないというわけです。価値観と価値観のぶつけ合いを無数に繰り返す!いいパートナーに巡り会えるまで!

・ああああ!!!!厳しすぎる!!!吐く!!!!

・わたしは割と愚鈍なので、審美眼が一番ないだろうな、と思います。今は周りに恵まれていると思うのですが、それはたまたまであって、おそらく環境が変わったときに「合ってない人」を見極めることができないんじゃないのかなという気がします。とくに相手が猫をかぶるような人であればなおさら……

・運よくいい感じの展開になればいいんですけどね……こういう抽象的な悩みは、具体的な幸福によって一瞬でどうでもよくなります。恋愛が目的でなく手段になっている人はかなりの確率で幸福なのです。ともあれ、ごちゃごちゃ言い訳をせずに、できることをやるだけですね。コンプレックスを一つずつ潰していける一年にしていこうと思っています。やるぞ!

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