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【Shadowverse】RSCマナリアウィッチの主なマリガン、戦い方、vs環境デッキの立ち回り(8/26アディ後加筆)

はじめに

こんにちは、きょうま(https://twitter.com/gogojade)です。note初投稿になります。

今回RSC環境のマナリアウィッチについて書きました。全文無料です。
今期は早い段階からマナリアウィッチを触り、自分の中に経験値が貯まってきた感覚があるので言語化してみようと思いました。

もしこの記事を読んで良いなと思ったらいいねとRTをしていただけると嬉しいです。

※カード名に関しては適当に略して書かせていただきます。



デッキ構築

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現在使用しているマナリアウィッチのリストがこちらです。
マナリアウィッチのリストに関しては《記憶の軌跡》、《エルモート》、《ビジョン》の枚数の差異によって多少マリガン等の感覚が変わる程度で、構築差は少ないと考えています。


Ratings for Shadowverse戦績

マナリア戦績2

Ratings17期前半戦、計72戦の戦績になります。


主なマリガン方針

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全体面に対してマストキープとなるのがこの4種類です。初手に見えた3枚が全て《マギス》と《石英》だったようなレアケースのみ悩む程度で、基本的にはすべて持ちます。

デッキ構築を見てもらえれば分かると思うのですが、このデッキは極端にコストが重いスペルブースト対象も無い上、スペブ対象のカードよりも気軽に使えるスペルカードの方が圧倒的に多い構築となっています。

よって従来の超越ウィッチ、クオンウィッチの時にしていたような安定のために低コストカードを持つマリガンよりも、《ルーニィ》、《マギス》、《石英》、これらを探すマリガンが勝ちにつながるデッキとなっています。


先攻のマリガン

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マストキープカードに加えて、先攻の時にキープを検討するのがこの4種です。もちろん対面によって微妙に変わりますが基本的な優先度は《ビジョン》>《複製》>《マジカルリス》>《マジミサ》です。

それなら《ビジョン》、《複製》、《マジカルリス》のような初手は必ず全キープなのかと言われるとそんなことは無く、上記で触れたように基本的にはスペブ対象を探すマリガンを心掛けるべきです。

先攻の《ビジョン》を返したことはほぼありませんが、他の3種に関しては「単キープも視野だが、横にスペブ対象が1枚でも見えていたら気持ちよくキープできるなあ」ぐらいの感覚でプレイしています。


後攻のマリガン

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後攻時はやはり相手の動きに対応することが求められますし、それに伴い先攻時にキープ対象であったカードの優先度も下がり、マリガンがかなり難しくなります。

先攻時と比べて追加されたカードとして《アレイスター》、これに関しては消滅の有用性から対ネクロ、及び盤面を空にしてターンを返せる有用性から対ネメシスでキープを検討する程度で、多くの対面では持たないカードという認識でいいと思います。

次に《グレア》、これに関しては早いターンに《グレア》に進化を切って盤面を作っていきたい対面かどうかにより細かく変わり、一番キープ基準が難しいカードになります。《グレア》を含む後攻時のマリガンに関しては、【vs環境デッキの立ち回り】の項で詳しく触れていきます。

そして先攻時は単キープ視野であると書いた4種の2コススペル(以降、簡潔に話すため《マジカルリス》もスペルに含めています)に関してですが、私は後攻時の単キープはあまり好ましくないと考えていて、横にスペブ対象が1枚以上見えた場合にキープを検討するカードかなと考えています。理由としては主なマリガン方針の項で触れたように、スペブ対象を引けないことの方が圧倒的に多いデッキとなっているからです。

スペル4種の優先度は《ビジョン》、《マジミサ》がどれくらい相手の盤面に刺さるかといった要素で変わるため対面次第で難しいですが、やはり序盤の《複製》はデッキを3枚掘り進めてくれる(他のドロースペルはどれも1枚掘り)という点からキープ優先度が高くなります。


基本的な戦い方

デッキの強み
・《アン》、《グレア》といった切り札カードが3コストと軽く自分でプレイするターンを選べるため、相手のデッキに合わせた柔軟な盤面作りが可能。
・7t~8tにOTKに近い高火力を、他デッキと比べても高い再現性を持って出すことが出来る。

デッキの弱み
・軽いフォロワーが多く作れる盤面の強さに限界があるため、こちらの盤面をしっかり処理できる対面に対して、8tより前に勝つことが容易でない。
・他デッキと比べてどうしても回復、守護が少なめで守りが苦手。(=8tまでに勝たなくてはならない攻めデッキである。)


マナリアウィッチを使う上で最も大切なことは、
『自分が勝つターンが7tなのか8tなのか具体的に設定し、そこに向かって手札のカードを吐いていくこと』
です。

よくある悪い例として
「とにかく《アン》《グレア》をたくさんプレイしてマナリアスペルも集めたし8tには余裕でデッキ5枚以下になってる。でも他に打点が無いからスペル2枚じゃ勝ちきれない」
といったパターンがあるかと思います。こういう場合は6tか7tに《フェイタルバーン》で顔を詰める択がなかったか検討しましょう。
※《フェイタルバーン》はデッキ5枚以下よりも20枚以下の効果で使うことの方が多いぐらいのカードです。

《ルーニィ》や《エルモート》が打点になるときはそれも計算に入れて、なんとしても8tまでに勝利する道筋を作りましょう。圧倒的な攻めデッキであるという認識が大事です。

なお、リーサルターンを7tに設定するときは《グレア》進化からのマナリアスペル2連打のパターンがほとんどなので意識が必要です。


テーマ図

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《知恵の光》で山上を見て《アレイスター》がめくれたシーン。デッキも順調に掘れていてかなり有利状況です。
一見《グランドブレイク》+《グレア》進化+《アン》といった動きが強力に見えます。実際その動きでも勝てる可能性は高いと思いますが、その進行だと次ターンのデッキ枚数が7枚からスタートし、《マギス》の1ドローを入れても6枚なため何ターン目に勝ちたいのか設定できていない動きとも言えます。
ここは相手が撤退ロイヤルなので急ぎたいことも含め、勝つターンを7tに設定し、《アン》+《アレイスター》の動きが筋が良いです。次ターンのデッキ枚数が9枚からスタートするため、《グレア》進化からのマナリアスペル2枚でほぼほぼリーサルを取ることが出来ます。


《複製》について

あともう1点、《複製》の使い方について述べておきます。
「《複製》は《アン》、《グレア》と一緒にプレイしたいカードだから序盤キープするべきではない」
「《アン》、《グレア》を引くまで使わない」
という意見の方もいるかと思いますが、

私の感覚としては《アン》、《グレア》とくっつけることはあまり意識せずに、序盤から使っていった方が強いシーンが圧倒的に多いと考えています。
理由としては以下の2点です。

・序盤の《複製》はデッキを3枚掘れる唯一無二のカードであり、20枚以下の《複製》ではデッキは2枚しか掘れない。
・このデッキは8tでの勝利を前提に考えると《アン》、《グレア》を最低2回、または3回プレイすれば事足りるデッキであり、《複製》含めデッキに9枚入っていることを考えると十分枚数が足りている。

もちろん相手が清浄ビショップ、コントロール自然ドラゴンなど9t以降のゲームを許してくれる対面であれば全く考え方は変わり《複製》を温存気味に動くべき試合もあるでしょう。しかしほとんどの対面では序盤からどんどん使っていって問題ありません。


vs環境デッキの立ち回り

マリガンに関しては対面によって大きく変わるデッキでもないので、
後攻時のスペル、及び《グレア》のキープに軽く触れる程度にとどめ、主に立ち回りについて述べていきます。

※以降、説明口調となり、ですます調でなくなりますm(__)m


vs撤退ロイヤル

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相性:微有利 50~55%
盤面作りが勝負の鍵。リス1体、マギス1体の差が勝負を分ける!


後攻のマリガン

リオードへの対策、及び後攻4tに強い盤面を作りたい対面であるため《グレア》はマストキープ。
スペルに関しては《マジミサ》の価値が少し下がる程度。横展開が重要なため、他対面以上に《マギス》、《石英》を初手に持ちたい。


立ち回り

悠長に8tを迎えさせてくれるマッチアップでは無いため、デッキ5枚以下でマナリアスペルを使う状況はむしろ稀と考えていい。主な勝ち筋は以下の2つ
①相手が《撤退》を打ち盤面が弱くなったところに、《フェイタル》の6点、《イクシード》の4点でカウンターリーサルを狙う。
②8/7《グレア》を含む5面展開など成功させ、こちらのフォロワーの場残りや、《ベイリオン》を盤面に付き合わせるなどの進行を狙う。

グランドブレイク
相手の大型フォロワーには打てないため何が何でも《ラミエル》に打ちたい。《イオ》、《追憶》は序盤に出してくれたら嬉しい気持ちになることが多い。

エルモート
《ベイリオン》を取る手段としての運用が多い。盤面形成に貢献するかは相手が《バトラー》を打ち切っているかに依存する。

グレア
《リオード》を取れるほぼ唯一の手段。1コストで盤面形成を手伝ってくれるためこの対面では特に重宝する。

アン
相手の《ベイリオン》ターン前に設置しておきたい。《ベイリオン》が《アンの大英霊》に付き合わざるを得ない形がベスト
このマッチアップでは《複製》で増やして複数ターンにプレイする動きをかなり狙っていきたい。

【重要】
このマッチアップで一番大切になるのは「3/4《バトラー》を巡る攻防」である。マナリア目線は相手のベイリオンターンに合わせて強い横展開を押し付けたいが、相手に3/4《バトラー》を抱えられているとなかなかそういう訳にもいかない。
撤退目線は3/4《バトラー》を簡単に手放さないことが重要になるし、マナリア目線は序盤に《マギス》等を1~2体差し出して3/4《バトラー》を引き出し、それを《グレア》で踏むような展開を狙いたい。


vs機械ネメシス

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相性:有利 65~70%
「トレランスを下げさせない」 この一言に尽きる!


後攻のマリガン

相手の先4tの盤面が強いことも少ないデッキなので、《グレア》はあまりキープする必要が無いマッチ。
むしろ後手4tに進化権を温存し《アレイスター》などでお茶を濁すのが強いマッチとなるため、個人的には横にリソースカードが見えていれば《アレイスター》はキープ対象になると考えている。(《機械兵》にも刺さる)


立ち回り

【重要】
このマッチアップでは「相手の《トレランス》のコストを下げさせない」、ここに注力すればそうそう負けないマッチアップであると考えている。
具体的には、こちらの盤面を弱くできるターンは下当たり(不利トレード)などで極力空盤面に近づけ、逆に盤面をかなり強くできるターンや必然的にフォロワーが出てしまうターンはとことん盤面を強くする。このメリハリを意識することが最も大切である。

グランドブレイク
デッキ20枚以上、20枚以下どちらでも活躍する万能カード。できれば《ラミエル》に打ちたいのは変わらず。

エルモート
しっかりスペルブーストを貯めて打点として見込んでいきたい。

アン、グレア
機械ネメシスの強い除去は7t以降となるため、後手5tなどにデッキ20枚以下達成済みの《グレア》→《アン》などのコンボが決まれば相手は返すことが出来ないので狙っていきたい。

リペアモード
打点計算に夢中になっていると忘れがちになる。これのせいで1点足りないというシーンはざらなので覚えておく必要がある(n敗)

打点の通し方
機械ネメシスのしのぐ手段として最も多いのが《遮断の触手》による回復である。この回復を無意味とするために以下の様なプランがある。

①遮断の触手を出される前に《フェイタルバーン》のみ顔にダメージを通し、残りの体力を自分のフォロワーへの《イクシードブラスト》で削り切る。
②相手のリーダーの体力が8以下、盤面に《遮断の触手》のみという状況であれば、《遮断の触手》の体力を1にしてから《フェイタルバーン》を通すことでリーサルが取れる。《ルーニィ》の効果ダメージ等で狙って行くことが出来る。


vsラストワードネクロマンサー

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相性:不利~微不利 40~45%
AOE少ない同士なので意外と盤面の取り合い。セレストマグナを置かせるな!


後攻のマリガン
《グレア》に関してはvs撤退ロイヤルほどの必然性は無いが、序盤の盤面の取り合いが重要であるためキープ対象に含まれる。
2コススペルに関しては《鎖状のネクロマンサー》などを消滅させられればリソース切れを狙うことも出来る《アレイスター》、かなり盤面に触ってくれる《ビジョン》の優先度が上がる。


立ち回り

グランドブレイク
序盤2コス以下フォロワーに打って山札を削る動きももちろん強いが、中~終盤に《クリストフ》、《セレス》、《リッチ》などの中々手を焼かされるフォロワーの処理に使えるため、綺麗に打てないのであれば温存する選択も強い。

ルーニィ、エルモート
《セレストマグナ》をかけられた後に動けるカードとしてなるべくなら温存していきたい。特にエルモートはしっかり貯めておくことで打点のみならず盤面処理にも貢献してくれる。

ビジョン
かなり盤面処理に参加してくれるため偶数ターンに打つのも強力

グレア
終盤になればなるほど《フェイタルバーン》の打点を顔に入れるのが難しいマッチ。意外とネクロマンサー側の回復は融通が利かないので、中盤に20枚以下《フェイタルバーン》を顔に通すことで削り切れる試合もある。

アレイスター
アクセラレートでの使用ももちろん強いが、本体性能も優秀。少し強い横ならべを作って《オミナスタイラント》を引き出し、そこに対して本体進化する動きはかなり狙っていきたい。

【重要】
このマッチで一番大切なのは、理想ではあるが6t以降《セレストマグナ》を置けない盤面、置きにくい盤面を作り続ける事。不利マッチではあるため《再誕》を絡めた強い処理はある程度割り切り、終盤は強い盤面を作り続けることを意識するべきである。


vsマナリアウィッチ(ミラー)

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相性:五分 先攻有利
相手の手札を読んで強い選択を通す!


後攻のマリガン
《マジカルリス》が相手の《グランドブレイク》、《アレイスター》の打ち先となってしまうため優先度が下がる。
《グレア》に関しては後攻7tでのリーサルを狙う必要がある関係からデッキを急いで掘り進める必要があり、キープ対象と思う。


立ち回り

グランドブレイク
最強カード。序盤もなんだかんだ《マジカルリス》、《ルーニィ》をプレイしないことは難しいので打つことが出来るし、何より中~終盤に8/7《グレア》を1ppで取ることが出来るのが大きい。

ルーニィ
3点回復がかなり重要。お互いに7~8tのリーサルに向けて急ぐ必要がある関係で《アレイスター》に進化を切って回復するような余裕はなかなか無い。そのため相手の打点計算を狂わせるカードとして重宝する。

マジカルリス
《ルーニィ》もそうだが、序盤に置くと《グランドブレイク》、《アレイスター》の打ち先になってしまう。そうは言っても置かないわけにはいかないが、相手のスペルの打ち先という点は理解してプレイに臨むことが大切と思う。

グレア
8/7《グレア》に関しては《グランドブレイク》1枚で簡単に取られてしまうが、逆に言えば他の手段で守護裏8/7《グレア》などを取ることは困難である。
どれくらいの不利状況なのか、相手の手札はどんな状況かを考え、時には強気な択を通すことが勝率に繋がる。

【重要】
このミラーマッチではデッキの基本的な考え方である7tに勝つか、8tに勝つかというのを自分と相手両方に関して考えることが大切。
仮にデッキが5枚以下になっていても《ルーニィ》や《エルモート》がくっついていない可能性もまあまあ高く、最大打点には限界がある。相手の打点を見極め肉を切らせて骨を断つような勝ち方を目指そう。


vsその他デッキ

以降、上記デッキに比べると環境に少ないデッキとのマッチアップについて記します。
簡単な相性認識と、一番重要と思う事のみ触れていきます。


vsコントロール自然ドラゴン

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相性:60~65% 有利
ドラゴン側の1ターンには限界がある、という意識


立ち回り


ドラゴン側の回復量
対戦していると万能デッキに思えてしまうドラゴンだが、回復と強い処理を同時に行うことは《フェニックス》以外では困難であるし、何より1ターンの回復量には限界がある。
相手が《ロイ》、《オーディン》などで急いで攻めてくる進行以外なら9t、10tを貰えることもあるマッチなためゆっくり準備してもいいが、7~8tに打点をすべてぶつけて勝ち切るといったこのデッキ本来の勝ち方も十分通るマッチである。

恒久の天使のケア
やはりこのマッチアップにおいてドラゴン目線で狙うのは《恒久の天使》によるダメージカット。余裕があれば《マジミサ》を1枚抱える意識が重要。


vsアミュレットビショップ

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相性:50~55% 微有利


立ち回り

スペルが打てない
お互いに我が道を行くといったデッキだが、こちらの《グランドブレイク》、《アレイスター》の打ち先が極端に少ないのが厳しいポイント。
もし相手の《ムニャール》が生存することがあれば積極的にスペルの的にしていこう

壮麗なる隼の消滅
これが一番大切である。《ヤテラントゥ》から《隼》が復活してこなくなることで相手のリーサルターンが1,2ターンと遅れる可能性があるので、こちらのリーダーを攻撃してきた《隼》は最優先で《アレイスター》による消滅を狙って行く。


vs清浄ビショップ

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相性:25~30% 超不利


立ち回り
《将来の大天使》、及び選択できない守護フォロワーの存在により、しっかり回られたらかなり厳しいマッチアップ。
①序盤の押し付けで勝ち切る
②8t+9tなど2ターンにかけてこちらの打点をすべてぶつける
どちらかのプランでなんとか細い線を通して行くしかない。


vsアクセラレートエルフ

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相性:35~40% 不利


立ち回り
アクセラレートエルフに限らず、エルフ全般に対して《ラティカ》のリーサルを回避する手段が乏しいデッキであるため不利が付いてしまう。
《ラティカ》+《開花》のリーサルを意識しすぎてこちらが8tにリーサルを取れないような進行は本末転倒である。持たれていたら負け、と割り切って自分の勝ち筋を見ていく意識が重要と思う。


おわりに

最後まで目を通していただきありがとうございます。Ratings17期後半戦のデッキ選択など参考になれば幸いです。

こういったプレイの言語化は好きなので、今後も自信のある環境、デッキがあればnoteの投稿は行っていきたいと考えています。

多くの方に見てもらいたいという気持ちで全文無料にしましたが、投げ銭方式の設定をしましたので、もしよろしければサポートをお願い致します。



アディショナル追加後

こんにちは、きょうまです。以降の内容はRSCアディショナルカード追加後の加筆内容になります。

アディショナルカード《究明の魔術師・イザベル》の追加によりマナリアウィッチもかなりのパワーアップを遂げることが出来ました。アディ追加からまだ日の浅い段階ではありますが、現時点での自分の感覚など共有できたらと思いnoteを書いています。


デッキ構築

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現在使用しているリストがこちらになります。
アディ前と比較すると《イザベル》の追加によりデッキの内在打点が大幅に上がったことで《エルモート》が抜け、《ユニオンマジック》のためのスペル種類稼ぎも兼ねて《天外の片鱗》が入った形になります。

まだまだ構築が固まっているとは言えない段階ですが、このリストでランクマッチ20連勝を2回することが出来ました。

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マリガンについて

正直マリガンはアディ前とほぼ変わっていません。《イザベル》はキープしません。なのでまずは上記【主なマリガンについて】【先攻のマリガン】【後攻のマリガン】に目を通していただければと思います。

その上で、アディ後になり多少自分の感覚が変わった点を述べておきます。

《複製》がマストキープ寄りのカードになった
7tに打点を叩きつける進行が増えて、序盤のデッキ減らしがさらに意味を持つようになりました。また、《アン》、《グレア》を増やせなくても打点が足りるようになったためです。

後攻時、《グランドブレイク》、《アレイスター》が打てそうな対面であれば、くっつき次第でキープすることが増えた
《イザベル》の追加により《知恵の光》、《運命の導き》などの最低保証が生まれデッキが回らない事故が軽減されました。
《複製》もそうなのですが、総じて《ユニオンマジック》の7種達成のためにスペルカードのキープ基準が少し上がっている感覚があります。

この構築であれば《天外の片鱗》はキープ
《天外の片鱗》をプレイすればほぼスペル7種が達成できる感覚がありますし、また進化権が一つ増えることによりデッキパワーが格段に上昇します。2枚のリストであれば分かりませんが、このリストであればキープだと考えています。


《イザベル》の使い方

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フォロワーを融合するたびに《ユニオンマジック》、《知恵の光》、《紅蓮の魔術》を手札に加え、進化すれば懐かしのスペル《運命の導き》を加える上にスペルブーストもしてくれるパワーカード《究明の魔術師・イザベル》ですが、
このデッキでは序盤からフォロワーを混ぜる行為は出来る限り避けるべきですし、進化もほぼ切りません。
《アン》、《グレア》が見えておらず、《天外の片鱗》を持っているときに進化を検討するぐらいで、基本的には《イザベル》に進化権一つを使う行為は弱いという認識が大切です。


《アルティメットマジック》プラン

ルームマッチをしていて、デッキ5枚以下を目指すことなく《アルティメットマジック》で勝ち切る試合が出てきたので紹介します。

ポイントになるのは6ターン目です。《グレア》に進化を切ってもデッキ5枚以下に到達する目処が立っていないこと、この段階でスペル6種を使っていて《紅蓮の魔術》で7種達成できることから《アルティメットマジック》で勝ち切るプランに移行しました。
こういった試合運びが出来たのは、《グランドブレイク》を1枚持っていれば概ね強い盤面を作られることが無いミラーマッチであり、《アルティメットマジック》の盤面に触れないというデメリットを気にせず戦えたからと言えます。
基本的には上記【《イザベル》の使い方】で記したように《イザベル》に重きを置いたプレイはするべきではありませんが、あまり盤面を強く作られない対面に対しては、こういったプランニングもあると覚えておいて損はないかもしれません。


《イザベル》への融合

融合に関しては《マギス》、《石英》を気軽に混ぜてしまう行為は特にNGで、手札が回らずなんとしても《知恵の光》が欲しいという状況以外では1~3ターン目の融合はしないぐらいの認識で良いと思います。

理由しては、マナリアウィッチの目指すところとしてはやはり早期のデッキ5枚以下なのですが、《イザベル》に序盤からカードを融合してもデッキを減らすという事に結びつかないからです。
このデッキのフォロワーはどれもプレイすることでデッキを1枚以上減らすことが出来ますが、《イザベル》はそのフォロワーを2枚融合してやっと《知恵の光》1枚なので、余程手札に《マジカルリス》、《アレイスター》などがかさばっている状況以外では、序盤の融合は得しないと言えます。

では《イザベル》にフォロワーを融合するときの考え方なのですが、

①「このターンに1枚目を融合すれば、次のターンに《知恵の光》を加えられてPPのくっつきが良くなるかもしれないから混ぜる」
凄く当たり前の事を書いていてアレなのですが、1枚目を融合したからといって次のターン2枚目を融合するとは限りません。マナリアウィッチのようなたくさんドローをするデッキでは、常に「かもしれない」で様々なトップの受けを想像しながら戦うのが重要だと考えています。
具体的には《マジカルリス》、2枚目以降の《アレイスター》などより《知恵の光》が欲しいという状況はぼちぼちあると思いますので、そういう時は融合を考えていきましょう。

②「このターンから1枚目を融合しておかないと、打点を与えたり7種達成したいターンに《紅蓮の魔術》が間に合わないから混ぜる」
このデッキは基本的に1コススペルが3種類、2コススペルが4種類なので、仮にどれか1種類が欠けて《天外の片鱗》を引けていない試合だと《紅蓮の魔術》が7種類目になることはかなり多いです。
なので5tに1枚目を混ぜ始めれば7tに《紅蓮の魔術》→《ユニオンマジック》→《アルティメットマジック》という可能性を見ることが出来ます。


融合の優先度

《イザベル》にどのカードを混ぜるべきなのかは常に難しいところです。もちろんありとあらゆる要素が影響するので一概には言えないのですが、あえて混ぜやすさランキングを作るとすればこんな感じかと思います。

《イザベル》>《マジカルリス》≧《アレイスター》>《ルーニィ》>>>《グレア》>《アン》>《石英》、《マギス》

・対面がコントロールよりで、《アルティメットマジック》が複数枚欲しい場合は《イザベル》に《イザベル》を混ぜてよいのか検討

・《アレイスター》を1枚目から混ぜると7種達成が困難になることがままある。

・手札の右の方にいる実質《マジカルリス》の《ルーニィ》は割と混ぜる。

・《グレア》、《アン》、《石英》、《マギス》に関しては混ぜなくて済むのであれば極力混ぜたくないカード。

・《グレア》、《アン》を混ぜるのは序盤動けない時、《石英》、《マギス》を混ぜるのは中盤以降トップで引いてきてコストが下がる見通しが立たない時ぐらい。


《アルティメットマジック》について

5コストでリーダー10点、体力10回復という非常に強力な《アルティメットマジック》なのですが、それ単体では一切盤面に触れないという弱点があります。
スペルウィッチであれば《炎の握撃》、進化ウィッチであれば《堕落の決意》などと同時に使うことでその弱点をカバーできるのですが、マナリアウィッチの場合はそういった低コスト除去が乏しいため注意が必要です。

具体的には
①《グレア》進化、《グランドブレイク》などで盤面に触りながら使ったり、《ユニオンマジック》を開くのと同ターンに使う。
②そもそも10回復の方は当てにせず、リーサルターンに使う。
辺りの意識が大切かと思います。

《イザベル》の追加により新しく生まれたリーサルパターンとして9ターン目の《紅蓮の魔術》+《アルティメットマジック》+《イクシードブラスト》の盤面無視21点は頻出なので覚えておくといいかもしれないです。



おわりに(2)

少ない量ではありますが、加筆内容まで読んでいただきありがとうございます。今期もあと1か月と少しですが参考になれば幸いです。

このnoteについてですが、今後も新しい知見や得られた感覚があれば追記していくかもしれません。

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