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声量の大きさは正義なのか?

声量の大きさは正義です。adoが証明しました。彼女の声は一聴してわかる大音量です。絶叫した時だけではなく普通に歌っていても既にとんでもない声量を誇っています。

声量とは歌唱力です。

大きな声を出すということは効率よく発声してるということに他なりません。そして言うまでもなくそれは優れた身体能力が必要です。ヴォーカリストはアスリートの側面も大きいです。日本でその認識をしっかり持ってるのは大会場を満員にするスーパースタークラスのアーティストに限られてると思います。

ヴォーカリストはアスリートでもあることを今すぐ認識してください。

優れたヴォーカリストは既にそう認識してますが、ライブハウスクラスではまだまだ少数派だと思います。

大は小を兼ねます。大きな声を余裕を持って出せる人は小さな声もコントロール出来るし存在感ある声として発声できます。優れたヴォーカリストが普段話してる声を聞いてみてください。存在感のある声です。すぐその人だとわかる声です。人間の耳は人間の声に照準があっています。あらゆる声を聞き分けられるのはそのためです。中でも優れた声は一瞬で、ほんの数秒で聞き分けることができます。

一瞬でその人だとわかる声を出せる人こそが優れたヴォーカリストです。

まずは大きな声を出せるようにしてください。声を張らずに、無理なく、コントロール化においた上で存在感のある声を目指してください。歌唱力強化の早道でありブレイクへの早道です。

既にadoが証明してくれました。歌唱力こそが音楽における正義なんです。そしてそれこそ日本が世界に最も負けてる要素でもあります。

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