見出し画像

ソロのバンドセットメンバーの正しい決め方。

ソロで弾き語りをメインでライブ活動をしてる人がバンドセットでライブをする際にどうやってメンバーを選べば良いのか、お話しします。ここではバンドのヴォーカリストがソロで別のバンドセットで演奏したいとなった時のことも含めます。

ずっと弾き語りで活動してるとバンドとの対バンも時には経験するようになります。そして自分もバンドで歌いたくなることもあると思います。メンバーを妄想します。ドラムはあの人、ギターはあの人、など考えます。声をかけてみたいけれど誰から声を掛ければ良いのか、迷うかもしれません。

まずはバンマスを選んでください。

楽器担当はなんでもかまいません。最もあなたがやりたい事をわかってくれてる、わかってくれそうな人、最もセンスが良いと思える人、音楽性に惹かれる人、人間的な相性の良さそうな人、をひとり選んでください。そしてその人に他のメンバーを選んで貰います。

ソロのバンドセットは狭い意味でのバンドではありません。運命共同体では無いんです。ライブのための、もしくはレコーディングのためのメンバーです。各メンバー全員と密にやり取りすることは、それは音楽的にも効率的にも人間的にも上手くいきません。なんせ急造バンドです。

基本的にアレンジなどをバンマスに委ねるか、2人で作ります。そしてバンマスから他のメンバーに伝えて貰うようにします。バンマスと他のメンバーとのコミュニケーション、人間関係はとても重要なので、そのメンバー選びはバンマスに任せます。

ソロのバンドセットは長い時間をかけて構築していくようなものではありません。その時期によってやりたいことも変わってくると思うので、メンバー構成も変わることもあります。それがソロの醍醐味でもあります。だからこそ効率と人間関係がとても大事です。

バンマスにアレンジを委ねることで良い事が他にもあります。あなたの歌を、曲を、音楽性を、客観的にみてくれます。もしかしたらあなたの知らないあなたの良いところを抽出してくれるかも知れない。あなたの予想もしてなかったアレンジを考えてくれるかも知れない。

ソロのバンドセットは音楽的冒険であり、あなたの才能開発の場でもあります。もし信頼できるバンマスがみつかったらぜひ試してみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?