僕は復興に反対します。

 東日本大震災の頃から思っていましたが、僕は復興して欲しいと思ってない。そんなお話です。
 明らかに時代が変わるのを感じました。今まで縄文時代だったのが弥生時代になった。そんな感覚です。
 不快に思う方が多い記事だと思いますが、明らかに時代が変わっているのでこういった記事があっても良い。まぁ、正直書くのが早すぎるとは思いますが。

僕が復興に反対する理由
 ①感情論だけで政治をしている。
 ②復興は永遠に終わらない。
 ③時代が違う。
 の大きく3つの理由で反対します。

 ①感情論だけで政治をしている。

 政治、国政とは統計や科学的根拠、算段と論拠を持って行うべきです。もちろん、統計が取れない事象や現代の科学では解決できない事も多いですが、ベースには科学的根拠や統計が含まれるようにしているはずです。
 なので「被災者がかわいそうだから◯◯する」とか「ムカついたから✖︎✖️する」といった感情論だけで政治をするべきではないし、できない。

 しかし、復興に関しては感情論しかない事が多い。
 ニュースを見ていると「被災者の気持ちを〜」「故郷が破壊された気持ちを〜」など、感情を扇動するニュース報道が多すぎる。感情的にならず論理的に考える事ができてしまう人には凄く不快だと思います。

 ニュース報道には辟易してTwitterを見る。
 しかし、承認欲求系のトラブルを起こしている人が多すぎる。「被災者を救う正義のヒーロー」や「弱者を守ったり、復興を邪魔する敵と戦う英雄」というような気分になっているんだろうか。僕は全くして刺さらないし、全く無価値な情報だし、そんな内容しか流れて来ないと不快感が強い。

 東日本大震災の時から復興に協力する気はなかった。
 当時の僕は、有料老人ホームで介護の仕事をしながら看護学校に行くために貯金をしているところでした。月12〜15万貯金して看護学校に行く学費と看護学校受験を突破するための予備校の資金を貯めていた時期。
 なので、1円たりとも復興に協力する気がなかった。被災地に行くなんてとんでもない。そんな金があるなら貯金する。
 僕は復興の邪魔はしないし、税金で取られるのは仕方がないが、自ら復興に協力することはない と思いました。
 復興が〜と言えるのは、余裕がある人なんだろうなーと思ってました。

 さて、話を現在に戻し、当時の僕のように復興に協力する余裕のない人が多ければどうなるか。

 ②永遠に復興は終わらない。
 復興関連で違和感がありましたし、余裕もないので自ら復興に協力することはない。
 復興庁というのも正直、意味が分からなかった、震災から10年後に解散する予定が延期になってます。

 震災から10年経ってしかも延長しても復興が終わってないみたいなんですよ。このペースだと20年だろうと30年だろうと延々と復興?をし続けるために延々と税金が使われる。
 熊本地震や能登半島地震が起きました。こちらの復興にも10年以上かかるのでしょうか?このペースだと20年だろうと30年だろうと延々と復興?をし続けるために延々と税金が使われる可能性があります。
 その間も東日本大震災から立ち直ってないようなので復興が必要となる。

 日本国では今度も震災が起きてしまうでしょう。地震が起きるたびに永遠に復興し続ける地域が増えるのでしょうか?復興に無尽蔵な税金が必要になりそうです。
 このペースだといつか絶対に復興に反対する人が出てくる。明確な意思を持って、パンクでロックなアナーキーな感じで復興に反対する人が必ず出る。そう思ってました。
 今の時代は、「高齢者は全員◯ね」「高齢者は延命するな⚪️ね」みたいなツイートがとても多い。だからうっかり復興反対と言ってしまう人もいるかと思う。
 また、ネットの世界では暴言により裁判沙汰になったり、誰かを自殺まで追い込んでしまったりという事件はいくらでもある無法地帯であるから、復興に反対して惨事が起きるかもしれない。

 ある意味、復興反対という言論が流れるのは正常である。
 東日本大震災の時はこんな事はなかった。復興を反対している人を探す方が難しい。でも今後は違ってくると思う。

 ③時代が違う。
 日本に被災地を復興できる余力があるのか。限界集落を復興させる価値があるのか。という問題です。
 これは復興に反対する人がいってる事が多いですね。

 そもそも復興に熱心なのはよく分からない活動家や正義のヒーローしてる人だけで、大部分の人は復興に反対でも賛成でもなく無関心なのかもしれない。
 復興反対と明確に言ってても対して伸びてない事からも無関心だから伸びない。そんな時代な気もする。

 いつか、誰かが絶対に言わないといけないこと。日本国には表現の自由もある。
 だから僕は復興に反対します。

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