見出し画像

【必ず、その道をつくります】

いつもありがとうございます。
ご縁はがき 玉城麻衣です。

手書きの筆文字で 伝える 
「ありがとう」の感動を大切な人へ。
あなたが出会う大切な方へ手書きの筆文字で
感謝を伝える一枚、それがご縁はがきです。
90分で身につく味のある筆文字の技術。
お子様からビジネスマン、お年寄りまで
ご縁ある方にお伝えし、
ご縁はがきを日本に世界に広めています。

こちらのブログでは、自己紹介や活動紹介、
筆文字やはがきにまつわる知識、
メッセージなどを発信してまいります。
お好きな記事がありましたら是非ご覧ください♪

夕方、私に起こった出来事は
前髪しかないチャンスの女神様なのかも、
そう思ったこの心の感動を残したくて。
また、これまでのご縁はがきの歩みを
みてくださっている方へ、
リアルな状況をお伝えしたくて。
 
 
まだご縁はがきを書き始めて
100人くらいの頃から
「1,000人に渡したらその変遷を本にします」
そう言い続けてきました。
1,000人の出会いの中で
出版のチャンスを掴めたら…
なんて思いながら、
しかしその巡りあわせはなくて。
 
でも、言ってしまった以上やるしかない!
絶対に本にするとそれだけ決めていたので、
半年かけて本を執筆し、
自分でIBSのバーコードを習得し、
自ら出版者となり。
当時私が出版に使える
費用の限りで作れたのが500部。
だから、500部だけ本を作って
両親はじめ支えてくださった方へ
配ったのが3年前のこと。
 
読んでくださった方より
たくさんの感動のお言葉を頂きました。
自費出版という形ながら
出版当日には80名の方が集まってくれて
お祝いしていただきました。
本当に、今思いだしても涙が出てきます。
 
あれから、再出版をしたいと
ずっと求め続けていました。
出産も挟まり、なかなか着手できず
うずうずしていた私でしたが
「再出版を、商業出版で果たす」
そう決意して方法を探し出したのが今年の冬。
そうして、とある出版社の
コンテストを見つけました。
最優秀賞の方には、
出版の道が約束されていました。
一縷の望みを託して当時の原稿を取り出し、
あれから3年分の月日を加筆修正し
新しい作品として応募しておりました。
 
先日結果が届きました。
期待していなかったといえば噓になります。
望ましい結果ではありませんでした。
ただ講評の開示を希望者にと添えてありました。
「見たくないけれど、
でも出すと決めているから。」
家族にも見せずに、一度封書ごと
捨てそうになった私でしたが・・・
意を決して問い合わせをさせていただきました。
 
先ほどその出版社の方からお電話がありました。
 
メールか文書での
簡素な講評を想像していましたので、
口頭での講評!?と思いながらお話すると
それは少し、違っていました。
とっても親しみのある、
温かなお声の男性の方でした。
 

 
「いやあ、大変意味のある作品でしたね。
本当にご応募ありがとうございました。
ただ、今回は1500~600人の応募がありました。
それ故に、賞は限られた方になります。」
 
「ですが、実は今回再審査を予定しています。
再審査で選ばれた方には、
来春の出版も予定があります。」
 
「もし出版のお気持ちがあれば
再審査の候補に入れさせていただきますが
はなから出版なんて考えていない人もいますので…
そのあたり、どのように考えていらっしゃいますか?」
 
 
(・・・!!!???)
 
 
「実は、今回の結果でダメだったら自費出版してでも、
出版の道を自分でつくるしかないと思っていました。
そのお話をいただけるのであれば、
もう、願ってもないお話です。」
 
 
「そうですか。わかりました。
では、最後に質問させてください。
もし出版が実現したら、
誰にこの本を読んでほしいですか?」
 
 
自分でも、コントロールができず
見知らぬ出版社の方との電話口で、
不覚にも涙を抑えられませんでした。
気づけば、涙声でした。
 
 
「この作品は、私だけで
できたものではありません。
1000人の方に渡した中でつくられた、
私の人生そのものです。
一人目に(ご縁はがきを)渡した親もそうですし
私が1000人の方へ配り歩く
くらいの気持ちでいます。」
 
 
「そうなんですね。ありがとうございます。
再審査には少し時間がかかりますが、
どちらの結果でも
またお手紙をお送りさせていただきます。
お待ちくださいね。
(中略)
まだまだ暑い日が続きますね。
コロナもありますが
どうかお身体には気を付けてくださいね。」
 
 
 
ビジネスライクではない、親身な言葉でした。
どんな結果であっても、
忘れない一期一会になるでしょう。
 
そして、何より
本への想いに出てきた不意の涙に
「私はやっぱり、本を出したいんだ。」
ご縁はがきをここまで育ててくださった方への恩返しとして、
「私はやっぱり、本を出したいんだ。」
その本当の願望に気づけただけでも、
このコンテストに出た価値があったことを
今では思っています。
 
 
 
再出版します、と宣言したときから
随分と時間が経っていることを承知です。
有り難いことに、
本を待っていてくださっている方も、
いらっしゃいます。
どうか、もう少し待っていてください。
必ず、出版の道をつくります。
遠かれ近かれ、どんなに時間をかけても
ゴールへ向かいます。

チャンスの女神って
こんな風に訪れるのでしょうか。
今は、あともう少し。
終わってしまったと思っていましたが
祈る時間が増えました。
祈るばかり、どうか、宜しくお願い致します。

最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。
あなたとのご縁に、心から感謝申し上げます。 

【玉城麻衣 たましろまい】
1993年生まれ、熊本県出身。
2015年、自分の人生で出逢う1000人の 縁ある方へ筆文字で「ご縁はがき」を届けるチャレジに挑戦、2年間を経て1000枚を書き上げる。
その翌年から「ご縁はがき講師」として 活動を全国で展開。
講演、セミナーは累計100回以上。
出会ったお客様の数は800名を超える。
2018年7月「ご縁はがきのキセキ」 個人出版500部。

【お仕事について】
・公開講座へのお問い合わせ、
・出張講座などの講師のご依頼、
・デザインや記念品制作など書道家活動
下記リンクよりHPをご覧ください。
個別のお問い合わせもお待ちしております。
[https://goenhagaki.com/]

~こちらも随時更新しています~
■Facebook
[https://www.facebook.com/mai.obara1]
■Instagram
[https://www.instagram.com/mai.tamashiro1/]
■Twitter
[https://twitter.com/goenhagaki/status/1392712399182987266?s=21]

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?