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出逢うことだけではなにも変わらないけれど

昨日、もう3年ほど前から私のはがきデザインをオーダーメイドで注文いただいている方よりお電話がありました。
「お繋ぎしたい方がいまして」

よくお話を伺うと、その方がとある自分のお客様へ送ったご縁はがきのデザインをたいそう喜んでくださったようで。
私がInstagramで発信しているご縁はがき作品もほぼ全て見てくださり、お客様の事業所でもぜひ使いたいということでした。

早速ご挨拶も兼ねてそのお客様へお電話差し上げたところ
「どの作品も言葉も響いてくるものばかりで、見ているとほのぼのした気持ちになってね」
ご依頼のお話だけでなく、発信している作品へのリアルなお声をいただいて、さらにはお互いの共通点も見つかって盛り上がり、たった一本のお電話でしたが心がほかほかになりました。

繋いでくださったその方と出逢っていなければ、またその方が私のデザインしたはがきを使ってくださっていなければ。その方とお客様が出逢っていなければ。

いや、たとえ出逢っていたとしても、なにか一瞬でも糸がかけちがっていればこのように私にまでご縁が巡ることはなかったでしょう。

聞いたところ、私のはがきを使ってくださっているその方は、毎日欠かさずお客様へはがきを送り続けているのだそう。
そのはがきが無くなる前に、必ずリピートのご依頼を入れてくださること数年。おそらく年間400枚、かれこれ累計1000枚は送っているのではないでしょうか。
なかなかそのような方はいらっしゃいません。
ご依頼いただくごとに、尊敬の念は増すばかりです。

ご縁って不思議です。
たった一度の出逢いで全てが得られたり、まるっきり変わることは99%ないけれど。

一つの出逢いをお互いが大切にし続けていくことで、ご縁が深まり広がって、お互いの人生が豊かになっていくのですね。

*出逢いの軌跡

ご縁は、いただきもの。
自分と相手の手のひらにそれは突然、舞い降りてきます。

どちらかが振り払ってしまったり、なにかの拍子に落としてしまったり。

そんなことがあったらいとも簡単に人はすれ違ってしまうもので、実際にはその確率の方が断然大きいのです。

でも、会うことができて。
それが一度きりではなく一期一会が重なっていくことで
”あなたのことが大切です”
思いと思いが、一つの絆になっていくのですね。

出逢ってから今日までの、あなたとの一期一会に心からの、感謝を込めて。


【玉城麻衣 たましろまい】
1993年生まれ、熊本県出身。
2015年、自分の人生で出逢う1000人の 縁ある方へ筆文字で「ご縁はがき」を届けるチャレジに挑戦、2年間を経て1000枚を書き上げる。
その翌年から「ご縁はがき講師」として 活動を全国で展開。 講演、セミナーは累計100回以上。 出会ったお客様の数は1100名を超える。
2018年7月「ご縁はがきのキセキ」 個人出版500部。
2020年11月福井新聞掲載。同年12月週刊誌「週刊女性」掲載。
2021年9月書道のはな*みちスカウトキャラバン、カリグラフィー部門グランプリ受賞。
2021年4月「一枚の奇跡」(文芸社)出版。
2021年4月初個展「ご縁はがき展」を東京都内にて開催。
公開講座の他、企業研修や公立高校での出前授業、学童や福祉施設においてもご縁はがきを通して、手描きの筆文字で感謝を伝える技術を普及している。

【お仕事について】
・公開講座へのお問い合わせ、
・出張講座などの講師のご依頼、
・デザインや記念品制作など書道家活動
下記リンクよりHPをご覧ください。
個別のお問い合わせもお待ちしております。
http://goen-hagaki.com/

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