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録音、ミックス関連

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自宅録音やミックス、リモートでの制作に関連しそうなトピックで人気のあるもの、特に重要だと思うものをマガジンに纏めました。
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#ギター

David Royer氏の生み出したダイナミックマイクMA-D

PR記事であることを最初にお伝えしておきますが、僕がかれこれ8年間RoyerやMojaveのマイクをメインで使い続けているRoyerファンであること、MA-Dが国内入荷したら直ぐに使いたい旨を昨年の夏から宮地楽器さんにご相談していたこと併せてお伝えすることで、この記事の真剣度を感じ取って頂ければ幸いです。 さて、名機R-121を生み出したRoyer LabsのDavid Royer氏の名前は、音楽家なら知らない人が居ないくらい有名ですが、そのRoyer氏のマイクブランドMo

モデリングアンプで極力実機に近い音を録りたい人が知るべきこと

アンプシミュレーターで音作りが上手く行かない理由は次の2つに大分されます。 ・生のアナログアンプに触れていない ・マイクレコーディング、ミキシングに慣れていない いずれにも当てはまる人であっても上手に音を作れる人はいますがそれはそれとして、この2点を抑えておいた方が良い理由と具体的にどんな訓練が有効と思われるかをご説明します。 時間をかけて感覚を養っていくのはまだちょっとハードルが高いのでもう少し気軽にそこそこ良い感じの音を出したい方には下記の記事の方がオススメです。

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アンプシミュレーター初心者でも出音を手っ取り早く良い感じにするためのポイント

レコーディングスタジオで100Wのチューブアンプにマイクを立てて録音した所謂プロの現場の音を簡単に出すノウハウは一朝一夕で身につくものではありませんが、その音に何となく近い音を手っ取り早く楽しむ方法は無くはありません。 この記事ではシミュレーターに触り始めたばかりの人、久しぶりに触る人、たまにしか触らない人が100点満点中70点の音を目指す時のチェックポイントをいくつか紹介します。概要は目次をご覧ください。人によっては当たり前のことかもしれませんし、見落としていることかもし

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僕がマルチマイキングをしない理由

この記事では僕がギターキャビネットにマイクを1本しか立てたくない理由を解説します。そのうち主義主張や好みは変わるかもしれません。 もくじ・音の密度が高くなる ・結果が予測出来ない ・そうは言っても複数のマイクを使いたいケース 音の密度が高くなる複数のマイクを組み合わせれば、それぞれのマイクのキャラがお互いの穴を埋め合って隙間の無い音が出来上がります。 特にそれぞれのマイクの位相とタイミングを完璧に揃えてあげると簡単に厚みのある音を実現することが出来ます。 これをネガテ