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録音、ミックス関連

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自宅録音やミックス、リモートでの制作に関連しそうなトピックで人気のあるもの、特に重要だと思うものをマガジンに纏めました。
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2020年11月の記事一覧

ミキシングエンジニアに最善の仕事をしてもらうための考え方

この記事は作編曲家の方がエンジニアにミキシングを依頼する際に抑えておくべきポイントを列挙し、より良いファイナルミックスをより短時間で生み出せる現場を増やすことを目的とした記事です。 素材を渡す段階でミックスは始まっているエンジニアに渡すパラデータの時点でミックスは始まっています。ツーカーの関係のエンジニアであれば特に心配はありませんが、初めて依頼するエンジニアであればデータを渡す前に色々確認するべきでしょう。「あのエンジニアがOKだったからこのエンジニアもOKだろう」は、当

サンプルライブラリの質を買う前に可能な限り見極める方法

いの一番にやるべきことどこを探しても重要なことは恐らく99%以上英語でしか書かれていませんし語られていないため、まずは何とかして英語で情報を得る手段(Chromeの翻訳やYouTubeの字幕等)を用意して下さい。 ・メーカーサイトの商品ページを見る ・公式のティザー、トレイラーを見る ・公式のWalkthrough動画を見る ・VI-CONTROL、Gearslutz、KVR等やメーカーのフォーラムを見る ・既に購入したユーザーが上げたデモに質問を送る このあたりは非常に

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打ち込みドラムを生っぽく仕上げる準備

はじめにこの記事は具体的にドラムミックスで行うエフェクト処理に触れるのではなく、各チャンネル、マイクポジションの役割とそれぞれに生じがちな問題点を列挙しミキシングを迷うことなく始められるようにすることを目的としています。 多過ぎるマイクチャンネルが問題90年代のドラム打ち込みはキックならキック、スネアならスネアと非常にシンプルでしたが、昨今のドラム打ち込みは実際のドラムレコーディングと変わらない知識、技術を求められるようになりました。 この記事では特に高機能なドラムサンプ

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