恐山に泊まる①(恐山へ向かう)
職場の友人と恐山に行ってきました。
行きたい場所リストにはずっと入っていたのですが、念願叶いようやく🗻
恐山という名前を知ったのはシャーマンキングで(世代…)高校生の時に寺山修司の『田園に死す』を観て興味が湧いた場所です。
素晴らしすぎてまた行きたいと思っているので、忘備録として記しておきます。
夜行バスで青森に向かい、朝は海鮮市場で丼を食べ、純喫茶でまったりしてから昼過ぎに青い森鉄道に乗りました。
🚇恐山へのルート🚇
青森駅
↓ 【青い森鉄道 八戸行き】
野辺地駅
↓【JR大湊線 大湊行き】
下北駅
↓【下北交通バス 恐山行き】
恐山
青い森鉄道、大湊線、バス全て現金のみ。ICやクレカ使用できません🥲
ちなみに野辺地駅以降は駅前にコンビニもほぼありません。
12時過ぎに青森を出て、恐山に到着したのは15時前。電車もバスも本数が少ないので、近隣の方は車やバイクで行く方が楽かもしれません。
バスに乗車の際に、自動音声で恐山の成り立ちなどについての解説がありました。
また山中に『冷水』という駅があり、停車ボタンを押していないのにわざわざ一時停車してくださり、恐山の冷水(湧水)を飲ませてくれました。
冷水は1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲めば死ぬまで若返るという不老水らしいので、とりあえず3杯のみました。
恐山に近づくにつれ、硫黄の香りが強くなっていきます。眼前に広がる湖が美しく、既に極楽感が漂います。
三途橋を横目に、恐山菩提寺正門に到着。
閉山直前の平日だったからか観光客はまばらでした。気温は4°くらい(10月下旬)。晴れていたのでニットとコートでちょうどいい気候です。
売店で水子供養のお花がわりの風車を購入し、荷物を置く為に宿坊へ向かいます。
今回ホテルをどうするかという話になった時に、恐山に宿泊できるらしい情報を得たので泊まってみることにしました。
宿坊なので一般的なホテルや旅館とは違い、消灯時間や食事の時間が決められており、朝にはお勤め(読経と御祈祷)があります。
宿泊費は一泊2食付き12000円です。予約は電話かFAX、お支払いは現金のみ。
私は基本的に冠婚葬祭の時にしか宗教を意識しない人間なので、宿坊に泊まるのは失礼にあたらないのかな?と色々調べましたが、規則を守れば一般の観光客でも問題ないようなので…
2人での宿泊でしたが、部屋が広い。
10人くらい泊まれそうな豪華な和室でした。
冷蔵庫などはありません。ポットがあるので温かいお茶は飲み放題🍵
宿坊内はキャリアによっては電波が全く入りません。(LINEMO※ソフトバンク回線ですがずっと電波なし)
Wi-Fiも無いので宿坊での仕事や連絡は諦めましょう。
荷物も置いて身軽になったところで恐山散策に繰り出します。
👉②(恐山散策)に続きます。
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