Zedd - Clarity (Cover by Alyssa Shouse) on iTunes/ゼッドの「クラリティ」のカバー。アリッサ・シャウスさん。こうしてピアノ伴奏で女性の声で聞くと、そういう歌だったのかと思う。"If our love's insanity, why are you my clarity?"、「私たちの愛がいかれてるなら、あなたはどうして私とってまともなの?」。

「依存」をテーマに扱った曲かな。

この曲は、アルコールや薬物への依存に置き換える方がわかりやすいかもしれない。という私の解釈なんだけど、歌詞を聞いていて面白いなあと思ったのは、「依存」と「恋愛」がまるでそっくりな点。と言うか、恋愛の要素に依存があるからこうなっちゃうんじゃないの?的なところかな。

この曲をラヴ・ソングとしてみると、情熱的な部分ではあるけど、悲劇的な恋愛の世界のようにも見える。歌詞の「I」と「You」は、「依存」を「愛」と錯覚しているのか、そこで悩んでいる。こうなっちゃったよ、愛の結果、みたいに。

恋愛は、始まった途端に破滅に向かうのでこうなる。そういう歌なんだけど、私の「愛」は、もっと静かにひっそりと秘密。理由は、相手にも周囲にも、誰にも言わないから。壊れるのがわかっていて言うほど軽くない。多分、一生、内緒。そして、死んだらそれで消える。

世界を破滅に向かわせてもいいという覚悟なら、別れて別の道を歩んだ方がお互いのためにずっといいとは思わないでしょうね。

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