Life and Death by Paul Cardall/マイケル・ジアッキーノ作曲「生と死(LOST)」をピアニストのポール・カードールが弾いたもの。とても、アメリカ的な感じがする。

「生と死」
「死」は全ての終わりで、死にゆく時に持っているもの全てが共に「死」としてこの世から消え去る。そういう終わり方をしたいと思っている私だが、この曲から受けたのは、「死」は誕生でもあるかのような、新たな芽吹きのような命。

そうだろうか?

死んだ後のことまで美しく飾っておきたいとはあまり思わなかった私だが、花を手向けた時、飾ってあげたいと、その死者に思ったものだった。何度か死との遭遇を経て、私自身は飾りたくも美しくありたいとも思わなかったのに、おくる時は逆だったなあ。

私は自分のためになど、ちっとも生きていやしないんじゃないか。

そう思うと涙が出てくる。

こういう音楽がきっかけでふっと、見えなかった自分が見えてくるのは困っちゃうなあ。
どうしてくれるんだよぅ

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