「Don't You Worry Child 」(Swedish House Mafia ft. John Martin)の読み

 

 ビアノガイズの演奏で「Don't You Worry Child 」を歌うShweta Subramさんが素晴らしい!インド系カナダ人でシンガー、ソングライター、パフォーマーらしい(参照)。既に解散してしまったSwedish House Mafiaというバンドの曲のカバー。残念ながら彼女の言語が理解できない。ヒンディー語かどうかも分からない。ああ、何も分からないのはかなりのストレスだ。そこで、気休めにオリジナルをちょっと覗いてみた。
 ジャケットには、無神論者のことが書いてある。その思いをこの歌に託したということだろうか。その辺もよくわからないが、とにかく、曲を読んでみよう。

 情景:主人公は自室の壁にかかっている昔の幼いころの写真を見ながら、父親との親子関係から語り始めている。

There was a time
I used to look into my father's eyes.
In a happy home
I was a king, I had a golden throne.
Those days are gone, now the memories are on the wall.
I hear the songs from the places where I was born.

子どもの頃はオヤジの目を見て話したものだった
家では僕は幸せで、王様のように全てが思いのままだった
だけど、もう今は違う 
それは思い出となって壁にかかっている写真の中にしかない
僕は生まれ故郷の曲を聴く

Upon the hill across the blue lake,
That's where I had my first heartbreak.
I still remember how it all changed.
My father said,
"Don't you worry, don't you worry, child.
See heaven's got a plan for you.
Don't you worry, don't you worry now."
Yeah!

青く澄んだ湖を越えて丘の上に立つと
そこは生まれて初めて私が失恋を味わった場所
そのせいでなにもかもが変わったことを
今でも思い出す
その時オヤジがこう言ってた
「心配しなくてもいい。大丈夫だよ。
いいかい、神様は考えてくださってるよ。
だから心配することなんてないよ。」
そうなんだ!

"Don't you worry, don't you worry, child.
See heaven's got a plan for you.
Don't you worry, don't you worry now."
Yeah!

There was a time
I met a girl of a different kind.
We ruled the world,
I thought I'd never lose her out of sight.
We were so young, I think of her now and then.
I still hear the songs reminding me of a friend.

まえに
私とは違うタイプの子と付き合っていた
怖いもの知らずのぼくら
彼女を失う日が来るなど思いもしなかった
2人ともまだ子どもだった
今でも彼女のことを思う
今でもその曲を聞くたびに友達としての自分を思い出す

Upon the hill across the blue lake,
That's where I had my first heartbreak.
I still remember how it all changed.
My father said,
"Don't you worry, don't you worry, child.
See heaven's got a plan for you.
Don't you worry, don't you worry now."
Yeah!

Oh, oh, oh!
Oh, oh, oh!

 滅茶苦茶、難しい。
何を思ってこの詩がうたわれているのか、背景が何もわからないととんでもない意訳になってしまう可能性もある。
 余談だが、思い出すと失恋の思いが重なる曲がある。その曲を聴くと辛い過去を思い出すが、過ぎてみると、その相手はいつの間にか古き良き友となっている。私には神様がいいようにしてくれるよといった、慰めの言葉をささやいてくれる人はいなかった。一人でずっしり重い気持ちを引きずっていただけだった。


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