人に信頼するよりも主を信頼したほうが良い。

マルティン・ルターの愛唱歌ともいわれる詩篇118には、「人に信頼するよりも、主に信頼すべき」ということが書かれています。

聖書箇所を見ていきましょう。

詩篇118


1 に感謝せよ。はまことにいつくしみ深い。
 その恵みはとこしえまで。

2 さあ イスラエルよ 言え。
 「の恵みはとこしえまで。」

3 さあ アロンの家よ 言え。
 「の恵みはとこしえまで。」

4 さあ を恐れる者たちよ 言え。
 「の恵みはとこしえまで。」

5 苦しみのうちから 私はを呼び求めた。
 は答えて 私を広やかな地へ導かれた。

6 は私の味方 私を助ける方。
 人は私に何ができよう。

7 は私の味方 私を助ける方。
 私は 私を憎む者をものともしない。

8 に身を避けることは
 人に信頼するよりも良い。

9 に身を避けることは 
 君主たちに信頼するよりも良い。

10 すべての国々が私を取り囲んだ。
   しかしの御名によって 私は彼らを断ち切る。

11 彼らは私を取り囲んだ。まことに私を取り囲んだ。
 しかしの御名によって 私は彼らを断ち切る。

12 蜂のように 彼らは私を取り囲んだが 茨の火のように消された。
 の御名によって 私は彼らを断ち切る。

13 おまえは私を激しく押し倒そうとしたが
  が私を助けられた。

14 主は私の力 またほめ歌。
  は私の救いとなられた。

15 喜びと救いの声は 正しい者の幕屋の内にある。
 の右の手は力ある働きをする。

16 の右の手は高く上げられ の右の手は力ある働きをする。

17 私は死ぬことなく かえって生きて のみわざを語り告げよう。

出典:Ⓒ新日本聖書刊行会 新改訳聖書 2017

私たちは、困ったときに、「人に助けを求める」「助けを求められそうな人に助けを求めようとする」という行動を、本能的にとってしまいます。

しかし、聖書には、人に信頼するよりも主に信頼し、主に拠り頼むべきだということが示されているんですね。

人に助けを求めても、期待したような助けを得られる保障はありませんし、むしろ失望するような結果となることが多いのではないでしょうか。

しかし、主に拠り頼めば、主は必ず我々を窮地から救い出してくださるのだということが、この詩篇118には示されているんですね。

当然、主に拠り頼んだ結果、「主が誰かを遣わしてくれたり、誰かを媒介としてくださる」ことはあると思いますが、まず人に拠り頼むのではなく、まず主に拠り頼みましょう。

そのほうが最も良い結果になりますよ、ということがこの聖書箇所からわかると思います。

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