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PlayStation VR2の最終デザイン公開で考えるVRゲームの可能性について

こんばんは。
先日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から発表された『PlayStation VR2』の最終デザインは外観からは他社の製品と比較するとそこまでインパクトはありませんが、見た目ですぐに分からない部分ではさすがSONYという気配りと工夫がたくさん詰まっていました。

それを紹介していこうと思います。
ちなみに前作の『PlayStation VR』はこんなデザインでした。

PlayStation VR

VRはPlayStation4と5で使用できますが、VR2はPlayStation5専用になります。
残念ながら、私の周りでVRを持っていた人は数人しかいませんでした。
値段がそこそこするというのもあったとは思います。
そもそも対応タイトルが少なかったですし、個人的にはVRが長時間プレイするゲームには向いていないと思っているのも理由としてはあります。

というのもやはり三半規管とか徐々に違和感が出てきて、気持ち悪くなったり、とても疲れるのです。
レースゲームとか確かに体験すると凄い没入感と感動があるのですが長時間プレイできないんですよね😅

アトラクションのように十数分の体験とかであれば、なんの問題もないのですが、ホームユースで長時間プレイするゲームプレイとの相性は、機器の進化とか色々な課題で視覚情報と感覚情報、身体的感覚のズレをなんとかする革新が必要だと思っています。

PS VR2のヘッドセットは、PS VR2Senseコントローラーとマッチするオーブ型のデザインを採用している。丸みを帯びた形は、プレイヤーがバーチャルリアリティの世界に入ったときに感じられる360度の視界を表現した。

使っていることを意識せずにゲームの世界に没入できるものを目指している。そのため、エルゴノミクス(人間工学)に基づいたデザインを重視し、様々な頭の大きさが快適に使用できるように検証を重ねてきたという。

現行のPlayStation VRにおいて多くの好評だったヘッドセットの重量バランスや一本のバンドだけで頭部に固定する構造は、PS VR2でも踏襲した。また、既にPS VRを遊んで得ているユーザーにも違和感なく使用できるよう、ヘッドセットのスコープ部分と顔の距離を調整するためのスコープ調整ボタンやステレオヘッドホン端子の位置も共通して配置している。

PS VR2ヘッドセットは、さらに快適な使い心地を追求するため、両目のレンズ間距離をプレイヤーの目の間隔に合わせることができるレンズ調整ダイヤルを搭載した。これによって、プレイヤーごとに合わせた最適な映像体験を楽しめる。また、ヘッドセットの振動用モーターなど、独自の新機能を追加していながらも、よりスマートなデザインに仕上げたことで、若干の軽量化も実現している。

SIE公式サイト

もうひとつはやはりヘッドマウントディスプレイが重たいことも長時間のゲームプレイを阻害しているので、若干の軽量化ということですが好感が持てます。
あと、メガネ着用したままつけられるものが出て欲しいなと思います。
メガネマンなので^^;

「PlayStation VR2のデザインに取り組み始めた頃、まず注力したのはPS5で実現したような、換気効率の高い設計でした。
VRタイトルに没入しているときにレンズが曇ってしまわないように、通風孔を設けるというエンジニアのアイディアから始まり、最終的なデザインでは、スコープの上面と前面の隙間に小さな空間を設けることで、効果的な換気を実現しています。
今回のデザインに至るまでの間、数々のユーザーテストを重ね、多くのデザイン、プロトタイプを製作してきました。
デザインの仕上がりには非常に満足しており、PlayStationファンの皆さまも同じように感じていただけることを願っています。皆さまに手に取っていただくのが待ち切れません。」
PS VR2では大きく飛躍したVR体験を提供するため、4K HDRディスプレイやグラフィックレンダリング技術による高精細なビジュアル、インサイド・アウト・トラッキングなどトラッキングの向上とヘッドセットフィードバックなどのPlayStationVR2Senseテクノロジー、そして新しく直感的なPS VR2Senseコントローラーが生み出す驚くほど深い没入感など、数々の新機能を搭載する。
さらに、PS VR2はケーブル1本で簡単に接続できる簡単なセットアップで、すぐにVRタイトルを体験できる。

SIE公式サイト

ケーブル一本で簡単にセットアップできることはとても良いですね。
しかもつけている時にケーブルがたくさんあると煩わしいので、体験を阻害しないためにも高評価です。
ハードウェアとしてはまだまだマウント式なので、爆発的に売れる未来は想像できませんが正当進化版としてはきっとよくできていると思いました。

あとVRは2万円台からでしたが、お値段がいくらなのかですね^^;
そして肝心なのは専用タイトルがどんなものが計画されているのか。
これ一番大事。
結局はハードウェアビジネスの肝はコンテンツ、ソフトパワーなので。

おそらく今年中には発売されるのではないかなと思うので、続報を待ちたいと思います。
また、体験する機会があったらnoteで取り上げたいと思います!


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