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入力データを使い切るシステムがGOOD!

どんなに機能の良いシステムでも、入力データは必要、はやりのAIでも必要です。

入力データを使い切るシステムは、データの無駄を削減し、効率的な利用を促進するため、非常に有用です。データが使い切られると、それを収集したり保存したりするための費用が削減され、企業や組織はコストを節約できます。また、データを使い切ることにより、より正確な予測や洞察を得ることができ、より質の高い意思決定を行うことができます。

ただし、入力データを使い切るためには、データの品質を高めるための適切な処理や分析が必要です。また、データの量が膨大である場合は、データを処理するための適切なシステムやツールが必要になります。それでも、入力データを使い切ることができれば、より効率的で持続可能なビジネスを実現することができます。
良いシステムは入力工数の少ないもを良しとするべき、機能が色々あっても、都度入力データが必要では使い勝手が悪いシステムとなります。
例えば、製造業のシステム(下図)では、

図ー1 製造業 システム例
  1. 図ー1でトリガーとなるデータは、受注データ&発注データとなります。

  2. aは各工程で処理され会計処理へ、cは各工程で処理され会計処理、a,cから作成される各データはa,cの基本項目(製品データ、顧客先…など)を引用して作成されるので入力ミスは減少します。

  3. 一般的に製造業のシステムは会計管理システムとは別物となるが、出荷データは請求データとなり、入荷データは支払いデータとなり最終的には会計管理システムの入力データ(仕訳データ)となる。

  4. システム内で、作成されるデータは蓄積され経営分析のデータとなる。

よく使われている給与計算システムがありますが、ここで使われる勤怠データ(休暇日数、遅刻時間、残業時間など)、単に給与計算システムに使用するだけでなく個人評価データにも使用することが考えられます。

与えられたデータを順次処理し、最後まで処理した後に何らかの結果を出力するプログラムが入力データを使い切るシステムの一例です。また、与えられたデータを分析し、最終的にレポートや統計データを作成するシステムも入力データを使い切るシステムの一つと言えます。

特異な例として賞味期限管理システムは

  1. : 食品などの賞味期限を管理するシステムで、入庫した商品の賞味期限を登録し、出庫時に賞味期限の近い商品から先に出荷することで、在庫を回転させます。

  2. このシステムでは、商品の賞味期限が近づくと、自動的にその商品を優先的に出荷するように制御されます。

  3. このように、入力データである賞味期限情報を使い切ることで、商品の廃棄を減らし、在庫回転率を上げることができます。

入力データを使い切るシステムは、データの漏れや欠落を防ぐために重要であり、正確な結果を得るために必要なシステムです。

最後まで、ご覧いただき有難うございます。


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