【ヴァンガード 宿命決戦】ついに超強化!ディアブロス “爆轟”ブルースデッキ【解説】
☆はじめに
2023年発売のブースター『龍樹侵攻』でリリースされたカード、《ディアブロス “爆轟” ブルース》。
アニメシリーズでの活躍回数の割りに、以降のブースターで高レアリティサポートカードが追加されず、どこか歯がゆい思いをしていたプレイヤーも多かったかもしれません。
そんな爆轟ブルースですが、今回、2024年8月9日発売のブースターパック【宿命決戦】にて、ついに初となるRRRレアリティのサポートカードが収録されることになりました。
これはユーザーとしてとてもウレシイ!しかもこのサポートなんかめちゃくちゃ強い!
新規カード達によって、今まで以上の爆発力と安定性を両立しながら圧倒的パワーで相手を粉砕することができるようになった新生・爆轟ブルース。
攻撃プランの取り方次第で、どんな距離からでもゲームエンドに届きうる、面白くてとても強いデッキになりました!
本記事は、新しい爆轟ブルースを構築、運用する上での考え方と、攻撃盤面の組み方の指標などのお話が主になります。
過去に一度記事を書かせていただいてはおりますが、あれから年月も経ち、ゲームシステムも環境も何もかもが変わっています。
爆轟ブルースを取り巻く世界は、当時とは比べ物にもならないほど先へ進んでしまいました。
ですが今回の追加によって、爆轟ブルースは間違いなく、なんなら以前よりずっと「ヤれる」デッキとなっています。
ブルース軸をDシリーズでずっと愛用している人もそうでない人も、この機会にどうぞ一緒に一気爆勢になりましょう!
新しい爆轟ブルースがどういうデッキでどういう構築になるのか?というお話を、以下の見出しの順に、説明していきます。
◆新しい爆轟ブルースデッキの変化
エネルギーブラストという新システムが導入されてからの爆轟ブルースですが、エネルギーを使える所謂汎用カードは、場に出さなくてもよい<スチームガンナー ティズカール>を数枚採用する程度が限界でした。
実際のところ、ティズカールは手札枚数の少なさで常に喘いでいる爆轟にとってオアシスの水のようなものなのですが、全体のゲームデザインがエネルギーをリソースに変換する方向へシフトしたため、多少手札枚数が増えたとしても、そもそも相手を倒しきれず、こちらが先に討ち取られる……というゲームが多くを占めるようになっていたのが現実です。
そんな折、大会参加PRカードにて追加された《ディアブロスストライカー オーリンド》によって足りなかった攻撃力と爆発力が増強され、そして今回《ディアブロスプレイメイカー イーライ》によって、場づくりが簡単になると同時に、デッキそのものの安定性の大幅向上を受けました。
【宿命決戦】における爆轟ブルースは、ゲームの進行過程で鍵となるコンボカード数枚を揃え、そこからの6~7回攻撃で相手を粉微塵にするのが主な勝ち方となります。
リアガードの展開手段が増え、連続攻撃そのものに使うコストも幅が広がったため、点止めや安易なリアガード削りなどで止まりにくくなりました。
☆デッキレシピ
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