Bel-Sangue

・日常 ・詩と詞 ・色と彩

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最近の記事

1993

雨の唄 響く街 忘れた過去が 芽吹く 残り香 細い枝に 伸ばしても 届かない この手 紅い爪を立てて 長い髪で 顔を隠す 憧れ 捨てた 都会の空 独り 短い 夢の跡 東京 【1993/Dirt】

    • TREE

      海を眺める 無表情はどっちだ 灰色がずっとじゃまなトラック 白い枯木が悲しんでいる もう芽は出ない 何もかもぶっ壊して 出かけよう 次の太陽まで 錆びた雨雲が 【TREE/Dirt】

      • suite room

        厚い絨毯 無邪気な君は まだ見たことのない 淫らを隠してる レースに流れ落ちる 赤い滴は 僅か涙目の 悪魔を閉じ込めていた 笑顔を脱ぎ捨てた カーテンの裏側 何よりも綺麗な 蝶になって 青く染まる肌 横たわりながら だらしなく絡み付く 舌と唇 濡れて燃える その宇宙(よる)の果てに 溶けてゆく二人 塞がれたblack 笑顔を脱ぎ捨てた カーテンの裏側 何よりも淫らに 羽ばたかせて ほどけない身体を 声で癒しては 誰よりも綺麗な に変わる… 【suite ro

        • foolish

          軽薄な皮を剥がした 空洞の理解度で 無意味な博識とgossip 垂れ流して称賛を乞う 花柄の偽善は綺麗ね 偽者が踊る すがる過去 劣等感が吐いた 見下す快楽で 似た者 鏡の前 堕ちてゆく青い鳥 劣等感は排他 痕もない ぬるい楽園 似た者 鏡の前 堕ちてゆく青い鳥 【foolish/Dirt】

          花言葉

          互い違いに見た夢の始まり 罪深く 彩る空 倒錯した愛情を見落としたまま 美しい鈴の音は 悲しみの色 愛し合った日々は 色を失い 冷たい涙も忘れた 二人の身体を すり抜けてゆく 掛け違えた希望 綺麗好きな 嘘を隠して 繋がっていた過去に 振り向く目は 要らなかったの まだ 途切れた花言葉 傷も付けない 散る花弁もない 部屋で 倒錯した愛情を 重ね合えれば 美しい鈴の音 悲しみの終わりに 【花言葉/Dirt】

          Green tail

          まだ届くと 信じていた 木星の台風に 飛ばされた 壊れた人工衛星 いつまでたってもグリーンテールは 雷の入り口を探している ちょっとしっぽが重いねと 笑いながら 海に刺さった流星群 反対から見れば 希望なんてさ 叶った? でもずっと前から いつまでたってもグリーンテールは 月を操縦したいと思っている ちょっとしっぽが重いねと 笑いながら 【Green tail/Dirt】

          Beautifull days

          サンセット ワンフロア 2ビア アイスボックス フェンダー サマータイム サンデー バルコニー アルコール ライム ジャガー スネークスキン オレンジ リゾート ピンク カミナリ ピース パンク ノーサンクス デッドスター マッドネス ノードラッグ ガールフレンド ラブ 2ビア コズミック ネバーエンド ビューティフル 【Beautifull days/Dirt】

          Beautifull days

          花言葉

          互い違いに 見た夢の始まり 罪深く 彩る空 倒錯した愛情を 見落としたまま 美しい鈴は 悲しみの音 途切れた花言葉 傷も付けない 散る花弁もない 部屋で 倒錯した愛情を 重ね合えれば 美しい鈴の音 悲しみの終わりに 【花言葉/Dirt】