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宗教観を骨抜きにされた日本人

明治大学の先生の記事。私がずっと言って回ってることをそのまま書いてくださっている…

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 キリスト教を邪教と思わせ、本来の宗教としてではなく、キリシタンの摘発目的や戸籍制度の一環として仏教を利用した江戸幕府の政策によって、当時の日本人にすり込まれた宗教観から、私たちは抜け出せていないと思います。私たちは、150年前とあまり変わっていないように思えます。

 このことは、宗教の問題にとどまらないかもしれません。私たちは、上から与えられたものに従ったり、与えられた枠組みの中で選択するということを、意識もないまま行っている国民になっていないでしょうか。

 そんな現代人は、江戸時代の潜伏キリシタンたちの目に、どう映るでしょうか。

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150年前に一度、そして戦後に一度、日本人は宗教観を骨抜きにされてしまったのではないかと私はずっと考えています

こういう研究って宗教学になるんだろうか…

潜伏キリシタン関連のことを調べれば調べるほどに、私財をなげうってまで教会を建てようとした信徒さんたちの想いとか、250年も口伝で継承し続けた信念の凄まじさに驚愕するのだ…

今の日本人には、そうした迫害や弾圧などの圧力がない平和と引き換えの代償と言われようとも、やはり何か欠けてしまったものがあるのではないかと思わずにはいられない…


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