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3/16&17、北陸上空をブルーインパルスが飛ぶよ:T-4とは何か篇
こんばんは。お江戸出張中の後藤です。
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明日3/16(土)、ブルーインパルスが北陸新幹線開業記念イベントで石川県小松市と福井県福井市の上空を飛びます。
そして明後日3/17(日)、令和6年能登半島地震の被災者に対する激励飛行として能登半島上空を飛ぶ予定です。
その予行が本日行われるというニュースまで得ておりまして、九州よりも近いのですが、見れなくて残念…。
とか思いつつお銀座で飲んでいたら(ジャスミンティーを。お前は「オリビアを聴きながら」か!)、福島で震度5の揺れ。お銀座も揺れました。
関東は地震が多いですねー。
もう、色んな意味で震撼のJAPANですが、今年のブルーインパルスの予定にはなかった今週末の飛行。色んな人に、気持ちが届くといいなと願っております。
というブルーインパルス、40オーバーの福岡人には3.11の想い出がございます。
翌日の3/12に開業する九州新幹線と新博多駅のお祝いで、ブルーインパルスが飛ぶ予定でした。
その前日。予行で飛ぶブルーインパルスを、後藤は博多駅でたまたま拝むことができました。
そしてこの予行が予行で終わり、この飛行の直後に3.11が発生したため、博多駅のお祝いはいっさいが中止となりました。ブルーインパルスも飛びませんでした。
博多駅に付随する商業施設は、そうした理由から「創業祭」ができません。近いキャンペーンは毎年行われていますが、「創業」そのものをうたうことができなかったため、祭りにはできないまま今に至ります。
ただ、そんな残念なこともありましたが、不幸中の幸いと申しますか、このお祝いのために九州に来ていたので、ブルーインパルスの機体は被災せずに済みました。これがなかったら、本拠地である松島基地は冠水したので、おそらく全滅していたのではと思われますし、復活予算までは捻出できないまま、ブルーインパルスの歴史に幕を閉じていた可能性が高いです。
そんなブルーインパルスを再び福岡の空に!ということで、ライオンズさんが世界大会誘致の際に、福岡ドーム上空で飛ばしてくれたのが、2016年の6月26日(日)。
後藤はしっかり前日の予行からロケハンして撮影させていただきました。
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当日の様子はこちらもどうぞ↓
さて。もはや結構な市民権を得てきたブルーインパルスですが。
そもそも、何をしているのか、実はご存知ない方もいらっしゃるのではないかと思い、以下、一次ソースをもとにしながら勝手にご紹介したいと思います。
ブルーインパルスとは
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航空自衛隊の存在を多くの人々に知ってもらうために、航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事などで、華麗なアクロバット飛行(これを展示飛行と呼びます)を披露する専門のチーム、それがブルーインパルスです。正式名称は、宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」。青と白にカラーリングされた6機の機体が、大空で展開する一糸乱れぬフォーメーション、そしてダイナミックなソロ演技――次から次へ繰り広げられる驚異のパフォーマンスは、初めて観る人にとっては驚きの連続に違いありません。地上は大きな感動と歓喜の声に包まれます。その美しく雄大、華麗にして精密なフライトは、内外から高い評価を得てきました。これからもブルーインパルスは、「創造への挑戦」を合言葉に、より多くの人に「夢・感動」を感じていただける展示飛行を求め続けていきます。
ブルーインパルスは、その緻密な飛行技術と華麗なアクロバットで知られる日本の航空自衛隊所属のアクロバット飛行チームです。
1958年の結成(アクロバット飛行隊の発足がこの年)以来、一度目の東京五輪をはじめ、国内の航空ショーから国家的なイベントまで、多くの場でその卓越した技術を披露し、観客を魅了してきました。彼らが使用する日本製のT-4練習機は、この高度なパフォーマンスを可能にする重要な要素であり、ブルーインパルスの象徴とも言えます。
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このT-4は「ティーフォー」と呼ばれており、別称は「ドルフィン」。イルカに似ていてちっこいフォルムからこの名前がついています。福岡だと芦屋基地で訓練が行われていますし、多くの航空基地には連絡機としてT-4が配備されています。
ブルーインパルスがT-4練習機を採用した理由には、いくつかの重要なポイントがあります(ちなみに前機種はT-2)。主な理由は、T-4の性能がアクロバット飛行の要求に非常に適していること、そしてT-4が日本(川崎重工業)で設計・製造された機体であることに起因しています。
以下、勝手にざっくりT-4の特徴をまとめたいと思います。
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