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10年を、7年で生きる。:生誕日的誓い篇

林田社長が絶賛函館出張中のため、月曜ですが後藤がお届けします。
大変にワタクシゴトですが、本日で43歳となりました。
毎年たくさんの方に祝っていただき、本当にありがとうございます。

顧問先のスタッフさんにいただいたイソップ。Aちゃん毎年ありがとう(´;ω;`)
す~しゃちょーとスタッフからは、まさかのコナンメガネをもらいました…これ、たぶん来月にはお知らせできるチノアソビのあるできごとで活躍する、はず!

覚えていていただけるだけでしみじみ感謝の年となって参りましたが、徐々にWEBチケットなどを送ってもらうことが多くなりました。今日も朝から、スタバのチケットやらいただいておりまして、大変恐縮です。たぶん、みんな年齢を重ね、ギフトに対するまなざしも変わってきたということでしょう。手渡しできなくてもオンラインであげられるよね、という発見と、お財布の余裕を比較研究するとプレゼントマーケットの考察になるなぁ、せんけど。ってか誰かしてそうだけど。
あ、別に何かくださいという話ではありませんので、あしからず。

でも「何か贈ってやってもいいぜ」、と思ってくださる奇特な方がいらっしゃれば、今年はぜひ、このnote有料マガジン「チノアソビ大全」を購読応援いただけたらと思っておりますので、毎月ワンコインのお布施を賜り、かつ週に2回の林田後藤コンテクストにお付き合いをいただきますれば幸いにございます。
(そしてすでにご購読&お付き合いくださっている皆さま、本当に、本当に、いつもありがとうございます<(_ _)>)
ということで、今日は全篇無料で参ります。

POISON後藤のNO POISONな日々。

実は、ここにきてとても時間に余裕があり、レギュラーのお仕事だけでも十分に生活はできるありがたい環境です。思えば何に忙殺されていたのかと思うほど、分刻みだったこともありますが、もう後藤の時代は終わったのだなぁと思うとともに(そもそも最初からそんな時代はきていない)、今年こそ、節目だなと思っていることを今日は書いてみたいと思います。

コロナが落ち着き、やっと日常が戻ってきたような気もするけれど、確実に色んなことが変わっているこの3年。
「失われた30年」に続き、「なんだったんだあの3年」となっていますが、思い返せば後藤の誕生日・5月15日は何かとあやしい日でもあります。

2年前の投稿用画像。成長がない。
これも関係ないけど37のときの投稿。いかにネタしか考えてないかがよくわかる…

妖怪が生まれる日。

5月15日がお誕生日の著名人として、いつもネタにさせてもらっているのが
瀬戸内寂聴先生
美輪明宏先生
美川憲一先生

このお三方は外せません。

まさに3年前の投稿画像。

そう、妖怪が生まれる日なんです(失礼すぎますが誉め言葉です)。
そして遡れば515事件、沖縄返還日と、とにかく主張が激しいできごとも多く、ちょっと前ですとかの麻原彰晃が逮捕される「X DAY」もこのあたりでした。
さらに、3年前、1回目の緊急事態宣言がいつ解除になるのかもこのあたりで騒がれ、結果5月14日でした。
(こういうときのために、福岡基準ではありますが、過去のコロナの変遷をまとめた記事を作っています。あぁ便利)

10年を、7年で生きる。

という感じで、とにかく何かしらの主張が激しい日に生まれ落ちた後藤は今日で43になったわけですが、今年に入ったあたりから、「もう43(しじゅうさん、と読んでください)なのに」というフレーズを多用してきました。

30代後半くらいから、自分の年齢がわからなくなる病を発症しており、いつも1、2歳上の数字を口にしてしまっていましたが、今年は間違えることのないやう、きっちり刻んでいこうと思っています。
(ちなみに1980年生まれはとても便利で、2023年なら20と23を足せば実年齢になります。つまり、年齢か西暦を覚えていれば確実に自分の歳も西暦も言えるはずなんですね…どちらも忘れていたらどうしようもないですが)

第一回目の緊急事態宣言の解除か否かみたいなタイミングだった2020年の5月15日、後藤は40になったわけで、ここまで書くとトートロジーもびっくりなアホな文章ですが、何が言いたいかというと、なんともこの3年、何をやっていたんだろうと思うわけです。
(現実では大きなお仕事もたくさんさせていただきましたし、人生における分岐点も迎えたりしましたが、なんだかちょっとかすみがかかっている印象なのです、ということが言いたいのです。薄布一枚、目の前にかぶっているやうな。)

もうここまでくると、今日からの7年で、40代を生きる、つまり、7年で10年をとらまえるくらいの覚悟でいかないと、30代との接続がうまくいかない感覚に陥っています。

冒頭で述べた通り、現在後藤は暇をぶっこいていまして、日々することはあるのですが、とはいえ見るだけで三半規管がバグりそうな気持ち悪いスケジュールは遠い昔。
出社しないと人として見なされなかった社畜生活が嫌でフリーランスになり、ありがたいことに、平日に髪を切ろうがネイルサロンに行こうがスーパー銭湯に行こうが誰にも何も言われなくなり、仕事も自分で調整できるようになった今。
たぶん、多くの人からすると「それ、願ってた生活なんちゃうん?」というところなんですが。

どうも、物足りない。

はい、病気です。先月は、仕事で埋まってないと人間じゃないみたいな感覚もありましたが、あぁ、これは違うな、と気づきました。

様々な捉え方があると思いますが、私はコロナの3年間は、地球規模で生き物という生き物が「ふるいにかけられた期間」だったと考えています。
長い歴史を遡ると、同じように猛威をふるう何かで淘汰され、新たなものが誕生し、といったバイオリズムを繰り返しているなと感じるので、今回もそんなデフラグ=再構築の3年だったのではないかと思うのです。

そうなると、コロナ前、期せずして30代の後藤と、仮に7年で10年分を生きると覚悟した場合の後藤のここからの40代が、同じであってはいけないと思うようになってきました。生きながらえるために働くのでは、なぜ生きたいのかが見えないし、そんなことを考えている余裕もない。まぁつまり、マズローの段階のどこにいるのかも関係しますかね。

地球レベルでのデフラグを経て。

最近BBCをよく見ているのですが、イギリスのニュースはおもしろいです。というか、海外のニュースを見るのはとてもおもしろい。
「実に7年ぶりの、ビヨンセのワールドツアーが始まりました。しかし、ビヨンセの所属する事務所はしっかりした弁護士を雇っているので、皆さんにここでお見せできるのはこの数枚の静止画のみです」
とか言いながら、キャスターがビヨンセのワールドツアーの興収とテイラースウィフトの興収の比較分析をぺらぺらしゃべったりします。日本では絶対ない光景です。

というのは余談ですが、日本だけが経済の迷走に陥っているような感覚になりますけれども、イギリスも同じく物価指数で悩み、雇用問題でわめき、をしているなと…さらには現在、ウクライナ情勢もあって、軍備的な支援をどこまでするかでドイツがどう考えていて、といった話も普通に出てきます。

つまり、地球規模のデフラグで要らないものがそぎ落とされた今から、何を大事にして稼ぎ、生きていくのかは全人類の課題なのだなと思うのです。
同時に、そもそもなぜ生きるのか。もう年齢的に第三コーナーをまわっているので、次世代に残せるものは何なのか、そんなことを考えたりしています。

若手の経験値になるものまで、おじじおばばが同じ踊り場に立って牛耳ってることほどダサいものはない。かつて、20代の後藤はそんなおじおばに心の中でうんざりしながらニコニコしていましたが、ニコニコされる側にはまわりとうない!

ということで、とりとめもないですが、ここからの7年で、10年分の40代をかけ、次のフェーズで何をすべきなのかを考えながら行動したいと思っております。

そしてそんなよしなしごとを刻んでいくために、コロナのデフラグの割れ目から爆誕したのが、Podcast「チノアソビ」であり、この「チノアソビ大全」だと思っています。偶然的必然だったのだなと。
(☟アカウント増えてきたのでまとめました)

いつもSNSで思ったことは書きまくってはいます。が、チノアソビの活動は、しっかり聞いてもらうとか、ちゃんと読んでもらうための「コンテクスト」レベルのものを毎週発出するという荒行です。そんな行為に40を過ぎて挑む我々3人(ここです~さんが「僕はまだ30代…」と言いそうですが)の酔狂っぷりにぜひお付き合いいただき、一緒に思考的充実を図るリベラルアーツに熱狂して参りましょう。

ということで、この1年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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Podcast「チノアソビ」では語れなかったことをつらつらと。リベラル・アーツを中心に置くことを意識しつつも、政治・経済・その他時事ニュー…

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