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北京での「ヤングケアラー」インタビューと、これからのこと

こんにちは、佐々木です。

全然twitterを更新できておりませんでした。(定期的に閲覧はしていましたが)

それは下記の理由からでした。


こちらのnoteでも書きましたが、私は2/20から一ヶ月間、「ヤングケアラー」の問題について学生100人に調査をするため、北京に滞在しております。

(詳しい理由については、是非上記noteをご覧ください!)

インタビューの結果について


...早いもので、北京滞在も残り10日ほど。

結果からお伝えすると、現時点で約80名の中国の学生、留学生にインタビューを行いました。

当初は100人にインタビューすることをマイルストーンに設定していましたが、80人で一旦の区切りとすることにしました。これから帰国日まで新しく会う中国の学生や留学生にも話を聞きたいと思いますが、あくまで受動的なものです。自分から話しかけてインタビューすることは一旦の区切りとしたいと思います。

80人の内訳は下記の通り。

北京語言大学学生・留学生 55名
清華大学中国人学生 15名
その他中国人大学生 約9名

国籍と人数については下記の通り。

中国人29人
韓国人9人
日本人5人
アラブ首長国連邦3人
タイ人3人
モンゴル人3人
ウズベキスタン人 3人
エジプト人3人
インド人3人
アメリカ人 3人
南アフリカ人 2人
イギリス人2人
フランス人2人
スペイン人2人
バングラディッシュ人1人
スーダン人1人
サウジアラビア人1人
イギリス人1人
カナダ人1人
ドイツ人 1人
アフガニスタン人1人

インタビュー内容

①まず私の自己紹介(なるべく怪しまれないように)
②あなたの国籍、年齢を教えてください
③ヤングケアラーの説明と、インタビューの目的を話す

インタビュー開始

①あなたは何人家族ですか??
②あなたにはサポートすべき幼い兄弟、または祖父母がいます/いましたか?
→いた場合はそこを深掘って話を聞く
③あなたは「ヤングケアラー」という言葉自体を知っていましたか??
→知っていたら詳しく話を聞く
④あなたの国では、サポートをするヤングケアラー、また、サポートを受ける家族に何かしらの援助がありますか??(財政的、実際のケアの有無等)
⑤あなたの住んでいる地域で、この問題を解決するためのユニークな施策がありますか??
⑥この問題を解決するため、あなたの国では何かしらのサポートをしていますか??
⑦もしあなたが自分の国の大統領だったら、こういった問題に対してどういった解決策を提示しますか??

相手に時間があれば、ここからフリートーク

といった流れでした。

このインタビューを行っている最中、本当にいろいろなことを思い、考えました。

インタビューの最中思ったことや、ひとりひとりの調査活動について、只今noteでまとめています。

どうして80人で一応の区切りをつけることしたのか、についての理由も、この次のnoteで書きたいと思います。

帰国まで残った10日でする予定の話

私が北京に来た一番の目的は一応達成しました。
帰国まであと10日

それまでの期間何を行う予定なのかざっくりと記録しておきます。

①帰国後につながるような活動をする
今回の取り組みを踏まえ、外から日本を客観的に見てみて、より介護やヤングケアラーと関わりたいと思うようになりました。
北京滞在中からできることを考え、行動していきたいと思います。

②北京の行ってみたいところを回る。
インタビューしていた関係で、有名所の天安門や、故宮博物館、万里の長城、北京動物園等にまだ行けてません。
これから帰国まで、行けるだけ行きたいなと思います。

③北京の滞在で気づいたことや、これから北京へ留学する方に役立つような情報を発信する
1ヶ月という短い滞在だったので、皆さんに価値を感じてもらえるほどの内容かは甚だ疑問ですが、北京滞在で感じたことや、留学のあれこれを記録としてまとめておきたいなと感じております。

④日本に帰ってからする予定の仕事や活動をフライングでスタートさせる
下記に書きましたが、私は今年の4月から大学を休学する予定です。
休学中に行う予定のものは、北京滞在中でも行うことができます。
そこで、北京滞在中の空いた時間でフライングしてやっていこうと思います。

帰国後の話


私は、今年の四月から休学します。

その休学中にやろうと思っていることは下記の通りです。

①リゾートバイトで借金返済、東京復帰の種銭づくり
今発信している相続税のnoteをブログ化して発信していくこと
②Crowdworks等を使用してライティング
③プログラミング(かなり長い間中断していましたが、主に④のため、勉強を再開します)
④ヤングケアラーのコミュニティづくり
⑤Join For Kaigoで介護コミュニティづくりのお手伝い
⑧海外を見て回る
⑨本を読む、旅行に行く

①リゾートバイトで借金返済、東京復帰の種銭づくり

まず1つ目です。

休学の条件として、居候させてもらっている横浜の祖母の家を出ることと、資金的な援助は基本的になし、ということになりました。

そんな私の、中国から帰ったときの全財産は1万円くらいで、なおかつ今回の中国滞在の資金不足分を親から借り、その借金もあります....

...そして、さらに悪いことに、無職です。

...いきなり現実を見せつけられます。。

東京を離れてリゾートバイトをする意味

①無職の貧乏学生が東京で一人暮らしするのは難しいとかの次元ではなく、無理。親への借金返済、東京一人暮らしへの種銭づくりを手っ取り早くするのに、住居費、食費、交通費がかからないリゾートバイトがベストだと考えた。
②リゾートバイトと並行して、仕事がない時間を活用して、上記②〜⑥を行う予定。集中して取り組むには、物価が高く、誘惑も多い東京から離れるべきだと考えた。

今発信している相続税のnoteをブログ化して発信していくこと

今私はこのnoteともう一つ、相続について発信するnoteを書いています。

なんで相続??と思われた方は是非こちらも読んでみてください!

始めるハードル、更新頻度を上げるために、これまでnoteを使用して書いてきましたが、自分に知識がついてきた段階でブログ化して発信していきたいなと考えています。

②Crowdworks等を使用してライティングの仕事

自分が「書くこと」が苦にならない、むしろ結構好きということに最近気づいたので、クラウドソーシングでライティングのしごとをはじめました。(中国滞在中は全くできてませんが...)

これからどんどん書いていきたいと思います。

③プログラミング(制作活動までして6月末頃をめどに、インターンとして働き始めたい...!)

プログラミングは去年の夏前くらいから学習をはじめ、11月くらいでパタッと中断したままの状態になっています。こちらも中国滞在から再開し、リゾートバイトで貯めたお金と制作したものをもとに、東京でインターンを開始するのが直近の目標です。

プログラミングはいざ会社を解雇されたときに食べていくのに困らないためと、ヤングケアラーのコミュニティづくりをしていくのに不可欠になると感じたという2つの理由があります。
日本にはヤングケアラーに対して私と同じような課題意識を持っている方がたくさんいらっしゃいます。そういった方とご一緒して、コミュニティを作っていけたらなと思います。

④ヤングケアラーのコミュニティづくり
⑤Join For Kaigoで介護コミュニティづくりのお手伝い

最後になりましたが、来年一年間で個人の活動とは別に注力して行っていきたいと考えているのが、上記2つです。

どうして2つまとめたのかというと、両者が密接な結び付きを持っているからです。

祖母との生活を通して介護全体に興味を持ち、そこからヤングケアラーの問題を知り、現在の北京滞在に至ります。

この北京滞在が成功だったのかはたまた失敗だったのか、それを決めるのは帰国後の私の行動次第だと思います。

この北京の滞在で、ヤングケアラーの問題により深く関わりたいと思うようになりました。

また、ヤングケアラーだけではなく、介護業界を変えようと奮闘しているJoin For Kaigoに参画して介護業界全体のオンラインコミュニティを作るお手伝いをさせていただきたいなと考えています。

来年一年間という期間で正直どれくらいのことができるのか未知数ですが、やれるところからやっていきたいと思います。

⑧海外を見て回る

今回結構久しぶりに1人で海外に出てみて、いろいろな国の私と同世代の方と話してみて、googleの地図上に自分が日本の地図上にいないことを確認して、中国で日本のnewsアプリを開いてみて、いつもとはすこし違う感覚で物事を捉えられている自分に気づきました。

ありきたりで、かっこつけた表現ですが、日本で起きていること、見聞きしていることが全体のほんの一部分でしかないことを、ほんのすこしですが、感じました。
そして、そう感じられる自分にほんのすこし頼もしく、自信がつきました。

本格的に働きはじめ、いろいろな「常識」を教えられる前に、自分の目を通した常識を自分の中に溜め込んでおきたいなと思います。

⑨本を読む、旅行に行く

20歳を超えてから、時間がすぎるのが想像以上に早くなったと感じます。

大学に入ってから、もうすぐで3年がが経とうとしています。

恐ろしいことは、20歳の頃の自分と21歳の頃を比べると、21歳の自分のほうが、早くときが過ぎていると感じること。

小学校の頃は、あれだけときがたつのが遅く感じたのに、本当に不思議で、恐ろしいです。

「人生100年時代」といわれ、時間に対して結構余裕を持って捉えていた私ですが、同じ1年でも100歳の1年は、21歳の私の何日分に感じるのでしょうか。

これからどんどん歳を取り、

「本を読もうと思ったら、ふらっと、ちょっとそこまで旅行に行こうと思って、気づいたら1年が終わっていた」

みたいになるような気がしているので、なるべく時間に対する感性が鋭く、また時間がたくさんあるうちに、いろいろな考えに触れたり、いろいろなものを見ておきたいなと感じます。

以上、私のやりたいことをつらつらと書いてきましたが、思いつきによって変更することもあると思います。

優しい目で見守っていてください。

遅くとも日曜までにインタビューした方の詳細なインタビューの結果を上げたいと思います。

本日も読んでくださりありがとうございました。

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