READ➕ vol.12 「模倣犯3」 宮部みゆき 著

皆さんこんにちは。

佐々木です。

本日も書評を書いていきたいと思います。


〜目次〜
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[1]本日の1冊
[2]はじめに
[3]内容
[4]独断ポイント
[5]終わりに
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[1]本日の1冊
         模倣犯3  宮部みゆき 著

[2]はじめに
こちらの本は3日ほど前に読んでいたのですが、
今読んでいる「ヨーロッパ戦後史」という本がとても面白く、

すっかり書評を投稿するのを忘れていました。

こちらの本は、内容がとても濃いので、100ページで区切って書評を書いていきたいと思います。

ここ最近、noteを全然更新できていなかったので、これから再び更新頻度を上げていきたいと思います。

模倣犯は3まで読み進めたので、感想を書きたいと思います。

ネタバレしない程度に話すと、この本は2までで犯人が分かります。
私のイメージでは、長編の小説は、最後の最後まで犯人がわからないと言う印象だったので、早い段階で犯人が分かるのはちょっと拍子抜けしました。
(といっても、まだ5まで読んだわけではないので、もしかしたら犯人がまた別にいるかもしれないです)

2は、その犯人の回想がかなりを占めていたのですが、3でストーリーが動き出します。

[3]内容
それでは内容です。
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群馬県の山道から練馬ナンバーの車が転落炎上。二人の若い男が死亡し、トランクから変死体が見つかった。死亡したのは、栗橋浩美と高井和明。二人は幼なじみだった。この若者たちが真犯人なのか、全国の注目が集まった。家宅捜索の結果、栗橋の部屋から右腕の欠けた遺骨が発見され、臨時ニュースは「容疑者判明」を伝えた――。だが、本当に「犯人」はこの二人で、事件は終結したのだろうか
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...これを読んだだけでは全然何言ってるかわからないと思うので、気になる方はぜひ読んでみてください!

[4]ポイント
今回のポイントは、内容とは関係のないことについて話したいと思います。
それは、

「小説を読み、自分の頭の中でイメージしたものを、いざ現実世界で似たような光景に出くわすと、面白い感覚に陥る」

ということです。

突然ですが、私は今、長野の山奥の会員制のホテルで働きながら、稼いだお金で自分の好きな本をずっと読んでいるという、個人的にとても贅沢な時間の使い方をしております。

只今ホテルの寮に住んでいるのですが、寮から勤務先のホテルの5分間歩く間に、たくさんの別荘の横を通り過ぎます。

小説の中で、犯人たちはとある別荘をアジトにして犯罪を繰り返すのですが、小説の中で登場し、私が頭の中で連想した別荘と、私がホテルまで通勤する間にある、少し物悲しい別荘の佇まいが、とても似ているのです。

仕事が終わって、寮への帰宅途中、別荘に薄暗い明かりがついているとき、

「あの別荘の中で、小説の中で書かれていた事件の現場が、行われているのかもしれない、、」

「宮部みゆきがモデルとしている別荘は、あんな感じだったのかな」

とか、想像してしまいます。(もちろん、現実の世界では起こりえないことなのですが)

小説を読んで、その物語を通して、現実世界を見てみると、ひと味もふた味も違ったものになるかもしれません。

映画のイメージや、実際に撮影で使用された場所を訪れることが世界を追体験しようということをする人がおり、私は前までそのことについては、

「別に行っても変わらないんじゃないか」

とおもうことがありましたが、とても意味のあるものなのかもしれません。


[5]終わりに

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。










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