READ➕ vol. 6 「自分の小さな箱から脱出する方法 」

皆さんこんにちは。

佐々木です。

今年も残すところ20日を切り、2018年のカウントダウンも本格的に始まりましたね。

「20歳を超えるとあっという間」と周りからよく言われましたが、21歳を超えてからほんとに時間が経つのが早く感じられ、言いようのない焦りと切なさを感じております。

...それでは本日も書評を書いていきたいと思います。

〜目次〜
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[1]本日の1冊
[2]はじめに
[3]内容
[4]独断ポイント
[5]終わりに
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[1]本日の1冊  
                          「自分の小さな「箱」から脱出する方法
                               アービンジャー インスティチュート  著
                           <amazonで購入する>
                              (この本のkindle版はないようです。)

[2]はじめに
本日紹介する本は、アービンジャー・インスティチュート の
 
      「自分の小さな「箱」から脱出する方法

という本です。この本は、10年以上前に発行されたかなり古い本ですが、内容は全く普遍的なものだと個人的には思います。

著者欄には"アービンジャー インスティチュート"と書かれおりましたが

amazonの著者紹介ページには
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アメリカ・ユタ州に拠点を置く研究所。
哲学者T.ウォーナーが創設メンバーに加わっていたという異色の集団。
現在ではビジネス、法律、経済、哲学、教育、心理学の専門家が一堂に会し、
組織内にある人間関係の諸問題を解決することによって収益性を高めようという
独自のマネージメント研修やコンサルティング業務を行なっている。
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と書かれておりましたので、これは個人が書いたというより、研究所の複数のメンバーで書かれたものかもしれません。

[3]内容

それでは内容です。
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世界150万部の不朽の名作!
テレビ東京「モーニングサテライト」の「リーダーの栞」にて紹介されて大反響!
Google、Apple、Microsoftなどなど、数々の有名企業が研修に採用!
ラグビー日本代表、五郎丸選手も推薦!
身の周りの人間関係はすべて自分が原因で引き起こしている。
それこそが、本書のいう「箱に入っている状態」である。

「どうして彼は問題ばかり起こすのか?」
「なぜパートナーは勝手なことばかり言いだすのか?」

こうした問題を、私たちは「相手の問題」と考えがちだが、本当の問題は「自分」にある。
読み進めるうちに、家庭や職場での人間関係を深め、十分な成果を出す環境を作る方法を学べる。
世界的ベストセラーであり、日本でも25万人が読んで大反響を巻き起こした名著。
続編は、よりビジネスに特化した『管理しない会社がうまくいくワケ~自分の小さな「箱」から脱出する方法 ビジネス篇』として、2017年に刊行されている。
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...なんだか説明欄は安物の自己啓発本感がすごいですが、中身はかなり本質的なこと言ってます

この本は、前勤めていた会社で親しくさせていただいた方に教えていただいた本です。会社をやめてからしばらく会っていなかったのですが、一週間前ほどにたまたま一緒にごはんを食べる機会がありました。

その時私はある悩みがありました。それは、

会社でも学校でも「部下」、「後輩」ができたが、その管理が全くできていない、また私はほとんど怒らない性格なため、後輩から舐められることが多々あるということです。

そんな悩みを会社の先輩に話した時、教えてもらったのがこの本でした。


この本について、とても詳しく、丁寧にまとめてくださっている方の書評・要約があったので引用させていただきたいと思います。

...あ、今

「お前めんどくさがって、人の書評パクってんじゃねえよ」

って思った方いらっしゃったのではないでしょうか。

その気持ち、よくわかります。
私も同じ場面に遭遇したらまっさきにそう思ってると思います。

...でも、引用させていただいたのにはわけがあって。

なんというか、とても本質的なこと言っており、衝撃を受ける本ではあるのですが、内容を誰かに話してみようと思ったら、整理して話すのが難しく、衝撃的に言葉が何も出てこない...

という状態に陥る本で...

すでに図書館に返却しているのもあり、要約を拝借させていただくことにしました。

自分が箱の「中」にいるのか「外」にいるのか常に意識し、相手目線で物事を考える「箱の外」の人間になろう

ということをいっている本だと思います。

相手を自分と同じ人と捉える「箱の外」にいる時は、他人になにかしてあげたいと思うものですが、反対に、他人を厄介者と捉え、単なるもののように捉えている状態が、「箱の中」ということになります。

筆者は、夜中に赤ん坊が泣き出した例を出して説明します。
自分が起きてあやせば妻は寝ていられますが、その行動を取らないと、妻を怠け者でひどい母親だと考え出す。その引き金となっているのは「自分への裏切り」だということです。

誰しも自己を正当化する強力なイメージを持っており、自分を非難する人がいた場合にも無意識のうちに、箱の中に入ってしまう

...といった内容のことがストーリー仕立てであの手この手で説明されております。

書いてあることは、そこまで難しいことではなく、同じことを同じことをあの手この手で繰り返し書いてあるので人によっては冗長に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

では、なぜ私がこの本が良い本だと思うかというと、

日々の生活と密接に関わっていると思うからです。

例えば私の今日一日を振り返ってみても、

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・電話の電波が悪くて相手の声が全然聞こえず、イライラ。
・横でパソコン使ってる人のタイピングがうるさくてイライラ。
・遅くまで大学で勉強し、疲れた状態で混雑している電車に乗り、立っていた時。たまたま前の人が降り、「ラッキー!!」と思って座ろうと思ったらすかさず横で立っていた人に席を座られてしまってイライラ。
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挙げたらキリがないのでこのへんでやめますが、

そうなのです。

私達は日々の生活の中で、自分を肯定し、自分の箱の内側に入ってしまうことは毎日あります。

皆さんも今日一日を振り返ってみてください。該当したことが会ったのではないでしょうか?

これは、頭が悪いから、とか、貧乏だからとかそんなことは関係なく、人間だったら誰しもが持っている感覚だと思います。

でもそれは、食べられたり、裏切られたりしながら長い間人類が生存してきた上で、自然と備わった強力な力だと思うので、ある種、当然だとも言えます。

この力は強力で、無意識のうちに発揮されてしまうことがおおい。

それではそこを改善するにはどうすればよいのか。

筆者なりの答えが知りたい方は是非、一度本を手にとって見てください。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。




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