Newspicksの司会の人の聞き方がすごい
みなさん、こんにちは。
佐々木です。
本日newspicksの学生向けイベントに参加してきたのですが、司会を務めてらした佐藤留美さんについて、とても印象的なことがありましたので、シェアしたいと思います。
この方はNewsPicksの副編集長ということで、今回のイベントで初めて知りました。
Newspicksは新しいことをどんどん取り入れ、個人的にとても面白いメディアだなと思っており、学生向けにも大変豪華な講演会を開催してくれるので、大変ありがたく感じています。
さて、佐藤さんですが、何が1番すごいかというと、ゲストの方と話している最中定期的に観覧の学生の方を見るんですね。それで、内容や質疑応答について反応を確認しているようなのです。
(はじめに断りますが、これは勝手な憶測です。佐藤さん本人に直接聞いたわけないので悪しからず)
普通(私が知る限りですが)、こういう類の講演会は、ゲストの方は聴衆の方を見ていて、司会者はゲストの方を見ているタイプのものが多いのですが、その時
モデレーターの方とゲストの方が前からの知り合いであることがかなりあり、壇上に上がってる人の間だけで盛り上がってしまうことがあります。
そうすると、肝心の聴衆が内容をキャッチアップできなくなり、その結果何が起こるかというと、聴衆の集中力が続かなくなってしまうのです。
おそらく佐藤さんは、
「この講演は、誰のためのものだろう」
ということを常に考えているのだと思います。
だから企業の方があまり話したくないが、学生が聞きたがっている話題をゲストの方に振ることもあえてしている。
これだって、ゲストの方はnewspicksからしたら「お客さん」に当たるわけなので(もちろん学生もお客さんですが)、あまり込み入ったことは話したくないはずです。
本人からしたら、普段から無意識のうちにやっていることなのかもしれないですが、率直に、「プロだなあ」、「かっこいいなあ」と思いました。
こういう講演会の時の司会って、あまり注目されないですが、個人的にはゲストよりも高度なことをやっていると思います。
なぜなら、人間は自分の話を語るのは好きで、いつまでも話していられるものなので、ゲストで呼ばれた方は
文字通り「ゲスト」なので、自分の思ったことを話していればよい、
それに対して司会の方では、
•聴衆が聞きたがっていることを探る
•ゲストと自分の意見が食い違った時、どこで議論をストップさせるか
•ゲストは往々にして自分の言いたいことや、自社、または自分自身の経歴、自慢も含めて話したがり、そこで話が脱線しないように話を展開させなければならない
からです。
佐藤さんはそれに対して
聴衆(今回の場合は学生)が何を考えているのか、質問をした後に学生の方を見て逐一反応を確認していた
ゲストと意見が食い違った時、一度自分の意見を言い、それに対してゲストが何かを言った後はほぼ必ず同意したり、他の方に話を振るなどして、話が変な方向にそれることを避けていた。
話が脱線しそうなときも相手の気持ちを害さないようにやんわりと軌道修正させていた
相手の話を聞きながら、相手に相槌をしながら、前の大きなスライドを見て次の質問を考えていた。
普段司会の方やインタビューをする人にスポットライトが当たることはないですが、実はすごい高度な仕事なのかもしれません
読んでくださりありがとうございます。
この内容は思ったことを10分くらいでわっと書いたので、誤字脱字があるかもしれませんが、すぐアウトプットしたかったので、あえて、スピード重視で書いています
また後で修正を加えたいと思います。
すみません。
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