READ➕ vol.10 「模倣犯1」(宮部みゆき)

皆さん、こんにちは。

佐々木です。

突然ですが、皆さんは無性に小説を読みたくなったことはありませんか?

きっと同意してくださる方もいらっしゃるはず!

かくいう私も、少し前にその感情に取り憑かれ、他のことが何も手につかなくなってしまいました。

小説、それも長編のものが無性に読みたくなり、ネットで色々調べてみることに。

そのときに、宮部みゆきさんの「模倣犯」と言う本を知りました。

それでは本日も書評を書いていきたいと思います。
(※ネタバレはしてないので、お付き合いいただければと思います。)

〜目次〜
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[1]本日の1冊
[2]はじめに
[3]内容
[4]独断ポイント
[5]終わりに
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[1]本日の1冊
       模倣犯 宮部みゆき  著


[2]はじめに
宮部さんの人気、知名度は言わずもがなで、特に、「ソロモンの偽証」や「火車」なんかが有名です。(その他にもいろいろあるのですが)

「ソロモンの偽証」は小説は読まず、映画で見て衝撃を受け、それから何度も見たほどでした。

この「模倣犯」もかなり有名作品らしかったのですが、お恥ずかしながら、調べてみて初めて知りました。

[3]内容
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墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった――。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕!
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著者経歴△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
宮部みゆき
1960年生まれ。東京都出身。
東京都立墨田川高校卒業。
法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。
1992年 「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞長編部門、
同年「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞。
1993年 「火車」で第6回山本周五郎賞。
1997年 「蒲生邸事件」で第18回日本SF大賞。
1999年 「理由」で第120回直木賞。
2001年 「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞 、
第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。
2007年 「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞。
2008年 英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award 受賞。△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

[4]独断ポイント
始めに言っておきますが、この本は単行本5冊で構成されており、どれも400~500ページある長編ものです。

これまでの私の数少ない読書経験から、長編の小説は物語の進みが遅かったり、急に場面が変わってついていくのが大変だったりします。

私の堪え性のなさから、そういったたぐいの小説(古典的小説など)はこれまでことごとく挫折しておりました。

宮部みゆきだから多分面白いだろう、と思いつつも、一方では
「1冊500ページとかあって、それが5冊も続く小説ってこれまであんま読んだことないし、また同じことになるのでは」という感情がずっと頭の中にありました。

...1冊目を読み終えた感想としては、全くの杞憂でした。

むしろ、

「次はどうなるのだろう、次は...」

という感じでずっと読み進めてしまいました。深夜一時くらいで寝なきゃと思いながらもなかなかやめられず、結局4時くらいまで読見進めました。

ある種の中毒のような感じ。

もし私が感じた感覚が、例えば薬物をやっている方やその他中毒性のあるもののそれと同じだった場合、なんとなくその気持が分かるような気がします。

これはなぜなのかと考えてみた結果、話の展開が早いのと、ページ数の割に登場人物が少なめなため、話の展開に置いていかれることが少ないからかなと思います。

小説の書評では、ネタバレになるのが嫌なので、詳しい話は書きませんが、とにかく一読して見ることをおすすめします。



[5]終わりに
年末、実家に帰った時や、特にすることがない時などにおすすめです。

※前日の寝不足に急に襲われ、ちょっと眠たい中で書いておりますので、支離滅裂なこと言ってたらすみません。
また頭がしっかり働いているときに修正したいと思います

ここまで読んでくださりありがとうございました。


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