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給料明細を見てみよう(法定控除編)

給料明細を、じっくりと見たことはあるでしょうか?

今回は、給料から差し引かれる(控除)ものについて、主に4つあるとういうことを説明します。ざっくりとしたイメージを持ってもらいたいので、詳しい説明はできるだけ省略します。それぞれが全く別物なんだよと感じていただければと思います。

1.所得税

国に収める税金です。給料に所定の税率をかけて控除されます。最終的に、年末の一年間の所得を精算して、その年に支払うべき年間の税金額が確定します。よく聞く年末調整ってヤツです。

2.住民税

地方に収める税金です。前年の収入に応じて、年間の税金額が決定され、毎年6月から翌年の5月にかけて給料から控除されて支払います。完全後払いなので、退職したら、市区町村から請求がきます。ひえぇ〜。

3.社会保険料

健康保険料と厚生年金保険料と介護保険料(40歳以上)の3種類あります。給料明細の中では、それぞれの項目に別れており、控除額も違います。両方を合わせて、社会保険料と言いいます。毎年、4月5月6月の給料の給料の平均額から支払うべき金額が決まります。

4.雇用保険料

万が一の失業に対しての保険料です。給料に所定の保険料率をかけて控除されます。計算が一番簡単。

5.補足

 さらに、会社によっては、組合費など給料から差し引かれる場合もあります。

このように、控除額の計算方法を知っていれば、節税対策(保険料も含めて)ができるようにるかもしれません。また、転職された時の最初にもらう給料明細は、注意して見た方がいいと思います。

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