「ネパールでぼくらは。」

写真家の幡野広志さん、そして、古賀史健さん、浅生鴨さん、田中泰延さん、永田泰大さんがネパールを旅した記録の往復書簡の様な連載。

ネパールでぼくらは。

僕は幡野さんにはお会いしたことは無いのだけれど、彼の写真や文章には僕の(もちろん他の人も)心の底をじんとあったかくする魔法の様な魅力を感じていて、好きな写真家のひとりだ。彼の本も良いし、cakesで連載中の「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。」(←こちらもオススメ)にはその視点の鋭さと表面的ではない本質的な優しさに毎回舌を巻いて唸っている。


田中さんのことも浅生さんも僕はファンなのだけど、それはここでは割愛。

95年、20歳になったばかりのころにネパールのカトマンズとエベレスト街道を旅したこともあって、この連載は最初から読んでいて、毎回毎回傑作なんだけれど、
今日のこの

「#106
いっしょにこの旅を過ごしたから、
そして、この旅について長く書き、
たくさんの文字を費やしたからこそ、
ようやく言えることがある。
今日のようなことは、すっとは書けない。
旅の終わりに、ようやく書けた、
幡野広志さんについてのこと。」

は、とりわけ心に刺さった。
こんな素敵な人たちが素敵な関係を結んでいる。それだけで本当に素晴らしい。

「ネパールでぼくらは。」
https://www.1101.com/nepal/index.html

いただいたお金は次なるステップか子どもの本なんかに使わせてもらおうと思ってます。謝謝!